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完全防水スマートウォッチの寿命はどれくらい?電池と防水

IP68と表記されたスマートウォッチをシャワーのときも外さずに着け続けていたら、ある日画面の内側が曇っていました。購入時の防水等級は新品の状態で試験した値で、何年たっても同じように守られるわけではありません。

完全防水スマートウォッチの寿命は、電池の劣化と防水パッキンの劣化が別々に進むことで決まります。

電池は充電を繰り返すほど持ちが短くなり、防水性は熱や汗、落下の衝撃で少しずつ落ちていくので、どちらが先に限界を迎えるかは使い方で変わります。

年数を一律に言い切れる製品はありません。

なお「完全防水」は販売ページやメーカーが使う言葉で、IPや気圧のような規格上の等級ではありません。本記事では、IP68と5気圧防水の表記が水のどこまでに耐えるのかと、電池と防水パッキンの劣化を遅らせる使い方を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

完全防水スマートウォッチでも浸水が起きる理由

スマートウォッチの防水は、ケースのすき間をゴム製のパッキンや接着剤でふさぐことで成り立っています。ボタンの軸、裏蓋、画面のガラスの縁、センサーの窓といった部品の継ぎ目が、水の入り口になりやすい場所です。

防水等級は、こうした部品がすべて新品の状態で行う試験の結果です。

ゴムは熱で硬くなり、汗に含まれる塩分や石けん、日焼け止めの成分にさらされると弾力が落ちていきます。

弾力を失ったパッキンはすき間に密着しきれず、表記どおりの等級で使っていても水が入るようになります。

落下や机の角への衝突も見逃せません。

外から見て傷が小さくても、内部で画面やケースの合わせ目がずれると、そこから水が回り込みます。

防水性が使ううちに低下することを取扱説明書に明記しているメーカーもあり、水濡れによる故障を保証の対象外とするかどうかも製品によって異なります。

購入前に保証の条件まで読んでおくと、壊れたときに慌てずに済みます。

スマートウォッチの電池寿命と防水の寿命は別々に進む

多くのスマートウォッチは充電式のリチウムイオン電池を内蔵しており、充電と放電を繰り返すうちに蓄えられる量が減っていきます。

購入時に比べて連続で使える時間が目に見えて短くなったら、電池が劣化してきた合図です。

高温の場所での充電や放置も劣化を早めます。

防水構造との関係で知っておきたいのは、電池を自分で交換できない設計が一般的な点です。

裏蓋を開けるとパッキンの密着が崩れるため、電池交換はメーカーの修理窓口で受け付けるか、本体ごと交換する形になります。

メーカー以外の店で電池を替えた場合、防水性が元どおりになる保証はありません。

電池が膨らむと、内側から裏蓋や画面を押し上げてすき間を作ることもあります。

画面が浮いて見える、裏蓋に段差がある、といった変化に気づいたら、水回りでの使用をやめてメーカーに相談してください。

電池の劣化がそのまま防水の寿命を縮める場面がここにあります。

完全防水スマートウォッチを選ぶときに見る表記

IP68か気圧表記か

IP68の「8」は継続的な水没に耐える区分ですが、深さと時間はメーカーが条件を定めます。

一方で「5気圧防水」のような気圧表記は、止まった水の圧力に耐えるかを試したもので、水深に読み替えられる数字ではありません。

腕を振る、飛び込むといった動きで生じる水圧は試験の想定とは別のものです。

2つの表記は試験方法が違うので、数字の大小で比べないでください。

防塵の数字

IP68の「6」は防塵の区分で、粉じんが内部に入らないことを示します。

砂浜や未舗装路で使うなら、防水だけでなく防塵の数字も確かめてください。

砂粒がボタンのすき間に残ると、パッキンを傷つける原因になります。

充電方式と端子の位置

裏面の接点に充電器を当てる方式でも、接点が濡れたまま充電すると腐食やショートの原因になります。濡れたあとは水気を拭き、乾いてから充電するよう案内しているメーカーが多いので、手順を取扱説明書で確認してください。

Bluetoothと音楽再生による電池消費

本体に音楽を保存してワイヤレスイヤホンへBluetoothで再生する機能は便利ですが、電池の消費が増えます。

消費が増えれば充電の回数も増え、そのぶん電池の劣化が進みます。

運動中に音楽を使うかどうかで、電池の持ちに求める性能が変わります。

防水表記タイプ別に見る完全防水スマートウォッチ

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
IP67表記パッキンと接着で密閉し、一時的な水没までを想定雨、手洗い、汗をかく運動水泳は対象外
IP68表記継続的な水没に耐える区分で、条件はメーカーが定める雨、水仕事、水辺での作業深さと時間が製品ごとに違い、水泳の可否も別に確認が必要
5気圧防水表記止まった水の圧力に耐えるかを試験メーカーが案内している場合のプールでの水泳飛び込み、潜水、高圧の水流
10気圧以上の表記5気圧より高い水圧で試験水泳、水辺でのアクティビティ潜水用の表記が無ければダイビングは対象外

どのタイプも温水やサウナまで想定しているとは限らず、IPと気圧の両方を併記する製品もあります。使い道に近い行から候補を絞り、最後は取扱説明書の使用条件で確かめてください。

用途別に完全防水スマートウォッチを絞り込む

プールで泳ぐ

気圧表記があり、メーカーが水泳での使用を明記している製品を選んでください。

IP68だけの表記では水泳の可否が分からないことがあります。

水中ではBluetoothの電波が届きにくくなるため、イヤホンで音楽を聞きながら泳ぐ使い方は別に考える必要があり、その理由は完全防水イヤホンが水没で壊れる仕組みで解説しています。

ランニングで汗をかく

IP67以上で足ります。

汗の塩分がパッキンを傷めるので、走ったあとに真水で軽く流して拭く習慣のほうが寿命を左右します。

組み合わせるイヤホンの防水についてはワイヤレスイヤホン防水の選び方で解説しています。

入浴やシャワー

温水や湯気、石けんを使用条件から外しているメーカーがあるため、等級が高くても着けたまま入る前に取扱説明書を読んでください。記載が無いなら外すのが確実です。

完全防水スマートウォッチで後悔しやすい点

多いのは、水中でボタンを押してしまう失敗です。

押した瞬間にパッキンがわずかに動き、水が入りやすくなるため、水中での操作を禁止している製品があります。

海水やプールの塩素水に浸かったあとは、そのまま放置すると成分が乾いてパッキンに残るので、真水で流してから拭いてください。

夏の車内やストーブの近くに置く使い方も、電池とパッキンの両方を同時に傷めます。

また落としたあとに見た目が無事でも、内部のずれまでは分かりません。

落下のあとは水回りでの使用を控え、気になるならメーカーの点検を受けてください。

電池交換を受け付けていない製品では、電池の持ちが短くなった時点で本体の寿命が来ます。

長く使いたいなら、購入前に修理と電池交換の窓口があるかを調べておくといいでしょう。

スマホも一緒に水辺へ持ち出すなら、防水スマホカバーの密閉構造と操作性の違いで解説しています。

よくある質問

完全防水スマートウォッチを着けたままお風呂に入ってもよいですか

取扱説明書で入浴を認めている場合だけにしてください。温水や湯気、石けんはパッキンの劣化を早めるため、使用条件から外している製品があります。

電池が弱ったら自分で交換できますか

できない設計が一般的です。裏蓋を開けると防水性が崩れるため、メーカーの修理窓口に問い合わせてください。

完全防水スマートウォッチは何年くらい使えますか

年数は製品と使い方で変わり、一律には決まりません。連続で使える時間が購入時より明らかに短くなったときや、落下で画面や裏蓋にすき間が出たときが、買い替えや点検を考える時期です。

IP68と5気圧防水はどちらが上ですか

試験の方法が違うため、上下では比べられません。

水泳に使うなら、表記の種類よりもメーカーが水泳を認めているかを確かめてください。

等級の読み違いは防水イヤホンのIPX表示の盲点でも解説しています。

まとめ

完全防水スマートウォッチの寿命は、電池の劣化と防水パッキンの劣化の早いほうで決まります。選ぶときは、IP表記と気圧表記の違い、防塵の数字、充電の手順、電池交換の窓口を確かめてください。

泳ぐなら水泳を明記した気圧表記の製品、走るならIP67以上と使用後の手入れ、入浴は取扱説明書の許可が前提です。ぜひ本記事の表記の読み方と手入れの手順を参考に、長く使える1台を選んでください。

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