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防水バックカバーの選び方|サイズと素材で変わる防水性

30Lのリュックに防水バックカバーをかけて雨の中を1時間歩いたら、背中側のポケットに入れた定期入れだけが湿っていました。

カバーの生地から水が通ったのではありません。

防水バックカバーはリュックの前面と側面を覆う道具で、背中に当たる面は最初から開いているため、そこから回り込んだ水が入ります。

防水バックカバー選びは、リュックの容量と形に合うサイズかどうかと、生地が防水か撥水かでほぼ決まります。そのうえで縁の固定方法と縫い目の処理を見れば、雨の日に中の荷物がどこまで守られるかの見当がつきます。

本記事では、背面と底から水が入る経路と、容量表記からサイズを合わせる読み方を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防水バックカバーをかけても荷物が濡れる理由

濡れる場所はたいてい決まっていて、背中側・ショルダーベルトの付け根・底の3か所です。

防水バックカバーはリュックの外側にお椀のようにかぶせ、縁のゴムやコードで背面側に回して留める構造なので、背中に当たるパネルとベルトの付け根は覆われません。

背中に沿って流れた雨は、この隙間からリュック本体に染みていきます。

底の側も見落とされやすい場所です。

カバーの中に入りこんだ水は下にたまり、カバーとリュックの底が接している部分から本体の生地に吸われます。

製品によっては底に水抜きの穴を設けているものもありますが、有無は製品によって異なります。

つまり、カバーの生地がいくら水を通さなくても、覆っていない面と水がたまる面が残る限り、中身は完全には守れません。

防水バックカバーは「リュックの外側を雨から守る道具」と考え、濡らしたくない荷物は中で別に包むのが現実的な使い方です。

この前提を押さえておくと、カバーに求める条件もはっきりします。

覆う範囲を広く取れるサイズかどうか、縁がずれずに背面側へしっかり回るかどうかが、生地の性能と同じくらい結果を左右します。

防水バックカバーの選び方で見る5つの点

選ぶときに見る点は、サイズ、生地、縫い目、固定方法、収納と見た目の5つです。上の2つで大半が決まり、残りの3つは使う場面によって重みが変わります。

対応容量とリュックの形が合っているか

防水バックカバーのサイズは「◯〜◯L対応」のように容量の幅で示されることが多く、まずここをリュックの容量と照らし合わせます。

ただし同じ容量でも、縦長の登山用と箱型のビジネスリュックでは外形がまったく違います。

容量だけで選ぶと、縦は足りても厚みが足りず、縁が背面まで回りきらないことがあります。

ブランドによって容量の数え方も異なるため、カバーの外寸表記があれば、リュックの高さ・幅・厚みを測って比べてください。

小さすぎるよりは、やや大きめのほうが背面側への回り込みを確保できます。

生地が防水か撥水か

撥水は生地の表面で水をはじく加工で、強い雨や長時間の雨では水が生地を通ります。

防水は生地の裏にコーティングを施すなどして、水そのものを通さない仕組みです。

商品説明に「撥水」としか書かれていなければ、小雨向けと考えてください。

耐水圧の表記がある製品は、数値が大きいほど強い水圧に耐えられます。

縫い目がふさがれているか

防水生地でも、縫い目の針穴からは水が入ります。

縫い目の裏にテープを貼ってふさぐ処理(シームテープ)があるかどうかで、長い雨での差が出ます。

頭上から当たる天面の縫い目はとくに雨を受けやすい場所です。

縁の固定方法

縁がゴムだけのものは着け外しが手早い反面、風であおられるとずれやすくなります。ドローコードやバックルで締められるものは、自転車や強風の中でも外れにくい構造です。

収納のしやすさとデザイン

使わない日にリュックへ入れておくなら、付属の収納袋に畳める薄さかどうかが大事です。暗い時間に歩くなら、目立つ色や反射材のあるデザインを選ぶと、車から見つけてもらいやすくなります。

防水バックカバーのタイプ別比較

防水バックカバーは、固定の仕方と覆う範囲で大きく4タイプに分かれます。どのタイプも背面が完全にふさがるわけではない点は共通です。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
ゴム縁でかぶせるタイプ生地で前面・側面を覆い、縁のゴムで背面側に留める徒歩の通勤・通学、急な雨風であおられるとずれやすい
コード・バックル固定タイプ縁をコードで絞り、ベルトやバックルでリュックに固定する自転車、登山、風の強い日着け外しに手間がかかる
リュック内蔵タイプリュック底のポケットなどに収まったカバーを引き出してかぶせるカバーを持ち忘れたくない人そのリュック専用で、他のバッグに使い回しにくい
袋状で全体を包むタイプリュックごと袋に入れて口を閉じる移動中に背負わない場面、荷台への積載背負ったままでは使えない

背負って歩く時間が長いなら、上の2タイプから選ぶことになります。リュックごと預けたり荷台に積んだりする場面では、背面まで包める袋状のタイプのほうが水の入り口が少なくなります。

シーン別に見る防水バックカバーの絞り込み

徒歩や電車での通勤

駅に着いたらすぐ外して畳む使い方が中心なので、ゴム縁で着け外しの早いタイプを優先してください。

ビジネスリュックは箱型で厚みがあるため、容量だけでなく厚み方向の寸法も確かめます。

雨の日の通勤リュックそのものの選び方は雨天時に差が出る通勤リュックのポイントで解説しています。

登山・ハイキング

長時間の雨と風が前提になるため、防水生地でシームテープがあり、コードで締められるタイプを選んでください。

カバーだけでは背面から入る水を止められないので、寝袋や着替えは中で防水の袋に小分けにします。

荷物の小分けに使う袋はスタッフバッグの生地と気密性の違いで解説しています。

自転車

走行中の風でカバーが膨らみやすく、ゴム縁だけでは外れる場合があります。

ベルトやバックルで固定できるものを優先し、視認性のある色や反射材も見てください。

リュックを背負わずに荷台へ積むなら、防水シートバッグの素材と容量を見比べる方法もあります。

子どもの通学

子どもが自分で着け外しすることを考え、ゴム縁で手順の少ないタイプが向いています。通学路が暗くなる季節には、明るい色のデザインを選ぶと周りから見つけてもらいやすくなります。

防水バックカバーはリュック以外のバッグに使える?

防水バックカバーは背負う形のリュックを前提に作られているため、ショルダーバッグやボディーバッグには形が合いません。縁を留める場所がなく、斜めにかけたバッグでは雨を受ける面の向きも違うので、カバーが浮いて水が入りやすくなります。

リュック以外を雨から守るなら、バッグ本体を防水仕様で選ぶほうが確実です。

体に沿わせる小型バッグはボディーバッグ防水の素材と縫製で、肩から斜めにかける形はメッセンジャーバッグの縫い目による防水の差で解説しています。

軽い荷物を背負うだけなら、防水ナップサックの生地と縫い目を検討してもよいでしょう。

反対に、リュック自体の防水性を上げたい場合は、カバーを足すよりも本体を防水素材のものに替えるという選択肢もあります。容量と耐水圧の見方は防水リュックの容量と耐水圧の目安で解説しています。

防水バックカバーを買ってから後悔しやすい点

いちばん多いのはサイズの選び間違いです。

リュックにぎりぎり収まる大きさを選ぶと、荷物を詰めて膨らんだ日に縁が背面まで届かず、側面の下から水が入ります。

外側のポケットにペットボトルを差す使い方をするなら、その分の厚みも見込んで選んでください。

生地の劣化も見落とせません。

防水のコーティングは折り目や擦れる部分から傷みやすく、長く使ううちに裏面がはがれたり、べたついたりすることがあります。

濡れたまま収納袋に押し込むと傷みが進むので、使ったあとは広げて乾かしてから畳んでください。

撥水加工は使ううちに落ちていくため、水をはじかなくなってきたら撥水スプレーで補う方法があります。

もう1点、カバーの中の湿気も気にしておきたいところです。

雨が上がったあともカバーをかけたままにすると、背中から上がる湿気がこもり、リュック表面が湿った状態になります。

雨がやんだら外しておくと、中までの浸水を防げます。

よくある質問

防水バックカバーをかければ中身は濡れませんか?

濡れる場合があります。

背中側とベルトの付け根は覆われないため、長い雨では回り込んだ水が入ります。

濡らしたくない荷物は、リュックの中で防水の袋に入れてください。

撥水と書かれたカバーでも雨の日に使えますか?

小雨や短時間なら使えますが、強い雨では生地を水が通ります。雨の中を長く歩くなら、防水生地と書かれたものを選んでください。

サイズは大きめと小さめのどちらを選べばよいですか?

迷ったら大きめを選んでください。

縁を背面側へ深く回せるほうが、水の入り口が小さくなります。

ただし大きすぎると風であおられるので、コードで絞れるタイプだと調整できます。

洗濯機で洗えますか?

製品によって異なります。防水コーティングは洗濯機の摩擦で傷みやすいため、洗濯表示を確認し、表示がなければ手洗いして陰干しにしてください。

まとめ

防水バックカバーは、リュックの容量と形に合うサイズか、生地が防水か撥水かでほぼ決まり、縫い目の処理と縁の固定方法で雨への強さが変わります。背中側は覆えない構造なので、大事な荷物は中で別に包むことを前提にしてください。

徒歩の通勤や子どもの通学なら着け外しの早いゴム縁タイプ、登山なら防水生地とシームテープのあるコード固定タイプ、自転車ならベルトで留められて目立つ色のものが向いています。荷台に積むなど背負わない場面では、袋状に包むタイプも候補になります。

ぜひ本記事の選び方を参考に、手持ちのリュックの寸法を測ったうえで、使う場面に合った防水バックカバーを選んでください。

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