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デジタル防水腕時計はどれを選ぶ?表示と等級で見る違い

裏ぶたに「10BAR」と刻まれたデジタル腕時計なら、水深100mまで潜れると思っていた。

気圧の数字は水深ではなく、静止した状態でかけた水圧の試験値です。

デジタル防水腕時計は「気圧で書かれているかIPで書かれているか」と「水中でボタンを押せるか」の2点で、使える場面がほぼ決まります。

同じ売り場には、3気圧の日常生活用防水の液晶腕時計と、5ATMとIP68を併記した充電式のスマートウォッチが並んでいることがあります。どちらも「防水」とうたっていますが、試験の方法がまったく違うので、数字の大きさだけでは比べられません。

本記事では、10気圧と5ATMとIP68の表記を読み分ける方法と、水泳中にボタンを押してよいかの見分け方を解説します。

なんでも防水したい編集部

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

デジタル防水腕時計が「防水なのに浸水した」となる理由

多くは等級の読み違いから起きます。

腕時計の気圧防水は、時計を動かさずに一定の水圧をかけて水が入らないかを確かめる試験の値です。

水中で腕を振る、飛び込む、シャワーを強く当てるといった動きが加わると、時計にかかる圧力は試験時より瞬間的に高くなります。

10気圧防水を「100mまで大丈夫」と読むと、この差を見落とすことになります。

デジタル腕時計で特に注意したいのはボタンです。

アナログ時計の竜頭(りゅうず)は時刻合わせのつまみのことで、ねじ込んで閉じる構造のものもありますが、デジタル腕時計は側面に押しボタンが並び、ボタンの軸とケースのすき間をパッキンで塞いでいます。

水中でボタンを押すとパッキンがずれ、そこから水が入ることがあるため、取扱説明書で水中操作を禁じている製品は少なくありません。

もう一つの入口は温度です。

お湯やサウナで時計が温まるとパッキンが膨らみ、冷えると縮むので、そのすき間から湯気が入り込みます。

防水表記はたいてい常温の水を前提にしているので、入浴時に着けたままでよいかは等級とは別に取扱説明書で確かめてください。

デジタル防水腕時計を選ぶ4つの軸

防水表記が気圧かIPか

液晶の腕時計は「3気圧」「10気圧」「20BAR」のように気圧で書かれることが多く、スマートウォッチは「5ATM」とIP68を併記することがよくあります。

JIS(日本産業規格)には日常生活用防水と日常生活用強化防水という区分があり、水泳に使えるかは強化防水かどうかで分かれるのが一般的です。

表記の種類が違えば、プールで使えるかの判断材料も変わります。

液晶の表示方式と見え方

白地に黒文字の標準液晶は屋外の明るい場所でも読みやすく、黒地に白文字の反転液晶はデザイン性がある一方で、角度によっては数字が見えにくくなります。

カラー画面のスマートウォッチは情報量が多いものの、画面を常時点灯させると電池の減りが早くなります。

雨の日や水中で時刻を読むなら、バックライトの有無と点灯の方法(ボタンを押すのか、腕を傾けるのか)も確かめてください。

電源が電池式か充電式か

ボタン電池式は数年単位で交換が要り、交換時に裏ぶたを開けるので、防水性能を保つにはパッキンの交換と防水検査を一緒に依頼するのが基本です。

充電式は端子をケースの外に出しているぶん、充電口まわりの水分を拭いてから充電するよう求める製品があります。

連続して使える時間は、表示の明るさや通知の数で大きく変わります。

ボタンの水中操作と防塵

水中でラップを計りたいなら、水中でのボタン操作を認めているかを必ず確認してください。

砂浜や登山道で使うなら防塵性能も見ておきたいところで、IP6Xは粉じんが内部に入らない水準を示します。

砂がボタンのすき間に入ると、押したときにパッキンを傷つけることがあります。

デジタル腕時計の防水タイプ別比較

型番ではなく、防水の考え方が違う4タイプで比べます。同じタイプでも製品ごとに使用条件が異なるので、最終的には取扱説明書の区分に従ってください。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
日常生活用防水の液晶腕時計気圧表記(3気圧・5気圧など)。パッキンで裏ぶたとボタンを密閉雨、手洗い、洗顔の水しぶき水泳は対象外とされることが多い
日常生活用強化防水の液晶腕時計10気圧・20気圧などの気圧表記水泳、水上スポーツ、アウトドア水中でのボタン操作は製品によって制限がある
ダイバーズウォッチISO 6425などダイバーズ用の規格に基づくスキューバダイビング大きく重くなりやすく、日常使いでは持て余しやすい
充電式スマートウォッチATM表記とIP表記の併記が多い運動の記録、通知、音楽の再生操作お湯や高速の水流を禁じる製品が多く、充電の手間がある

IP68の「8」は継続的な水没に耐える水準ですが、水深や時間の条件はメーカーが決めて表示するので、同じIP68でも中身は製品ごとに違います。気圧とIPを両方書いている製品なら、水泳に使えるかは気圧側の説明で判断するのが確実です。

Bluetooth対応の防水腕時計とワイヤレスイヤホンの組み合わせ

スマートウォッチの中には、Bluetoothでワイヤレスイヤホンとつないで音楽を再生できる製品があります。

ランニング中にスマートフォンを持たずに済むのが利点ですが、雨や汗にさらされるのは時計だけではありません。

時計が5ATMでもイヤホン側がIPX4なら、耐えられるのはあらゆる方向からの水しぶきまでで、水没は対象外です。

組み合わせで使うなら、防水性能の低いほうに合わせて使い方を決めてください。

プールで泳ぎながら聴きたい場合は、時計もイヤホンも水泳を想定した表記であることが前提になり、そのうえでBluetoothの電波は水中ではほとんど届かないという制約もあります。

イヤホン側の等級の読み方は、ワイヤレスイヤホンの防水等級と使用シーンの違いで解説しています。

充電の回数も増えます。

時計とイヤホンの両方に充電端子があり、どちらも濡れたまま充電しないよう求められることが多いので、帰宅後に水分を拭き取ってから充電する流れを習慣にしておくと故障を避けやすくなります。

IPX7や完全防水と書かれたイヤホンでも壊れる例については、完全防水イヤホンが水没で壊れる理由で解説しています。

用途別に見るデジタル防水腕時計の絞り込み

通勤・日常使い

雨と手洗いに耐えれば足りるので、日常生活用防水の液晶腕時計で十分です。

満員電車や屋外で時刻をすぐ読みたいなら、反転液晶より標準液晶を優先してください。

電池式なら充電の手間がかからず、毎日着ける時計として扱いやすくなります。

水泳・アウトドア

プールや海で使うなら、10気圧以上の日常生活用強化防水を選んでください。

水中でラップを計るなら、水中でのボタン操作を認めている製品に絞り、砂や泥のある場所ではIP6Xの防塵表記もあると安心です。

スキューバダイビングをするなら、強化防水では足りないのでダイバーズ規格の時計が必要になります。

子ども用

水遊びや手洗いで濡れる回数が多く、ボタンを水中で押してしまうこともあるため、日常生活用強化防水を選んでおくと浸水の心配が減ります。ボタンの数が少なく、表示が大きい標準液晶のほうが時刻を読み間違えにくいでしょう。

デジタル防水腕時計で買ってから後悔しやすい点

電池交換後に防水性能が落ちていた、という声は少なくありません。

裏ぶたを開けるとパッキンが変形するため、交換時に防水検査まで受けられるかで、その後の防水性能に差が出ます。

自分で裏ぶたを開けるのは避け、時計店やメーカーの窓口に依頼してください。

パッキンはゴムなので、汗や皮脂、日焼け止めで少しずつ劣化します。

新品時の防水表記は、パッキンが劣化していない状態での値です。

海水やプールの塩素水に浸けたあとは真水で軽く流して乾かすと、ボタンまわりに塩分が残りにくくなります。

ベルトの素材も見落としやすい部分です。

樹脂ベルトは水に強い一方で、汗で蒸れやすく、革ベルトは本体が防水でも水に濡れると傷みます。

本体の等級だけでなく、ベルトが水濡れを想定した素材かも確認してください。

よくある質問

10気圧防水の腕時計で水深100mまで潜れますか?

潜れません。

10気圧は静止状態でかけた水圧の試験値で、動きによる圧力の変化を含んでいないため、水深とは一致しません。

スキューバダイビングにはダイバーズ規格の時計を使ってください。

防水のデジタル腕時計を着けたまま風呂に入ってもよいですか?

多くの製品が推奨していません。

お湯の温度でパッキンが膨張と収縮を繰り返し、湯気が入りやすくなるためです。

入浴時の使用可否は取扱説明書の記載に従ってください。

IP68のスマートウォッチは水泳に使えますか?

IP68だけでは判断できません。水深や時間の条件はメーカーが決めるので、水泳に対応しているかはATM表記や取扱説明書の使用例で確かめてください。

水中でボタンを押しても大丈夫ですか?

製品によって異なります。水中操作を禁じている時計で押すとパッキンがずれて浸水することがあるため、許可されている製品以外では水中でボタンに触れないでください。

まとめ

デジタル防水腕時計は、防水表記が気圧かIPか、液晶の見え方、電池式か充電式か、水中でボタンを押せるかの4つで選ぶと迷いません。気圧の数字は水深ではないこと、お湯は等級とは別の条件であることを押さえておけば、浸水の多くは避けられます。

通勤なら日常生活用防水の標準液晶、水泳やアウトドアなら10気圧以上の強化防水、スキューバならダイバーズ規格、音楽を聴きながら走るならイヤホン側の等級まで揃えたスマートウォッチが基準です。ぜひ本記事の表記の読み分けを参考に、使う場面に合ったデジタル防水腕時計を選んでください。

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