車のシートカバーをサーフィン後も防水にしないとなぜダメか
海から上がり、ウェットスーツを脱いだだけの体で運転席に座ると、帰り道の1時間で座面の奥までじっとり湿ります。
サーフィン後に使うシートカバーは、生地の裏まで水を通さない防水タイプかどうかと、縫い目や側面まで覆えるかどうかでほぼ決まります。
表面で水をはじくだけの撥水タイプは、濡れた体重がかかり続けると水が生地を抜けていきます。
車のシートは一度染みると、乾いたように見えても中に塩分が残ります。本記事では、生地の裏面にある防水層の見分け方と、濡れた体で座る日に覆っておきたい座面の範囲を解説します。

なんでも防水したい編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
サーフィン後の濡れが車のシートに残り続ける理由
車のシートは、表面の布やレザーの下に厚いウレタンのクッションが入った構造です。
表面から入った水はこのクッションに吸われ、布の表面が乾いても内部は湿ったまま残ります。
座面は通気がほとんどないため、晴れた日に窓を開けて走っても奥までは乾きません。
サーフィンの場合、水が真水ではなく海水であることが事情を悪くしています。
水分が抜けても塩分はクッションの中にとどまり、空気中の湿気を吸っては湿り直すので、においやカビの原因になります。
シャワーで体を流してから乗っても、髪やボードショーツから落ちる水には塩分が残っています。
「防水と書いてあったのに座面が濡れた」という失敗は、たいてい2か所から起きます。
1つは生地そのものが撥水どまりで、体重で押されて水が抜けたケースです。
もう1つは縫い目やすき間で、防水の生地を使っていても、針穴やシートの側面、背もたれとの境目から水が回り込みます。
シートを守るには、この2か所を両方ふさぐ必要があります。
サーフィン向け防水シートカバーを選ぶ4つの軸
撥水か防水か:生地の裏面を確かめる
防水シートカバーの生地は、表面に撥水加工をしただけのものと、裏面に水を通さないコーティングや層を持つものに分かれます。
撥水は水滴を転がすだけで、濡れた体で長く座る使い方では浸水を防げません。
商品説明で「撥水」とだけ書かれているなら、サーフィン後の用途には不足していると考えてください。
裏面の加工が明記されているかどうかが、最初の見分けどころです。
覆う範囲:座面と背もたれの境目まで届くか
濡れた背中は背もたれに、太ももは座面の前端に当たります。
座面だけを覆う簡易的なものだと、背もたれとの境目に水がたまり、そこから内部へ染みていきます。
座面・背もたれ・側面を一枚でつなげて覆えるかどうかを見てください。
固定方法:乗り降りでずれないか
ゴムバンドやフックで留めるタイプは、乗り降りのたびに少しずつずれ、すき間からシートが露出します。ヘッドレストに通すループと、座面のすき間に差し込む固定具の両方があると、ずれにくくなります。
収納と乾かしやすさ:使わない日の扱い
サーフィン後の防水シートカバーは、海水を受けたまま放置すると生地そのものが傷みます。
外して真水で流し、干して乾かすまでが手入れの1セットです。
取り外しが簡単で、たたんで小さく収納できるものなら、帰宅後の手入れを続けやすくなります。
背面に収納ポケットがあるタイプは、濡れたものを入れると乾きにくくなる点に注意してください。
車用防水シートカバーのタイプ別比較
同じ防水シートカバーでも、形と固定の仕方で守れる範囲が変わります。タイプごとの違いを表にまとめました。
| タイプ | 防水の仕組み | 向いている場面 | 弱点 |
|---|---|---|---|
| 敷くだけの防水シート | 座面に防水生地を置くだけ | 着替え済みで少し濡れが残る程度の日 | ずれやすく、側面と背もたれは覆えない |
| 被せる汎用タイプ | 座面から背もたれまでを一枚で包む | 濡れた体で毎回座る使い方 | 車種によってはたるみやすき間が出る |
| 車種専用タイプ | シート形状に合わせて全面を覆う | 付けっぱなしで常時使う場合 | 着脱と洗濯の手間が大きい |
| 後部座席・荷室用の大判タイプ | 後席全体や荷室を広く覆う | ボードやウェットスーツを積む場合 | 運転席・助手席は別に守る必要がある |
敷くだけの防水シートは素材と固定方法で使い勝手が大きく変わり、その比べ方は車用防水シートの素材と固定方法の違いで解説しています。
サーフィンの通い方で変わる防水シートカバーの優先順位
海で着替えてから乗る日帰りの場合
体を拭き、乾いた服に着替えてから運転するなら、濡れるのは髪の毛先と下着程度です。
座面と背もたれを一枚で覆う汎用タイプで足ります。
外して干す回数が多くなるので、着脱のしやすさを優先してください。
ウェットスーツのまま移動する場合
ポイントを移動するときなど、濡れたウェットスーツのまま座るなら、水の量は着替え後とは比べものになりません。
裏面に防水層があることを必ず確かめ、側面まで覆えて縫い目の少ないものを選んでください。
座面の前端から水が垂れるので、足元のフロアマットも防水にしておくと車内全体を守れます。
仲間や家族を乗せて海へ行く場合
後部座席に濡れた人が座る機会が多いなら、後席用の大判タイプを優先します。
ボードを積むために後席を倒す車では、荷室まで続けて覆えるかどうかも見てください。
軽自動車のように後席のサイズが小さい車は、汎用品が余りやすく、その合わせ方は軽自動車向け防水シートカバーのサイズと素材で解説しています。
防水シートカバーで後悔しやすい点
付けっぱなしにして洗わないと、カバーの表面に残った塩分が乾いて白く浮き、生地が硬くなっていきます。
海水を受けた日は真水で流すのが基本です。
洗濯機で洗えるかどうかは製品によって異なるので、洗濯表示を確認してから選んでください。
防水シートカバーの防水層も劣化します。
日差しの強い駐車場に止める時間が長いと、裏面のコーティングがはがれたり、ひび割れたりします。
浸水し始めたら、表面がきれいでも交換の時期と考えてください。
サイズ違いの失敗も少なくありません。
大きすぎるとたるんだ部分に水がたまり、小さすぎると側面がむき出しになります。
また、サイドエアバッグを内蔵したシートでは、側面を覆う形のカバーがエアバッグの展開を妨げるおそれがあります。
サイドエアバッグ対応と明記されているかどうかを、購入前に確かめてください。
シートと合わせて床と荷室の防水も考える
シートを防水しても、座面から垂れた水や濡れた足の砂は床に落ちます。
純正のフロアマットは布製が多く、海水を吸うと乾きにくいため、ゴムや樹脂など水を通さない素材のマットに替えると掃除が楽になります。
素材による違いは車用防水フロアマットの素材ごとの使い心地で解説しています。
ウェットスーツやボードを積む荷室にも、防水マットを敷いておくと安心です。荷室の形に合わせた選び方は車の防水マットの素材と形状の選び方で、サーファーの利用が多いハイエースについてはハイエース向け防水フロアマットの形状の違いで解説しています。
よくある質問
撥水スプレーを座席に吹けば防水シートカバーは不要ですか
不要にはなりません。
撥水スプレーは水をはじく膜を作るだけで、濡れた体重がかかり続けると水は生地を抜けて内部に染みます。
サーフィン後の使い方では、裏面に防水層のあるシートカバーを使ってください。
防水シートカバーは付けっぱなしでも大丈夫ですか
付けっぱなしでも使えますが、海水を受けた日は外して真水で流してください。塩分が残ると生地が硬くなり、カバーの下のシートにも湿気がこもりやすくなります。
レザーシートなら防水シートカバーはいりませんか
必要です。
レザー自体は水を吸いにくいものの、縫い目やパンチング加工の穴からは水が入ります。
塩分はレザーの表面も傷めるので、カバーで覆っておくほうが手入れの手間を減らせます。
まとめ
サーフィン後に使う防水シートカバーは、裏面に防水層があるか、座面から背もたれと側面までつなげて覆えるか、乗り降りでずれないか、外して洗い収納しやすいかの4点で選びます。撥水だけの生地は、濡れた体で座る用途には向きません。
着替えてから乗るなら着脱しやすい汎用タイプを、ウェットスーツのまま座るなら縫い目が少なく側面まで覆うタイプを選んでください。
後席に人やボードを載せるなら、後席用の大判タイプと荷室の防水マットを組み合わせます。
ぜひ本記事の4つの軸を参考に、塩分をシートに残さない一枚を選んでください。



