防水シーツの乾燥機対応表示を見分ける方法と正しい手順とは
洗濯表示のタグを見ると、四角の中に丸を描いた記号に×が重なっています。
防水シーツを乾燥機にかけて失敗するのは、たいていこの記号を見落としたときか、丸の中の点の数を読み違えたときです。
四角の中の丸はJIS L 0001で決められたタンブル乾燥の記号で、2016年12月以降に作られた製品はこの表示に切り替わっています。
点が1つなら低い温度で、2つなら通常の温度で乾燥機にかけられますが、×が付いていればタンブル乾燥はできません。
確かめずに高温で回すと、裏面の防水層が熱で縮んだり、はがれたりします。
本記事では、タグの記号の読み分けと、低温で回して途中で取り出す手順を解説します。

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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
防水シーツの乾燥機対応表示を確かめる準備
最初に洗濯表示のタグを探します。
防水シーツのタグはゴムの縫い目や縁に付いていることが多いものの、位置は製品によって異なるため、四隅を順に確認してください。
見るのは、四角の中に丸がある記号です。
| タグの記号 | 意味 | 乾燥機の扱い |
|---|---|---|
| 四角に丸・点1つ | 低い温度でタンブル乾燥できる(排気温度の上限60℃) | 低温設定で使う |
| 四角に丸・点2つ | 通常の温度でタンブル乾燥できる(排気温度の上限80℃) | 通常設定で使える |
| 四角に丸・× | タンブル乾燥はできない | 乾燥機に入れない |
2016年11月以前の旧表示にはタンブル乾燥の記号が無く、「タンブラー乾燥はお避けください」のような付記で示されていました。記号も付記も見当たらないときや、タグがかすれて読めないときは、乾燥機を使わずに自然乾燥にしてください。
安全面で注意したいのは油分です。
食用油やマッサージオイルなどの油が付いた布は、洗濯したあとでも乾燥機の中で熱がこもって発火するおそれがあるため、乾燥機に入れてはいけません。
介護で使う防水シーツは軟膏や保湿剤が付くことがあるので、汚れの種類を確かめてから乾燥の方法を決めてください。
また乾燥機のフィルターにほこりが溜まっていると熱がこもりやすくなるため、回す前に掃除しておきます。
乾燥機対応の防水シーツを乾かす手順
脱水後にシーツを広げて絡みをほどく
洗濯機から出した防水シーツは、ゴムの部分が内側に丸まって固まっています。
そのまま乾燥機に入れると、丸まった内側だけ熱と水分が残り、外側ばかりが熱を受けます。
一度広げて振り、絡みをほどいてから入れてください。
ほかの洗濯物と一緒に回すと防水シーツが包み込んで乾きにくくなるため、できれば単独で乾かします。
温度設定をタグの点の数に合わせる
点1つの表示なら、乾燥機は必ず低温設定にします。
防水層は合成樹脂のフィルムを生地に貼り合わせたものが多く、上限を超える熱を受けると表面がべたついたり波打ったりします。
点2つなら通常の温度で回せますが、低温でも乾くなら低温を選んだほうが防水層への負担は小さくなります。
乾燥時間は製品の表示に従い、途中で状態を見る
乾燥時間の目安は製品ごとに違うため、取扱説明書や表示に従ってください。
表示が無い場合は、短めに区切って一度取り出し、防水面と縁のゴム部分を触って確かめます。
防水面は水を通さないので、表側が乾いていてもゴムの縫い目や重なった部分に湿り気が残りがちです。
ここで乾き切るまで連続で回すと、熱を受ける時間が長くなり防水層の傷みが早まります。
取り出したらすぐ広げて熱を逃がす
乾燥が終わった直後のシーツは熱を持っています。
ドラムの中に放置すると、たたまれた状態のまま熱がこもり、防水面どうしが貼り付くことがあるため、終わったらすぐに取り出して平らに広げてください。
少し湿り気が残っていれば、そのまま室内か日陰で干して仕上げます。
乾燥機で防水シーツが傷んだときの症状と原因
裏面がべたつく、または波打って硬くなったときは、温度が表示の上限を超えたと考えられます。
防水層が熱で変形した状態なので、元の平らな面には戻りません。
水を通すようになっていれば、防水シーツとしては交換を考える時期です。
防水層に細かいひび割れや、白い粉のようなはがれが出ている場合は、熱と摩擦を繰り返し受けたことが原因です。一度の乾燥で起きるより、回数を重ねて現れることが多い症状で、乾燥機の頻度を下げることが対策になります。
乾燥機から出したのに生乾きでにおうなら、量が多すぎたか、丸まったまま回したかのどちらかです。
もう一度広げて自然乾燥で仕上げてください。
洗濯後の時点で水が抜けきっていないケースは洗濯後に防水シーツがびちょびちょになる原因で解説しています。
シーツ全体が縮んでマットレスの角にゴムが届かなくなった場合は、表面の綿やパイル生地が熱で縮んでいます。縮んだ生地を伸ばして戻す方法は無いため、次からは低温か自然乾燥に切り替えてください。
防水シーツの防水層を保つ乾燥機の使い方と頻度
乾燥機対応の表示があっても、毎回かけてよいとは限りません。
防水層は熱を受けるたびに少しずつ弱るので、急いで乾かしたい日だけ乾燥機を使い、ふだんは自然乾燥にすると傷みを遅らせられます。
何回まで使えるかは製品によって異なり、決まった目安はありません。
夜間に汚れて翌晩までに乾かしたい介護の場面では、替えを2枚以上用意して交互に使う方法が現実的です。
乾燥機に頼る回数が減り、1枚あたりの傷みも分散できます。
速乾をうたう薄手のタイプを選ぶのも一つの対策で、自然乾燥でも乾きやすくなります。
防水層の状態は、乾燥のたびに裏面を光に透かして確かめてください。ひびや薄くなった部分が見えたら、そこから水が染みてマットレスまで届きます。
介護用やマットレスサイズで変わる防水シーツの乾燥
同じ乾燥機対応でも、シーツのタイプで乾きやすさが違います。
マットレスを包むボックスシーツ型はゴムの縫い目が乾きにくく、平らに敷くフラット型や敷きパッド型は熱が均等に回りやすい形です。
介護用の防水シーツは吸水層が厚く作られているものがあり、表面が乾いていても中に水分が残りやすいため、途中で取り出す確認を必ず挟んでください。
ダブルやクイーンなど大きなサイズは、家庭用の乾燥機に入れるとドラムの中で広がりきらず、乾きムラが出やすくなります。
乾燥機の容量に対して大きすぎると感じたら、コインランドリーの大型機を使うか、自然乾燥にしてください。
乾燥機にかける前に確かめたい条件は防水シーツを乾燥機にかける前の確認事項で解説しています。
よくある質問
洗濯表示が無い防水シーツは乾燥機にかけてもよいですか
かけないでください。
対応しているかどうか判断できないため、自然乾燥にするのが安全です。
誤ってかけた場合の変化は防水シーツを乾燥機にかけたときに起きることで解説しています。
コインランドリーの乾燥機でも乾かせますか
タグの表示が点2つなら使えます。
点1つの場合は、その乾燥機に低温設定があるかを確かめてから使ってください。
温度の選び方は機種によって異なります。
乾燥機で縮んだ防水シーツは元に戻りますか
戻りません。マットレスに掛からなくなったら交換を考え、次の1枚からは低温設定か自然乾燥に切り替えてください。
まとめ
防水シーツを乾燥機にかける前に見るのは、タグの四角の中の丸と、その中の点の数です。
点1つなら低温、点2つなら通常の温度で回せますが、×や表示なしなら自然乾燥にします。
回すときは広げてから単独で入れ、途中で取り出してゴムの縫い目まで乾いているか確かめてください。
油分の付いたシーツを入れないことと、フィルターを掃除してから回すことも欠かせません。
洗う段階の手順は防水シーツを洗濯機で洗う正しい手順で解説しています。
ぜひ本記事の記号の読み分けと手順を参考に、防水シーツを傷めずに乾かしてください。



