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防水ラジオはどれを選ぶ?アウトドアと防災で変わる条件

売り場に並ぶ防水ラジオの箱には、IPX4、IPX5、IPX7といった表記が小さく印刷されています。

防水ラジオ選びは、このIPの防水等級と、電気をどこから取るかの2点でほぼ決まります。

IPX4はあらゆる方向からの水しぶきまでが対象で、湯船やキャンプ場の川に落とすことは想定されていません。

一方で、停電が何日も続く場面では、防水性能より乾電池や手回し充電で動き続けられるかが先に問われます。

同じ「防水ラジオ」でも、お風呂で聴くのか、山や海辺で使うのか、非常持ち出し袋に入れるのかで、必要な条件は入れ替わります。本記事では、IPX4とIPX7の境目と、乾電池と手回し充電のどちらを選ぶかを解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防水ラジオが「防水なのに鳴らなくなる」原因

浸水は、本体の継ぎ目より開け閉めする場所から起きます。防水ラジオの本体は、筐体(きょうたい:外側のケース部分)の合わせ目をゴムのパッキンで閉じて水を止めていますが、電池ふた、USBの充電端子、イヤホン端子の3か所はどうしても開口部として残ります。

IPの防水等級は、これらのふたや端子キャップをきちんと閉じた状態で試験した結果です。

充電中にキャップを開けたまま浴室に置いたり、電池ふたのパッキンに砂や髪の毛が挟まったまま閉めたりすると、表記の性能は前提から外れます。

箱にIPX7と書いてあっても、閉じ方が甘ければ水は入ります。

表記の種類にも注意が必要です。

IPの数字を書かずに「生活防水」とだけ記載している製品は、どこまで耐えるかの基準がメーカーごとに異なります。

また、表面に撥水加工をしただけの製品は水をはじくだけで、隙間からの浸水は防げません。

防水と撥水は別物なので、仕様表で「IPX◯」の表記があるかを最初に確かめてください。

この考え方はイヤホンでも同じで、防水イヤホンのIPX表示で見落としやすい点で解説しています。

防水ラジオを選ぶときに見る4つの条件

4つの条件のうち、等級と電源の2つで候補の大半が絞れます。残りの受信バンドと付加機能は、使う場面が決まってから比べれば足ります。

IPの防水等級と防塵(ぼうじん)の数字

IPの後ろの1桁目が砂やほこりへの強さ、2桁目が水への強さを表します。

水については、IPX4が水しぶき、IPX5が噴流水、IPX6が強い噴流水、IPX7が一時的な水没(水深1mで30分)までで、IPX8は継続的な水没を想定し、具体的な条件はメーカーが定めます。

浴室で湯がかかる程度ならIPX4でも想定の範囲内ですが、落として沈む可能性がある場所ではIPX7以上が目安です。

1桁目が6なら粉じんが内部に入らない「耐塵形」なので、海辺や河原の砂が気になる人はIP67のように両方の数字がそろった表記を探してください。

電源と充電の方式

乾電池式、USB充電式、手回し発電、ソーラー充電の組み合わせで選び方が変わります。

乾電池式は替えの電池さえあれば動き続けますが、電池ふたという開口部が増えます。

USB充電式は端子キャップの閉め忘れが浸水の入り口になりやすく、内蔵電池は年数とともに容量が減ります。

防災用途なら、乾電池と手回し発電のように2種類以上の電源を持つ製品のほうが、停電中に止まる心配が小さくなります。

受信バンドとイヤホン端子の扱い

AM・FM・ワイドFMのどれを受信できるかは製品によって異なります。

ワイドFMはAM局の番組をFMの周波数で聴ける仕組みなので、AMが入りにくい建物の中では受信の選択肢が広がります。

イヤホン端子は避難所で周囲に音を出さずに聴くときに役立ちますが、イヤホンを挿している間は端子キャップが開いているため、その間は防水性能に頼れません。

Bluetooth再生とワイヤレス機能の有無

Bluetoothに対応した防水ラジオは、スマートフォンの音楽をワイヤレスで再生するスピーカーとしても使えます。

お風呂やキャンプでは便利な一方、防災用途では電池の減りが早くなる機能でもあります。

ラジオの連続再生時間とBluetooth使用時の連続再生時間が別に記載されている場合は、両方の数字を確認してください。

タイプ別に見る防水ラジオの比較

防水ラジオは、使う場所を前提にした4つのタイプに分けると比べやすくなります。表は製品の傾向をまとめたもので、等級や電源の組み合わせは個別の仕様表で確かめてください。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
お風呂用ラジオ筐体のパッキンで水しぶきを防ぐ浴室・洗面所・キッチン水しぶき対応の表記なら水没は想定外
アウトドア向けラジオパッキンと端子キャップで水没や砂を防ぐキャンプ・釣り・海辺キャップの閉め忘れで性能が前提から外れる
防災ラジオ(手回し・ソーラー付き)雨に濡れても使えることを想定した構造停電・避難・非常持ち出し袋防水等級の表記がない製品もある
Bluetoothスピーカー兼用ラジオスピーカー部と端子をパッキンで閉じるお風呂やアウトドアで音楽も聴くワイヤレス再生中は電池の減りが早い

防災ラジオは手回し発電やライト機能を優先した設計が多く、防水については仕様表に等級の記載があるかで差が出ます。雨の中で使う可能性があるなら、防災ラジオの中でもIPの表記がある製品を選んでください。

お風呂・アウトドア・防災で変わる防水ラジオの選び方

お風呂で聴くなら水しぶき対応と置き場所

浴室ではIPX4以上を目安に、湯船の縁ではなく棚や壁際に置ける大きさかを先に見てください。

吸盤やフックで固定できる形なら落下の心配が減ります。

浴室で使う機器全般の注意点は、浴室テレビの防水を過信しないための設置条件で解説しています。

キャンプや釣りなら水没と砂への強さ

水辺では落とす前提で考え、IPX7以上、できれば防塵の数字もそろったIP67のような表記を優先してください。

持ち運び用のストラップ穴があると、テントのポールや荷物に吊るして地面の砂から離せます。

音楽も聴きたいならBluetooth対応を選び、連続再生時間の長さも合わせて比べます。

防災用として備えるなら電源の数

停電時は充電できる場所が限られるため、乾電池と手回し発電、あるいはソーラー充電のように電源を2つ以上持つ製品を選んでください。

スマートフォンへ給電できる製品もありますが、手回しで得られる電力は限られます。

スマートフォン側の濡れ対策は耐水性能で比べるスマホ防水ケースの選び方で解説しています。

防水ラジオを買ってから後悔しやすい点

パッキンは消耗品です。

ゴムは時間とともに硬くなったり細かなひびが入ったりするため、数年前に買った防水ラジオが新品時と同じ防水等級の値を保っているとは限りません。

電池ふたを開けるたびにゴムの表面と溝を目で確かめ、砂やほこりを拭き取ってから閉めてください。

海水や泡の多い入浴剤にも注意が必要です。

海辺で使った後は塩分が残ると端子やパッキンを傷めやすいので、端子キャップを閉じたまま真水で流し、乾いた布で拭いてから保管します。

ただし真水で洗えるのも、その製品の防水等級が水をかける使い方を想定している場合に限られます。

防災用に買ったまま長く保管すると、内蔵電池は放電し、乾電池は液漏れを起こすことがあります。

乾電池式なら電池を抜いて別に保管し、充電式なら数か月に一度は充電して動作を確かめてください。

連続再生時間の数字は、ある音量や条件で測った値であることが多く、Bluetoothやライトを同時に使えば短くなります。

よくある質問

IPX4の防水ラジオは湯船に落としても大丈夫ですか

IPX4はあらゆる方向からの水しぶきまでが対象で、水没は想定されていません。湯船に落とす可能性がある使い方なら、一時的な水没に耐えるIPX7以上を選んでください。

イヤホンをつないだまま浴室で使えますか

イヤホン端子のキャップが開いた状態になるため、防水性能は前提から外れます。

浴室では本体のスピーカーで聴くか、別途防水対応のワイヤレスイヤホンを使ってください。

イヤホン側の選び方は等級と使用シーンで比べるワイヤレスイヤホンの防水で解説しています。

防災ラジオにも防水性能は必要ですか

必要です。

避難中は雨の中で移動したり屋外で待機したりする場面があり、濡れて鳴らなくなれば情報を得る手段が減ります。

手回し発電などの電源に加えて、IPの防水等級の表記があるかを確かめてください。

防塵の数字は気にしたほうがいいですか

海辺や河原、キャンプ場で使うなら確認してください。

砂がパッキンに挟まると閉じきれなくなり、防水性能まで下がります。

浴室や室内だけで使うなら、優先度は防水の数字より下がります。

まとめ

防水ラジオは、IPの防水等級と電源の取り方で選びます。そのうえで、防塵の数字、受信バンドとイヤホン端子、Bluetooth再生の有無を使う場面に合わせて比べてください。

お風呂ならIPX4以上と置き場所、アウトドアならIPX7以上と防塵の数字、防災なら乾電池と手回し発電のように2つ以上の電源を優先します。

どのタイプでも、端子キャップと電池ふたを閉じて初めて表記どおりの性能になります。

ぜひ本記事の条件を参考に、自分が使う場所で落としたとき、停電したときを想定して防水ラジオを選んでください。

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