防水シーツは洗濯機で洗える?失敗しないための手順と注意点
防水シーツは、縫い付けタグの洗濯表示に洗濯おけのマークがあれば洗濯機で洗えますが、失敗の多くは洗いではなく脱水と乾燥の段階で起きます。裏面のポリウレタンなどの防水層は水を通さないため、脱水槽の中で水を抱えたまま片寄り、洗濯機が大きく揺れたり、乾かしたあとに裏面がひび割れたりします。
洗えるかどうかはタグを見れば判断でき、そのあとは水流を弱くして脱水を短く切り上げるだけで失敗の大半は避けられます。本記事では、脱水を短く止める洗い方と、防水層を傷めない干し方を解説します。

なんでも防水したい編集部
「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
防水シーツを洗濯機で洗う前の準備
最初に確認するのはシーツ本体の洗濯表示です。
洗濯おけのマークなら家庭の洗濯機で洗え、おけに手を入れたマークなら手洗い、おけにバツ印が付いていれば家庭での水洗いはできません。
乾燥機やアイロン、漂白剤の扱いも同じタグに並んでいるので、洗う前にまとめて見ておくと途中で迷わずに済みます。
洗濯機の取扱説明書にも目を通してください。
防水性のある衣類やシーツの脱水を控えるよう書かれている機種があり、その場合は脱水の設定を変える必要があります。
シーツのサイズが大きいときは洗濯槽の容量表示と見比べ、毛布やほかの寝具と一緒に詰め込まないようにします。
用意するものは、シーツが余裕をもって入る大きめの洗濯ネットと、表示に合った洗剤です。
介護で使っている防水シーツは、排泄物や吐いたものが付いたまま洗濯槽に入れると、汚れが槽内やほかの洗濯物に広がります。
固形の汚れは取り除いてから洗濯機に入れてください。
感染症が疑われる汚れの扱いは、かかりつけの医療機関や自治体の案内に従います。
防水シーツを洗濯機で洗う手順
汚れた部分を先に下洗いする
汚れが付いた部分だけを、表示の範囲の水温で軽くもみ洗いしておきます。
洗濯機は弱い水流で回すため、ひどい汚れは本洗いだけでは落ちきらないことがあります。
下洗いを飛ばすと、においやシミが残って洗い直しになり、防水層をこする回数がかえって増えてしまいます。
防水面を内側にして畳み、洗濯ネットに入れる
防水面が内側になるように畳み、洗濯ネットに入れてください。
ほかの洗濯物や槽の壁とこすれるのを防ぎ、防水層の表面に細かな傷が付くのを減らすためです。
広げたまま入れると、シーツが袋状にふくらんで水や空気をため込み、洗濯中の片寄りにつながります。
弱い水流のコースで、ほかの洗濯物と分けて洗う
手洗いコースやおしゃれ着コースなど、水流の弱いコースを選びます。
バスタオルのような重い洗濯物と一緒に洗うと、重さが一方に偏りやすくなるため、防水シーツは単独か軽いものと組み合わせて回すほうが安全です。
洗剤の量や水温は、洗剤とシーツの表示に従ってください。
脱水は短く切り上げる
手順の中で安全にかかわるのはこの工程です。
防水層は水を外へ逃がさないため、高速で回る脱水槽の中で水を含んだ部分が片側に寄り、洗濯機が激しく揺れて本体が動いたり、部品を傷めたりすることがあります。
脱水は最短の設定にするか、取扱説明書で禁止されていれば行わないでください。
脱水中は洗濯機のそばを離れず、大きな音や揺れが出たらすぐに停止します。
異常振動が起きる仕組みは防水シーツで洗濯機が激しく揺れる原因と防ぎ方で解説しています。
陰干しで両面に風を通す
取り出したら、風通しのよい日陰で干します。
防水層は熱や強い日差しで劣化する素材が使われていることがあるためです。
物干し竿2本にまたがせてM字に掛けると、内側にも風が通り、乾くまでの時間を短くできます。
乾燥機を使う場合の条件は防水シーツを乾燥機にかける前の確認事項で解説しています。
洗濯機で洗った防水シーツの失敗と原因
洗い終わっても防水シーツがびちょびちょのまま
脱水を短くしたぶん、表面のパイル地や中綿に水が残るのは正常な状態です。
床に水が垂れるほどなら、洗濯ネットの中でシーツが丸まり、水が抜けにくくなっています。
畳み方を変えて短い脱水をもう一度かけるか、タオルで挟んで水気を取ってください。
くわしい対処は防水シーツが洗濯後びちょびちょになるときの対処法で解説しています。
脱水中に洗濯機がガタガタ揺れる
シーツが片側に寄って重さのバランスが崩れています。
いったん止めてシーツを広げ直し、槽の中で均等になるよう置いてから再開します。
それでも揺れるなら脱水はやめ、手で絞ってから干してください。
洗濯機が故障すると言われる背景は防水シーツで洗濯機が壊れると言われる理由で解説しています。
防水シーツの裏面がひび割れる・はがれる
熱いお湯、乾燥機の熱、直射日光のどれかで防水層が傷んだときに出やすい症状です。
一度割れた防水層は洗い方を変えても元に戻らず、割れ目から水がマットレスまで染みてしまいます。
その時点で買い替えを考えてください。
防水シーツの防水を長持ちさせる洗う頻度
何回洗えるかは素材や製品によって異なり、一律の回数はありません。目安になるのは裏面の状態で、洗うたびに光にかざし、ひびや薄くなった部分がないかを見ておくと、マットレスに水が染みる前に気づけます。
介護のように毎日のように洗う使い方なら、2枚以上を用意して交互に使うと、1枚あたりの洗濯回数も乾ききらないうちに敷く場面も減らせます。速乾をうたう防水シーツは乾くまでの時間が短いため、ローテーションの対策として選ぶ人もいます。
防水シーツのタイプで変わる洗濯機での扱い
マットレスを包むボックスタイプは、四隅のゴムが洗濯中にほかの部分と絡みやすいので、ゴムを内側に寄せて畳んでからネットに入れます。敷くだけのフラットタイプは畳みやすく、洗濯機で扱いやすい形です。
中綿入りのパッド一体型は水を多く含むため、脱水を短くすると乾くまでに時間がかかり、生乾きのにおいが出やすくなります。
乾燥機に対応しているかどうかはタグで判断でき、表示の見分け方は防水シーツの乾燥機対応表示を見分ける方法で解説しています。
洗い方全体の流れは防水シーツの洗い方の基本手順にもまとめてあります。
よくある質問
防水シーツは乾燥機にかけてもいいですか?
洗濯表示でタンブル乾燥が認められている場合だけ使えます。
禁止の表示があるものを乾燥機に入れると、防水層が熱で傷むことがあります。
かけたときに起きる変化は防水シーツを乾燥機にかけるとどうなるかで解説しています。
洗濯ネットがないと洗濯機で洗えませんか?
洗えないわけではありませんが、ネットに入れたほうが防水層のこすれやシーツのふくらみを抑えられます。ネットがないときは、防水面を内側にしてきつめに畳んでから入れてください。
柔軟剤は使えますか?
シーツの表示で禁止されていなければ使えます。ただし表面のパイル地は柔軟剤で吸水性が落ちることがあるため、吸水面の吸い込みが悪くなったと感じたら量を減らすか使うのをやめてください。
まとめ
防水シーツは、洗濯表示に洗濯機のマークがあれば洗濯機で洗えます。失敗しやすいのは脱水と乾燥で、防水面を内側に畳んでネットに入れ、弱い水流で洗い、脱水を短く切り上げて陰干しすれば、洗濯機の異常振動と防水層の劣化をどちらも避けられます。
介護などで洗う回数が多い場合は、2枚を交互に使い、洗うたびに裏面のひびを確かめておくとマットレスまで濡らさずに済みます。ぜひ本記事の手順を参考に、次の洗濯からタグの確認と短い脱水を試してください。



