洗濯機用トレーと防水パンの違いは何?設置前の確認手順
洗濯機用トレーを敷いて安心していたのに、排水ホースの差し込み口がトレーの外にあり、継ぎ目から落ちた水が床に広がっていた。
失敗はたいてい、排水口との位置関係から起きます。
防水パンは床に据え付けられ、内側の排水口から水を排水管へ流す設備です。
洗濯機用トレーは床に置くだけの製品が多く、受けた水はトレーの中にとどまります。
どちらを使う場合でも、設置前に排水口の位置と受け皿の内寸を確かめ、洗濯機の脚がどこに乗るかを照らし合わせれば、置いたあとの水漏れやガタつきはかなり防げます。本記事では、メジャーで内寸を測る位置と、脚の乗り位置を確かめる手順を解説します。

なんでも防水したい編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
洗濯機用トレーと防水パンの違いと役割
防水パンは、洗濯機置き場の床に固定して使う受け皿です。
底の一角や中央に排水口があり、排水トラップを通して建物の排水管につながっています。
洗濯機の排水ホースもこの排水口に差し込むので、ホースが外れたときや本体から水が漏れたときも、水は床ではなく排水管へ流れます。
洗濯機用トレーは、床に置いて洗濯機の下に敷くタイプが中心です。
排水管にはつながっていない製品が多く、受けた水はトレーにたまります。
少量の漏れや結露、ホースの継ぎ目から落ちるしずくを床に届かせないための備えと考えると実態に近いです。
給水ホースが外れて水が出続けるような場面では、たまる量に限りがあるのであふれます。
| 項目 | 防水パン | 洗濯機用トレー |
|---|---|---|
| 置き方 | 床に据え付ける | 床に置くだけの製品が多い |
| 受けた水の行き先 | 排水口から排水管へ | トレーの中にたまる製品が多い |
| 想定する水の量 | 漏れ続ける水も排水口へ流す | トレーに収まる量まで |
| 交換・新設 | 業者に依頼する | 自分で敷ける製品が多い |
防水パンの交換や新設は排水管の接続を伴うため、管理会社や業者に依頼する範囲です。そもそも受け皿が必要かどうかの判断は、洗濯機を防水パンなしで置けるかの確認手順で解説しています。
防水パン・トレーの設置前に用意するもの
用意するものは、金属製の巻尺、懐中電灯、乾いた雑巾の3つで足ります。
洗濯機の下や防水パンの奥は暗く、排水口の位置を目で確かめるには明かりが要ります。
洗濯機の取扱説明書も手元に置き、脚の位置や本体の寸法が載っているページを開いておいてください。
安全面では、洗濯機を動かす前に電源プラグを抜き、給水栓を閉めてください。
濡れた手でプラグに触れるのは感電の原因になります。
洗濯機は一人で傾けたり引きずったりせず、二人以上で持ち上げて動かします。
引きずると床や防水パンのふちに傷が付き、そこから水が回り込むことがあります。
床に水気が残ったままトレーを敷くと、湿気がこもってカビの原因になります。置き場の床を拭いて乾かしてから作業に入りましょう。
防水パンとトレーに洗濯機を置く前の確認手順
排水口の位置を確かめる
最初に、排水口が受け皿の内側にあるかを見ます。
防水パンなら内側にあるのが前提ですが、洗濯機の真下に来る位置だと、置いたあとは掃除も点検もできません。
洗濯機用トレーを使う場合は、排水ホースの差し込み口がトレーの外に出ていないかを確認してください。
外に出ていると、いちばん漏れやすい継ぎ目の下が無防備なままになります。
受け皿の内寸を測る
測るのは外寸ではなく、ふちの内側どうしの寸法です。
防水パンはふちに厚みがあり、外寸で洗濯機と比べると収まると判断してしまいます。
奥行きと幅を、ふちの立ち上がりの内側で測りましょう。
測り方の詳しい手順は防水パンのサイズが洗濯機と合わない時の見分け方で解説しています。
洗濯機の脚の位置と照らし合わせる
本体の外寸が内寸に収まっても、脚が段差やふちに乗れば洗濯機は傾きます。
取扱説明書で脚の間隔を確かめ、受け皿の平らな面に4本とも乗るかを見てください。
傾いたまま回すと、脱水のたびに揺れが大きくなります。
排水ホースの通り道を決める
排水ホースは、本体の下で折れたり押しつぶされたりしない道を選びます。ホースが脚の下敷きになると流れが悪くなり、継ぎ目から水があふれる原因になります。
試運転で水漏れを確かめる
置いたら、少量の水で一度洗濯機を回し、排水まで終わったところで受け皿の中と床を懐中電灯で照らします。この時点で水滴があれば、ホースの差し込みが浅いか、位置がずれています。
洗濯機用トレー・防水パンでよくある失敗と原因
床が濡れていたら、まずホースの継ぎ目が受け皿の外に出ていないかを疑ってください。洗濯機用トレーでとくに多い症状で、トレーをずらすか、排水口側に寄せて敷き直します。
脱水のたびに洗濯機がガタつく場合は、脚のどれかが防水パンの段差に乗っているか、床が傾いています。
脚の位置を照らし合わせ直し、それでも合わなければかさ上げ台で高さをそろえる方法があります。
判断の手順は防水パンのかさ上げが必要かを確かめる手順で解説しています。
トレーの中に水がたまっていたときは、受け皿の問題ではなく漏れの兆候です。給水ホースと排水ホースの継ぎ目を点検し、原因が分からなければメーカーの窓口に修理を依頼してください。
防水パンとトレーの掃除と見直しの目安
受け皿には、糸くずやほこり、洗剤の溶け残りがたまります。
防水パンの排水口にこれが詰まると、水が流れにくくなり、においの原因にもなります。
掃除の間隔は決まった数値がないので、汚れのたまり具合で判断し、洗剤を使う場合は製品の表示に従ってください。
手順は防水パンの汚れとカビを防ぐ掃除手順で解説しています。
洗濯機用トレーは、ひび割れや反りが出たら交換を考える時期です。
割れ目があると水を受けきれません。
洗濯機を買い替えたときも、内寸と脚の位置の確認を最初からやり直しましょう。
ドラム式と縦型で変わる防水パンの確認点
ドラム式洗濯機は縦型より奥行きが出やすく、扉を手前に開けるため、前のスペースも要ります。
防水パンの内寸に本体が収まっても、扉が壁や棚に当たれば使えません。
収まらないときの選択肢はドラム式洗濯機が防水パンに入らない時の対処手順で解説しています。
縦型はふたが上に開くので、上の棚との間隔を確かめてください。
洗濯機の上にラックを置くなら、防水パンのふち寸法とランドリーラックの関係も合わせて見ておくと寸法の失敗が減ります。
防水パンの形ごとの違いは防水パンの種類と形状で決まる設置条件で解説しています。
よくある質問
防水パンがあれば洗濯機用トレーは要りませんか?
要りません。
防水パンが排水口につながっていれば、受けた水は排水管へ流れます。
トレーを重ねると排水口をふさぐ置き方になることがあるので、重ねる場合は排水口がトレーの外に出るかを確かめてください。
防水パンがない部屋はトレーで代わりになりますか?
少量の漏れや結露を受ける用途なら代わりになりますが、漏れ続ける水は受けきれません。対処の選択肢は防水パンがない場合の対処法で解説しています。
防水パンの交換は自分でできますか?
排水管の接続を伴うため、管理会社か業者に依頼してください。賃貸住宅なら、先に管理会社へ連絡します。
まとめ
防水パンは受けた水を排水口から排水管へ流し、洗濯機用トレーは受けた水をその場にためます。この違いがあるため、トレーでは排水ホースの継ぎ目が内側に入るか、防水パンでは排水口が洗濯機の真下に隠れないかが、設置前に確かめる場所になります。
内寸はふちの内側で測り、脚の位置と照らし合わせてから置き、最後に試運転で受け皿の中を照らして確認してください。ぜひ本記事の確認手順を参考に、洗濯機を置く前に排水口と内寸を確かめてください。



