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防水ブルーシートの選び方|厚みとハトメ数で見る耐久性

ホームセンターの棚に、#1000と#3000の防水ブルーシートが同じサイズ表記で並んでいて、見た目の青さはほとんど変わりません。

違うのは厚みと、縁に打たれたハトメ(ロープを通すための金属の輪)の数と補強です。

屋外に置いたまま使うのか、一日だけ敷くのかで、選ぶべき防水ブルーシートの番手もハトメの条件も変わります。

どの番手でも、新品のうちは表面で水をはじき、下に通しません。

差が出るのは、風にあおられ、日差しを浴び、何度も折りたたまれたあとです。

本記事では、#の後ろにある番手の数字の読み方と、風で裂けにくいハトメの見分け方を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防水ブルーシートが「防水なのに漏れる」理由

防水ブルーシートの多くは、ポリエチレンを細いテープ状にした糸を織って基布を作り、その両面にポリエチレンのフィルムを貼り合わせた構造です。

水を止めているのは表面のフィルムで、織った基布そのものには水を止める力がありません。

フィルムが無事なうちは防水ですが、ひび割れたり穴が開いたりすると、織り目のすき間から水が抜けていきます。

フィルムが傷む原因として多いのは紫外線です。

ポリエチレンは日光を浴び続けると硬く脆くなり、色があせ、表面に細かなひびが入ります。

そこへ風でシートがばたつくと、ひびが広がって基布の糸まで切れていきます。

屋外に張りっぱなしにしたシートを触ると、表面がざらつき、粉をふいたように白っぽくなっていることがあり、これが劣化が進んだ状態です。

もう一つの入口がハトメの周りです。

ロープで引っ張った力はハトメの一点に集まるため、補強の弱いシートは穴の周りから裂け始めます。

裂け目は風のたびに広がり、雨水の通り道になります。

防水の表記どおりに水を止め続けられるかどうかは、厚みと固定部分の作りで決まると考えてください。

防水ブルーシートを選ぶ4つの基準

番手(厚み)

防水ブルーシートは「#1000」「#2000」「#3000」のように番手で表記されることが多く、数字は重さを基準にした厚みの目安です。

数字が大きいほど生地が厚く重くなり、紫外線や摩擦でフィルムが傷んでも基布まで届きにくくなります。

反対に、厚いシートは折りたたみにくく、持ち運ぶときも重くなります。

一度敷いて片付けるなら薄手でも足り、屋外に何週間も張るなら厚手を選ぶ、という分け方が基本です。

ハトメの数と補強

ハトメが多いほど固定できる点が増え、一つのハトメにかかる力が分散されます。

ハトメの間隔は製品ごとに表記が異なるので、縁に何個打たれているかを外装で確かめてください。

四隅に当て布を重ねて補強した製品や、周囲の折り返しにロープを入れて縁全体を強くした製品もあり、風の強い場所に張るならこうした作りを優先します。

耐候性(紫外線への強さ)

屋外で長く使う場合は、厚みと同じくらい紫外線への対策が寿命を左右します。

製品によっては紫外線による劣化を抑える加工をうたったものや、青以外の色で耐候性を高めたものがあります。

どこまで持つかは製品によって異なるため、パッケージに耐候性の記載があるかどうかで判断してください。

記載のない一般的なシートは、屋外での長期使用を前提にしていないと考えたほうが安全です。

仕上がりサイズ

防水ブルーシートの表示サイズは裁断したときの寸法で、周囲を折り返して処理するぶん、仕上がりは表示より一回り小さくなるのが一般的です。

覆いたい物がぎりぎり収まる表示サイズを選ぶと、端が足りなくなります。

覆う物の寸法に、固定のための余り代を足してから選んでください。

厚み別に見る防水ブルーシートのタイプ比較

同じ防水ブルーシートでも、厚みと加工によって得意な場面がはっきり分かれます。防水の仕組みはどのタイプも表面のフィルムで水を止める点で共通していて、違うのはそのフィルムがどれだけ長く無事でいられるかです。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
薄手タイプ薄い基布の両面にフィルムを貼り合わせて水を止める一日だけの敷物、室内やDIYの床の養生石や角で穴が開きやすく、屋外では劣化が早い
中厚タイプ薄手より厚い基布とフィルムで水を止める数日〜短期間の屋外の雨よけ、レジャー長期の屋外使用では紫外線の影響を受ける
厚手タイプ厚い基布とフィルムで、表面が傷んでも浸水しにくい資材や薪の長期保管、風の強い場所重く、折りたたみや収納に場所を取る
耐候性を高めたタイプフィルムに紫外線対策の加工をしたもの日当たりのよい屋外に張りっぱなしにする用途どこまで持つかは製品の表記で確かめる必要がある

迷ったときは「屋外に何日置くか」を先に決めてください。日数が延びるほど、厚手か耐候性を高めたタイプのどちらかに寄せることになります。

用途別に見る防水ブルーシートの選び分け

資材や薪の雨よけに長く張る

屋外に何週間も張るなら、厚手タイプか耐候性を高めたタイプを選び、ハトメの数が多い製品を優先してください。

日差しと風の両方を受け続けるため、薄手では表面のひびと縁の裂けが同時に進みます。

下に積む物の角がシートを内側から突くこともあり、厚みに余裕があるほど穴が開きにくくなります。

レジャーやキャンプの敷物にする

一日だけ地面に敷くなら、中厚タイプで足ります。

地面の小石や枝で穴が開くのを防ぎたいときは、薄手より中厚以上を選んでください。

テントの下に敷く場合は床面より一回り小さく折り、はみ出した部分に雨水が溜まって床下へ流れ込まないようにします。

テント本体の耐水圧と縫い目の処理については防水テントの耐水圧の見方で解説しています。

DIYや塗装の床を養生する

室内や軒下で床を汚れから守るだけなら、薄手タイプで十分です。

紫外線も風も受けないので、厚みより広さと扱いやすさを優先してかまいません。

塗料を使う作業では、塗料の種類によって養生の範囲も変わるため、屋外用と屋内用のペンキ防水塗料の違いで解説しています。

災害に備えて保管しておく

非常時に雨よけとして使う前提なら、厚手タイプを選んでおくと、急な屋外使用でも破れにくくなります。厚いぶん収納の場所を取るので、置き場所の広さもあわせて確かめてください。

防水ブルーシートの固定と収納で後悔しやすい点

買ってから多い失敗は、ハトメだけで強く引っ張ってしまうことです。

ロープを一点で強く張ると、そのハトメに力が集中し、周りから裂けていきます。

複数のハトメに力を分け、ロープは張りすぎずに少し遊びを持たせてください。

シートの上に水が溜まるとその重さでも縁が引っ張られるため、水が流れ落ちる向きに傾けて張ると負担が減ります。

収納のしかたでも寿命は変わります。

濡れたまま畳んでしまうと、乾くまでの間に汚れやカビが残り、次に広げたときに臭いが出ることがあります。

使ったあとは表裏とも乾かしてから畳み、毎回同じ折り目にならないよう少しずらすと、折り目のフィルムが割れにくくなります。

厚手タイプは畳んだときの体積が大きいので、収納袋が付属しているか、置き場所に収まるかを買う前に確かめておくと困りません。

見た目に穴がなくても、表面が粉っぽくなっていたり、光にかざして明るい点が見えたりしたら、フィルムの劣化が進んでいます。その状態で雨よけを続けると、ある日まとめて水が通るようになるので、早めに張り替えてください。

よくある質問

防水ブルーシートは撥水ではなく防水ですか

防水です。

表面にポリエチレンのフィルムを貼っているので、水をはじくだけでなく下へ通しません。

ただし、フィルムにひびや穴が入るとその部分からは水が通ります。

番手の数字が大きいほど防水性能は上がりますか

新品の状態で水を止める力は、番手による大きな差はありません。差が出るのは耐久性で、数字が大きいほど穴が開きにくく、劣化しても浸水しにくくなります。

防水ブルーシートは自転車のカバー代わりになりますか

雨よけにはなりますが、形が合わないので風でめくれやすく、ハトメを使った固定の工夫が必要です。サドルだけを濡らしたくない場合は、サドル専用の防水カバーの素材で解説しています。

屋外に張ったシートはいつ交換すればよいですか

表面が白っぽく粉をふいてきたとき、ハトメの周りに裂け目が出たときが交換の目安です。耐候性の記載がある製品は、その表記を基準にしてください。

まとめ

防水ブルーシートの耐久性は、番手の数字で表される厚み、ハトメの数と縁の補強、紫外線への強さ、そして仕上がりサイズの4つで決まります。水を止めているのは表面のフィルムなので、そのフィルムがどれだけ長く傷まずにいられるかを基準に選んでください。

屋外に長く張るなら厚手か耐候性を高めたタイプでハトメの多いもの、一日だけの敷物なら中厚タイプ、室内の床の養生なら薄手タイプ、災害への備えなら厚手タイプが合います。ぜひ本記事の基準を参考に、使う日数と場所に合った防水ブルーシートを選んでください。

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