防水シート洗濯機の敷き方|失敗しない設置手順と注意点
防水シートを敷いたのに、洗濯機の4本の脚のうち1本がシートの端に乗りかかっていて、そこにできた段差から床へ水が回っていた。防水シートは床の面を覆うだけの道具なので、脚が端に乗る、壁際にすき間が残るといった敷き方のずれがあると、どれだけ水を通さない素材でも浸水は止まりません。
敷く作業そのものは単純ですが、洗濯機を動かす前に電源プラグと接地線(アース線)を外し、給水栓を閉めるところまでが準備に入ります。本記事では、4本の脚をすべて防水シートの内側に収める位置合わせと、敷いたあとの試運転での確かめ方を解説します。

なんでも防水したい編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
洗濯機に防水シートを敷く前の準備と設置場所の条件
用意するのは防水シート本体と雑巾、乾いた布、メジャーの4つです。洗濯機は1人で持ち上げると脚やホースを傷めやすく、腰も痛めるので、できれば2人で作業してください。
最初に測るのは、洗濯機の脚の外側同士の幅と奥行きです。
本体の外寸ではなく脚の位置で測るのは、防水シートが受け止めたいのが脚まわりと本体下に落ちる水だからです。
防水シートの寸法がその幅と奥行きより広いかを、製品の表示で確かめてください。
寸法は製品ごとに異なり、狭いものを選ぶと脚が端に乗ってしまいます。
設置場所の床は、平らで乾いている状態にしておきます。
濡れたまま防水シートで覆うと、シートの下に湿気がこもり、床材の傷みやにおいの原因になります。
排水口の位置も先に見ておき、防水シートで排水口をふさがない配置になるか確認してください。
安全面では、電源プラグを抜くときは乾いた手で、コードではなくプラグ本体を持って抜きます。
接地線がつながっている場合は、プラグと一緒に外しておきます。
給水栓を閉めずにホースを外すと水が噴き出すので、閉めてから作業を始めてください。
洗濯機用防水シートの敷き方の手順
電源プラグと接地線を外し、給水栓を閉める
コンセントから電源プラグを抜き、接地線も端子から外します。
続けて給水栓を閉め、給水ホースを外してください。
ホースや本体に残った水が出ることがあるので、雑巾を下に置いておくと床を濡らさずに済みます。
この工程を飛ばして洗濯機を動かすと、コードやホースが引っ張られて抜けたり、接続部を傷めたりします。
洗濯機を動かして床を掃除し、乾かす
洗濯機を少しずつ前に引き出し、設置場所の床を拭いてから乾いた布で水気を取ります。
長く置いていた場所ほどほこりや糸くずがたまっていて、その上に防水シートを敷くと表面に凹凸が出ます。
凹凸のある防水シートは脚の下で浮きやすく、洗濯機のガタつきにつながります。
防水シートを位置合わせして敷く
防水シートを広げ、壁際や排水口との位置関係を見ながら置きます。
折り目や巻きぐせが残っている場合は、手で伸ばして平らにしてから位置を決めてください。
壁側を先に合わせておくと、洗濯機を戻したあとに奥側のすき間ができにくくなります。
洗濯機を戻し、4本の脚が防水シートの内側に収まっているか確かめる
洗濯機をまっすぐ持ち上げて戻し、引きずらずに下ろします。
引きずると防水シートがよれて、脚の下に折れ目ができます。
下ろしたら4本の脚をそれぞれのぞき込み、どれも防水シートの端に乗っていないかを見てください。
1本でも端にかかっていれば、もう一度持ち上げて置き直します。
接地線とホースをつなぎ直し、試運転する
接地線を端子に戻してから電源プラグを差し込み、給水ホースをつないで給水栓を開けます。
順番を逆にして接地線を後回しにすると、つなぎ忘れたまま使い続けることになりかねません。
最後に短いコースで試運転し、給水・排水の間に洗濯機が揺れないか、防水シートの上に水が出ていないかを確かめてください。
防水シートを敷いた洗濯機で起きやすい失敗と直し方
運転中に洗濯機がガタつく
脚の下に防水シートの折れ目やほこりの粒が入り、4本の高さがそろっていないときに起きます。
洗濯機を持ち上げて防水シートを伸ばし直し、床と防水シートの間に異物がないかも見てください。
それでも揺れるなら、洗濯機本体の水平調整を取扱説明書に沿って行います。
防水シートの端から床に水が回っている
防水シートの寸法が足りないか、敷く位置が手前や横に寄っているのが主な原因です。
壁際に寄せたつもりでも、洗濯機を戻すときに押されてずれていることがあります。
位置を合わせ直しても届かない場合は、脚の外側同士の寸法を測り直して、より広い防水シートに替えてください。
防水シートがずれて脚がはみ出す
運転中の振動で少しずつ動き、気づくと脚が端に寄っているケースです。
敷いた直後だけでなく、数回使ったあとにも脚の位置をのぞいて確かめてください。
床が滑りやすい素材の場合は、防水シートの裏面が滑り止め加工されている製品を選ぶとずれにくくなります。
洗濯機の防水シートを交換・敷き直しする目安
交換の時期は製品によって異なるので、製品の表示に従ってください。
表示がない場合は、見た目の変化で判断します。
表面のひび割れ、端の反り、脚の跡が深く残って戻らない状態は、防水シートが水を受け止めきれなくなっているサインです。
汚れは、洗濯機を動かせるときに拭き取っておきます。
水や洗剤がたまったまま放置すると、防水シートの上でぬめりやカビが出やすくなります。
拭いたあとは乾かしてから洗濯機を戻し、そのたびに4本の脚の位置も確かめ直してください。
防水シートでは受け止めきれない量の水漏れが心配なら、縁の立ち上がりがある防水トレイを使う方法もあり、寸法と素材の選び方は洗濯機防水トレイのサイズと素材の決め方で解説しています。
屋外・ベランダの洗濯機で防水シートを使うときの注意
屋外やベランダに洗濯機を置く場合、防水シートが守るのは床の面だけです。上から降る雨は洗濯機本体にかかるので、屋外に置ける機種かどうかを取扱説明書で確かめたうえで、洗濯機カバーで本体を覆ってください。
屋外では、コンセントまわりも雨が当たる設置場所になります。
屋外用の防水カバー付きコンセントを使い、電源プラグを差したまま雨ざらしにしないでください。
接地線は屋内以上に省略せず、必ずつなぎます。
屋外配線の部品をどの等級で選ぶかは屋外配線で見るIP等級の目安で解説しています。
よくある質問
防水シートだけで洗濯機の水漏れは防げますか
床が直接濡れるのは防げますが、水漏れそのものは止まりません。
防水シートは縁が立ち上がっていない製品が多く、量が多いと端から床へ流れます。
水漏れに気づいたら、給水栓を閉めて原因を確かめてください。
防水シートをダブルで重ねて敷いてもいいですか
重ねると防水シート同士が滑り、洗濯機の振動でずれやすくなります。
厚みが出て脚の高さがそろいにくくなる点にも注意が必要です。
1枚で寸法が足りない場合は、重ねるより、より大きい防水シートに替えるほうが確実です。
洗濯機を動かさずに防水シートを差し込めますか
脚の位置を目で確かめられないので、端に乗ったまま気づかないことがあります。電源プラグと接地線を外し、給水栓を閉めてから一度洗濯機を引き出し、平らに敷いてから戻してください。
まとめ
洗濯機の防水シートは、敷く素材よりも位置合わせで結果が分かれます。
脚の外側同士を測って寸法の足りる防水シートを選び、乾いた床に平らに敷いて、4本の脚がすべて内側に収まっているかを戻したあとに確かめてください。
電源プラグと接地線を外し、給水栓を閉めてから作業する手順も省かないようにします。
屋外やベランダでは、防水シートに加えて洗濯機カバーと防水カバー付きのコンセントで、床以外の部分も雨から守る必要があります。ぜひ本記事の手順を参考に、洗濯機の防水シートを敷き直してみてください。



