洗濯機の防水パンかさ上げは必要?設置前に確認する手順
洗濯機の防水パンかさ上げで失敗しやすいのは、台の高さ選びではありません。
4本の脚がそれぞれかさ上げ台の中央に乗っているかどうかです。
脚が台の縁に寄ったまま脱水すると、振動で台が少しずつずれ、ガタつきや異音が出ます。
防水パンの排水口が本体の真下に隠れていてふたも開けられない。
あるいは、排水ホースが本体の底に押されて平たく潰れている。
かさ上げが役に立つのはこうした状況で、どちらにも当てはまらなければ無理に上げる必要はありません。
本記事では、洗濯機を動かす前の止水と水抜きのやり方と、かさ上げ台に脚を乗せる位置の合わせ方を解説します。

なんでも防水したい編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
洗濯機の防水パンかさ上げが必要か判断する準備
かさ上げが必要になる状況
防水パンの役割は、洗濯機からの水漏れやホースの外れで出た水を受け止め、排水口へ流すことです。
その排水口が本体の真下にあると、手も道具も入らず、排水トラップ(排水口の中で水をためてにおいを止める部品)の掃除ができません。においや詰まりが出ても手を入れられないので、本体を持ち上げて隙間をつくるかさ上げが選択肢になります。
排水ホースの取り回しも判断材料です。
ホースが本体の下で折れたり潰れたりしていると、水の流れが悪くなり、排水エラーや逆流につながります。
反対に、排水口が本体の外側に出ていて手が届き、ホースにも無理がかかっていないなら、かさ上げをしなくても困ることはありません。
用意するものと作業前の安全確認
手元にそろえるのは、かさ上げ台、メジャー、タオル、バケツ、作業用の手袋です。かさ上げ台は製品ごとに対応する重さや脚の形が決まっているので、使う洗濯機の重量と脚の形状が表示の範囲に入っているかを先に確かめてください。
作業前には必ず電源プラグを抜き、蛇口を閉めます。
濡れた手でプラグに触れると感電のおそれがあるため、手を拭いてから抜いてください。
アース線がつながっている場合は、外す前に取り付け位置を覚えておくと戻すときに迷いません。
洗濯機は重く、1人で傾けると腰を痛めたり床や防水パンを傷つけたりするので、本体を動かすのは2人で行います。
洗濯機の防水パンかさ上げ手順
1. 蛇口を閉めて給水ホースと排水ホースの水を抜く
蛇口を閉めたあと、給水ホースを外す前に残っている水をバケツとタオルで受けます。
ホースの中には思ったより水が残っていて、何も敷かずに外すと床や防水パンの外へこぼれます。
排水ホースも本体を動かす前に排水口から抜き、先端を下に向けて中の水を出しておきます。
2. 防水パンの内寸と洗濯機の脚の位置を測る
測るのは防水パンの内側の寸法と、洗濯機の脚同士の間隔です。
かさ上げ台は防水パンの縁の内側に置くことが多く、内寸と脚の位置がずれていると、台を置いても脚が中央に乗りません。
あわせて、本体の上にある蛇口や棚までの高さも測っておくと、かさ上げしたあとに本体が当たるかどうかを事前に判断できます。
洗濯機のサイズが防水パンより大きい場合は、洗濯機が防水パンより大きいときの設置前の手順で解説しています。
3. 洗濯機をずらして排水口を掃除する
本体を手前にずらしたら、かさ上げ台を置く前に排水口と防水パンの底を掃除します。
かさ上げ後は隙間ができますが、本体を動かしたこのタイミングがいちばん手を入れやすい時期です。
排水トラップの部品は外した順番を覚えておかないと、戻したときに隙間ができ、においが上がってきます。
掃除の具体的なやり方は防水パンの汚れとカビを防ぐ掃除手順で解説しています。
4. かさ上げ台を置いて脚を中央に乗せる
かさ上げ台を脚の位置に合わせて置き、2人で本体を持ち上げて脚を台のくぼみや中央に下ろします。
片側ずつ乗せると本体が傾き、先に乗せた側の台がずれやすくなるため、できるだけ同時に下ろしてください。
脚が縁にかかったままだと、運転中の振動で台から外れます。
5. ホースをつなぎ直し、水平を見てから試運転する
排水ホースは潰れや折れがない状態で排水口へ差し込み、給水ホースもしっかり締め直します。
本体を手で軽く押してガタつきがないか確かめ、水平が出ていなければ洗濯機の調整脚で合わせてください。
最後に少量の水で洗濯から脱水まで動かし、ホースのつなぎ目や防水パンの外に水が出ていないかを見ます。
かさ上げ後に出やすい失敗と直し方
脱水のたびにガタつく・台がずれる
多くは、脚が台の中央から外れているか、4本の高さがそろっていないことが原因です。
一度電源を抜いて本体を持ち上げ、脚の位置を合わせ直してください。
それでも揺れる場合は、調整脚の高さを見直し、床や防水パン自体が傾いていないかも確かめます。
防水パンの外や床に水が出る
排水ホースの差し込みが浅いか、給水ホースの締めが甘いと、運転中に水が漏れます。
かさ上げで本体が高くなった分、ホースが引っ張られて抜けかけていることもあるので、長さに余裕があるかを確かめてください。
排水口の部品が割れていた場合は、自分で直さず管理会社や業者に依頼します。
蛇口や棚に本体が当たる
かさ上げした分だけ、本体の上の空間は狭くなります。
縦型はフタが上に開くため、棚に当たって全開にならないことがあります。
手順2で上部の高さを測っていなかったときは、高さの低いかさ上げ台に替えるか、かさ上げ自体を見送るかを選んでください。
かさ上げ台の点検と防水パン掃除の頻度
かさ上げ台の点検や排水口の掃除に、決まった回数はありません。
かさ上げ台については製品の表示に従ってください。
脱水時の音が以前より大きくなった、本体の位置が少しずれている、洗面所ににおいがこもる、といった変化があれば点検の合図です。
かさ上げで本体の下に隙間ができると、ほこりや糸くずも入り込みやすくなります。隙間から手やブラシが届くようになったぶん、本体を動かさずに掃除できるので、洗濯のついでに排水口まわりをのぞく習慣をつけると詰まりに早く気づけます。
ドラム式と縦型で変わる防水パンかさ上げの注意点
ドラム式は本体が重く、ドラムが横向きに回るため脱水時の揺れ方も縦型と異なります。
かさ上げ台を選ぶときは、対応重量がドラム式の重さに足りているかを必ず確かめてください。
防水パンに入らない、はみ出すといった場合は、ドラム式が防水パンに入らない時のかさ上げ手順やドラム式の防水パンがはみ出るときの対処で解説しています。
縦型は上から洗濯物を出し入れするタイプなので、かさ上げすると投入口が高くなり、奥の衣類に手が届きにくくなります。上部の棚や蛇口との距離も、ドラム式よりフタの開く範囲の分だけ余裕が必要です。
よくある質問
かさ上げ台はどの洗濯機にも使えますか?
使えるとは限りません。かさ上げ台ごとに対応する重さと脚の形が決まっているので、洗濯機の重量と脚の形状が表示の範囲に入っているかを確かめてから使ってください。
防水パンがない場所でもかさ上げできますか?
床に直接置くかさ上げ台もありますが、水漏れを受け止める防水パンがない点は変わりません。防水パンなしで使うときに確かめることは、防水パンなしでも大丈夫か判断する手順で解説しています。
防水パンそのものを交換したほうがよい場合は?
防水パンが割れている、排水口の部品が壊れているといった場合は、かさ上げでは解決しません。防水パンや排水口の交換は、賃貸なら管理会社、持ち家なら設備業者に依頼してください。
まとめ
洗濯機の防水パンかさ上げが必要なのは、排水口が本体の真下にあって掃除できないときや、排水ホースが潰れているときです。作業は電源プラグを抜いて蛇口を閉め、ホースの水を抜いてから始め、本体を動かすのは必ず2人で行います。
台を置いたら脚が中央に乗っているか、ホースに無理がないかを確かめ、試運転で水漏れがないことを見てから普段の洗濯に戻ってください。ぜひ本記事の手順を参考に、測る・水を抜く・脚を合わせるの3点を押さえてからかさ上げに取りかかってください。



