防水シーツが洗濯後びちょびちょになる原因とその対処法とは
防水シーツが洗濯後にびちょびちょのまま出てくるのは、洗う段階ではなく脱水の段階でつまずいているからです。
裏面の防水層は水を通さないので、洗濯槽の中でシーツが袋のように丸まると、内側にたまった水は回転をかけても外へ抜けません。
脱水中に洗濯機が片寄りを検知して止まり、水を含んだまま運転が終わることもあります。
洗剤や水量を変えても、入れ方と脱水のかけ方が同じなら結果は変わりません。本記事では、防水シーツを洗濯ネットの中で広がらないようにする入れ方と、脱水後に残った水をバスタオルで抜く手順を解説します。

なんでも防水したい編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
防水シーツを洗濯する前の準備
最初に見るのは、シーツについている洗濯表示です。
洗濯機で洗えるか、手洗いのみか、タンブル乾燥ができるかは製品ごとに違い、表示で手洗いのみとされているものを洗濯機に入れると、防水層を傷める原因になります。
洗濯機で洗えるかどうかの見分け方は防水シーツを洗濯機で洗えるかの確認方法で解説しています。
あわせて、洗濯機の取扱説明書も開いてください。
防水性のある衣類や寝具の脱水を禁止している機種があり、無理に脱水すると水が片寄って本体が大きく揺れたり、運転が止まったりします。
脱水中に異常な振動や音が出たら、すぐに運転を止めて中のシーツの位置を直してください。
片寄った状態で回し続けると、洗濯機の故障や周囲の破損につながるおそれがあります。
脱水時に起きるトラブルの仕組みは防水シーツで洗濯機が暴れる原因と防ぎ方で解説しています。
用意するものは、シーツが収まる大きさの洗濯ネットと、乾いたバスタオルを1〜2枚です。
干す場所は、シーツを広げて両面に風が通る物干し竿か、浴室乾燥の使える浴室を確保しておきます。
介護で尿や便の汚れがついている場合は、洗濯機に入れる前に汚れた部分だけを下洗いしておくと、洗い直しを減らせます。
防水シーツをびちょびちょにしない洗濯の手順
汚れを落としてから小さくたたむ
下洗いを終えたシーツは、広げたまま入れずに小さくたたみます。
広がったシーツは洗濯槽の中で水を抱え込む袋になりやすく、これがびちょびちょの直接の原因です。
たたむ向きは製品の表示に従ってください。
洗濯ネットに入れて口を閉じる
たたんだシーツを洗濯ネットに入れ、中で動き回らない大きさのネットを選びます。
ネットが大きすぎるとシーツがほどけて広がり、たたんだ意味がなくなります。
ボックスタイプのゴムやファスナーが他の洗濯物に絡むのも、ネットで防げます。
毛布コースや手洗いコースで洗う
標準コースは回転が強く、脱水の時間も長めに設定されています。
毛布コースや手洗いコースなど、水流と脱水の弱いコースを選ぶと、防水層への負担と片寄りの両方を抑えられます。
どのコースが使えるかは機種によって異なるので、取扱説明書で寝具に対応したコースを確かめてください。
脱水は短くかけ、途中で様子を見る
脱水時間は設定できる範囲で短くし、回り始めたら揺れ方を確認します。
揺れが大きくなったら止め、シーツをネットごと平らに置き直してから再開してください。
脱水を禁止している洗濯機では、ここは飛ばして次の工程に進みます。
取り出して手で水を抜く
洗濯機から出したら、すぐにネットから取り出して広げ、たまっている水を浴槽やシンクに流します。
そのうえでバスタオルで挟み、上から押して水を吸わせてください。
ねじって絞ると防水層にしわや折れ目がつき、そこからひび割れて水を通すようになります。
洗濯後びちょびちょになる原因と対策
取り出したときにシーツの内側に水がたまっている場合、原因は洗濯槽の中でシーツが袋状に広がったことです。
広げて水を流し、バスタオルで押してから干せば、もう一度洗う必要はありません。
次回からはたたんでネットに入れる工程を省かないようにします。
脱水の途中で洗濯機が止まり、エラーが表示されたときは、水を含んだシーツが一か所に寄っています。
そのまま脱水を繰り返すと揺れが大きくなるため、シーツを取り出して手で水を抜くほうが安全です。
洗濯機の不調が続く場合の考え方は防水シーツで洗濯機が壊れると言われる理由で解説しています。
乾いたあとに防水面がべたつく、表面がはがれて粉が出るといった症状は、水の抜け方ではなく防水層の劣化です。
高温での乾燥や強いねじりが重なると起きやすく、こうなると洗い方を変えても防水の性能は戻りません。
シーツを替える目安として見てください。
防水シーツを速乾させる干し方と洗う頻度
防水シーツは防水面側からは水分が抜けにくく、布面を下にしてべったり干すと乾きが遅くなります。
物干し竿を2本使ってM字型にかけるか、竿に二つ折りでかけて内側にも風が入るようにすると、両面から乾きます。
日なたに干すか日陰に干すかは、防水層が紫外線に弱い製品もあるため表示に従ってください。
早く乾かしたいからと乾燥機に入れるのは、表示でタンブル乾燥が認められている場合だけにします。熱に弱い防水層は縮んだり溶けたりするので、使える条件は防水シーツを乾燥機にかける前の確認手順と、表示の読み方をまとめた防水シーツの乾燥機対応表示の見分け方で解説しています。
洗う頻度は汚れたらその都度が基本ですが、定期的な洗濯の間隔は製品の表示に従ってください。洗うたびに防水層には負担がかかるので、汚れが少ない日は替えのシーツと交互に使うと、1枚あたりの洗濯回数を減らせます。
介護用やマットレス用など防水シーツのタイプ別の扱い
マットレスに敷くだけのフラットタイプは、たたみやすく水も抜きやすいので、いちばん扱いやすい形です。マットレスを包むボックスタイプは四隅のゴムで立体になっているぶん、洗濯槽の中で袋状になりやすく、ネットに入れる前にゴムの部分を内側に折り込んでおくと広がりを抑えられます。
中綿の入ったパッド一体型は、防水層に加えて中綿そのものが水を抱えるため、脱水後もっとも重く残るタイプです。
脱水だけで水を抜こうとせず、バスタオルで押す工程に時間をかけてください。
介護用の大きいサイズや厚手の防水シーツは、洗濯機の容量を超えると片寄りが起きやすくなるので、取扱説明書にある毛布や寝具の目安を確かめてから入れます。
家庭の洗濯機に入らない寝具は、コインランドリーの大型機や手洗いに切り替えます。洗い方全体の流れは防水シーツを洗濯機で洗う正しい手順で解説しています。
よくある質問
びちょびちょのまま干しても乾きますか
時間はかかりますが乾きます。ただし内側に水がたまったままだと重さで竿からずり落ちたり、乾くまでに湿ったにおいが出たりするので、たまった水を流してバスタオルで押してから干してください。
脱水をもう一度かければ水は抜けますか
シーツが袋状のままなら抜けません。
いったん取り出し、たたみ直してネットに入れてからかけてください。
脱水を禁止している洗濯機では、手で水を抜く方法に切り替えます。
防水シーツは手で絞ってもいいですか
ねじって絞るのは避けてください。
防水層に折れ目がつき、ひび割れて水を通すようになります。
押して水を出す方法なら、防水層への負担を抑えられます。
まとめ
防水シーツが洗濯後にびちょびちょになるのは、防水層が水を通さないまま洗濯槽の中で袋状に広がり、脱水で水が抜けないからです。小さくたたんで洗濯ネットに入れ、弱い脱水を短くかけ、残った水はバスタオルで押して抜けば、ほとんどの場合は防げます。
洗濯表示と洗濯機の取扱説明書を先に確かめておけば、防水層の劣化や洗濯機の故障も避けられます。ぜひ本記事の手順を参考に、次の洗濯からシーツのたたみ方と脱水のかけ方を変えてみてください。



