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厚手の防水ブルーシートはどれがいい?厚みと生地で選ぶ

#3000と書かれた厚手のブルーシートを薪にかけておいたのに、ひと冬越すと端のハトメ穴から裂けて、下の段が湿っていました。

シートの面から水が抜けたわけではありません。

ブルーシートの防水は、厚みを示す番手と、端やハトメまわりの作りでほぼ決まります。

ブルーシートはポリエチレンの糸を平織りにした生地に、ポリエチレンのフィルムを貼り合わせた構造が一般的です。

面そのものは水を通しにくい一方で、風であおられる端やロープを通すハトメ、日光で傷んだ部分から先に水の通り道ができます。

厚手を選ぶ意味は、この傷みが始まる時期を遅らせることにあります。

本記事では、#2000と#3000の使い分けと、ハトメから裂けにくいブルーシートの見分け方を解説します。

なんでも防水したい編集部

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

厚手の防水ブルーシートでも雨水が入るのはなぜか

浸水のきっかけは、たいてい風です。

屋外にかけたブルーシートは風を受けるたびに膨らんではしぼみ、そのたびにロープを結んだハトメへ力が集まります。

小さな力でも何百回と繰り返されると、ハトメの周りの生地が伸びて穴が広がり、最後は縁まで裂けてしまいます。

日光による劣化がこれに重なります。

ポリエチレンは紫外線を浴び続けると硬くもろくなり、表面のフィルムに細かなひびが入ります。

フィルムが割れると下の織り目がむき出しになり、糸と糸のすき間から水がにじむようになります。

新品のときは水をはじいていたシートが、半年ほどで指で押すとパリッと鳴る状態になるのはこのためです。

シートを2枚重ねて使う場面では、継ぎ目も弱点になります。上側のシートを風上や坂の上に重ねないと、雨水は重なりの内側へ流れ込みます。

どれもシートの面ではなく、端と表面の傷みから起きている点が共通しています。厚手のシートは生地とフィルムに余裕があるぶん、裂けやひびが出るまでの時間を稼げますが、ハトメの補強や耐候性が伴っていなければ同じ壊れ方をします。

防水ブルーシートを厚手で選ぶときに見る点

番手(#)で厚みを比べる

ブルーシートの厚みは「#1000」「#2000」「#3000」「#4000」のような番手で表されます。

番手はシートの重さを基にした目安で、数字が大きいほど生地が厚く重くなります。

一般に#3000以上が厚手と呼ばれ、屋外に長く置く用途ではここが基準になります。

#1000前後の薄手は軽く扱いやすい反面、屋外で風を受け続けると早く傷みます。

ハトメの数と縁の補強

ハトメは、ロープを通すために縁に打たれた金属やプラスチックの輪のことです。

数が多いほど一か所にかかる力が分散し、裂けにくくなります。

縁を折り返して中にロープを縫い込んだり、二重に重ねたりした製品は、ハトメの周りから破れにくい作りです。

ハトメの数と耐久性の関係はハトメの数から見るブルーシートの耐久性で解説しています。

耐候性(UV対策)と色

屋外に数か月以上かけっぱなしにするなら、紫外線による劣化を抑える加工の有無を確認してください。

青一色の標準品のほか、シルバーやオリーブ色の耐候タイプがあり、表示に「UV剤入り」「耐候」などと書かれています。

期間が数日の養生なら、この点はあまり関係がありません。

表示サイズと仕上がり寸法

ブルーシートの表示サイズは、縁を折り返す前の寸法になっている製品があり、実際の大きさは表示よりやや小さくなります。

覆いたい物がぎりぎり収まる寸法を選ぶと、ロープで地面に留める余白が残りません。

覆う物の外寸に、両側で垂らす分を足して選んでください。

厚みと生地で分けたブルーシートのタイプ比較

同じブルーシートでも、番手と加工によって向く場面がはっきり分かれます。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
薄手(#1000前後)薄い織り生地にフィルムを貼り合わせて水を止める室内の養生、短時間のレジャー、引越しの床保護屋外で風を受けると破れやすく、紫外線で早く劣化する
標準厚(#2000前後)薄手より織りとフィルムに厚みを持たせている数日〜数週間の屋外での雨よけ、キャンプのグランドシート長期の屋外設置ではハトメ周りから傷む
厚手(#3000前後)生地とフィルムが厚く、擦れや引っ張りに強い資材・薪の屋外保管、台風前の応急の覆い重くかさばり、畳むのに手間がかかる
超厚手(#4000前後)厚手よりさらに生地を厚くしている重機や資材の長期の覆い、地面との擦れが多い場所一人で広げにくく、収納場所を取る
耐候タイプ(UV剤入り)厚手の生地に紫外線による劣化を抑える加工を加えている数か月以上かけっぱなしにする屋外色が青以外の製品が多く、取扱いは店舗によって異なる

屋外に置く期間が長いほど、表の下の行に寄せて選ぶと失敗が減ります。

用途で変わる厚手ブルーシートの番手

屋外で資材や薪を覆う

雨と日光に何か月もさらされるため、#3000以上で耐候表示のあるものを優先してください。

ハトメが多く、縁に補強のある製品を選ぶと、風であおられても裂けにくくなります。

覆う物の上に角材などを渡して水が溜まらない傾斜をつけると、シートのたるみに雨が溜まって重みで裂けることも防げます。

台風前の応急の覆い

強い風を受けるので、厚手を選んだうえで固定の数を増やすことが先です。

ハトメにロープを通して重しと一緒に留め、風が入り込む隙を減らしてください。

厚手は重さがあるぶん、風にあおられにくくなります。

キャンプやレジャーの敷物

地面の湿気を止めるのが目的なら、#2000前後で足ります。

持ち運ぶ距離や車の積載量を考えると、厚すぎるシートは重さが負担になります。

小石の多い場所に敷くなら、擦れに強い厚手寄りを選んでください。

厚手の防水シートで後悔しやすい点

いちばん多いのは、重さとかさの読み違いです。

大判の#3000や#4000を一人で広げようとすると、風を受けて手に負えなくなります。

屋根や高い場所にかけるなら、二人で作業できる大きさに収めてください。

濡れたまま畳むと、内側にカビが生えて臭いが残ります。厚手のシートは乾くのに時間がかかるので、片面ずつ干して両面が乾いてから畳む必要があります。

地面や床への色移りもあります。長く敷きっぱなしにすると、下の芝が枯れたり、ウッドデッキに跡が残ったりすることがあります。

ロープやペグが付属しない製品も多く見られます。購入前に付属品を確かめ、足りなければ別に揃えておいてください。

厚手ブルーシートの収納と保管のしかた

厚手のブルーシートは、畳んだ状態でもかなりの体積になります。

収納前に表面の泥や砂を落とし、完全に乾かしてから、ハトメ同士が当たらないように畳むと生地に穴が開きにくくなります。

金属のハトメが生地に食い込んだまま重ねると、その部分のフィルムが割れやすいためです。

保管場所は、直射日光の当たらない屋内や物置が向いています。

屋外の軒下に置くと、使っていない間にも紫外線で劣化が進みます。

畳むたびに同じ折り目がつくとそこからひびが入るので、ときどき折り方を変えてください。

大判のシートは丸めて巻くほうが、折り目が少なく傷みにくくなります。収納袋が付属する製品なら、乾かしてから入れることで次に使うときまで状態を保ちやすくなります。

よくある質問

ブルーシートは防水ですか、撥水ですか?

一般的なブルーシートは、織り生地にポリエチレンのフィルムを貼り合わせて水を通さない構造なので、表面が傷んでいなければ防水として使えます。ただし、フィルムにひびが入ったり穴が開いたりすると、そこから水がにじみます。

#3000と#4000はどちらを選べばよいですか?

屋外での保管や台風前の覆いなら#3000で足りる場面がほとんどです。

地面との擦れが多い場所や、重い資材を長期に覆うなら#4000を選んでください。

取り回しやすさは#3000のほうが上です。

厚手のブルーシートは何年くらい使えますか?

使う期間は日当たりや風の強さで大きく変わり、製品によって異なります。表面を触って硬くなっていたり、細かなひびが見えたりしたら交換の目安です。

破れたブルーシートは補修できますか?

小さな穴なら、屋外用の補修テープを両面から貼ることで一時的にふさげます。ハトメの周りから裂けた場合は、力がかかり続ける場所なので交換したほうが確実です。

まとめ

厚手の防水ブルーシートは、番手で厚みを決め、ハトメの数と縁の補強、耐候性、仕上がり寸法を確かめて選びます。水が入るのはシートの面ではなく、風で傷んだ端や紫外線でもろくなった表面からです。

資材や薪を長く屋外で覆うなら#3000以上の耐候タイプ、台風前の応急なら厚手を選んで固定を増やし、キャンプの敷物なら#2000前後で軽さを優先してください。使い終わったら乾かしてから日の当たらない場所に収納すると、次に使うときまで生地が傷みにくくなります。

ぜひ本記事の番手と用途の組み合わせを参考に、覆う物と置く期間に合った一枚を選んでください。

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