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ゴルフ防水シューズの選び方|雨天ラウンドで差が出る条件

朝露の残る1番ホールのフェアウェイを歩いただけで、つま先の縫い目まわりが濡れて色が変わっていた。防水と書かれたゴルフシューズでも、こうなる靴とならない靴があります。

ゴルフ防水シューズ選びは、アッパーの内側に防水メンブレン(水を通さず湿気だけを逃がす薄い膜)が入っているか、表面に撥水加工をかけただけかでほぼ決まります。

撥水は水をはじく加工で、濡れた芝を何時間も踏み続けると縫い目や生地の目から水が入ってきます。

そのうえで、雨の日のラウンドではソールのグリップと18ホール歩いたあとの蒸れが、足の疲れ方を大きく変えます。

本記事では、スパイクとスパイクレスの使い分けと、18ホール歩いても蒸れにくい透湿の見方を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防水のはずのゴルフシューズが濡れる構造上の理由

浸水の入口は、ほとんどが縫い目です。

靴のアッパーは複数のパーツを縫い合わせて作られていて、針穴は水の通り道になります。

表面の撥水加工は生地の上で水を玉にするだけなので、針穴や生地の継ぎ目に水が溜まり続ければ、やがて内側へ染みていきます。

防水メンブレン入りの靴は、この縫い目の内側に膜を袋状に重ねているため、外側の生地が濡れても足までは水が届きにくい構造です。

ゴルフで条件が厳しくなるのは、雨そのものより濡れた芝を踏む時間の長さで、1ラウンドでは数時間にわたってつま先と側面が濡れた芝に押し付けられます。

短時間の通り雨なら撥水で済んでも、朝露の時間帯や雨天のラウンドでは、膜の有無で結果が分かれます。

もう一つの入口は履き口です。

防水メンブレンが入っていても、膜がカバーしているのは基本的に履き口より下までなので、深いラフやぬかるみで水が履き口を越えれば中は濡れます。

商品説明に「防水」とあっても、膜を入れた防水構造なのか撥水加工なのかは表記が分かれるため、仕様欄の書き方まで確かめてください。

ゴルフ防水シューズを選ぶ4つの軸

防水の仕組み:メンブレンか撥水加工か

最初に見るのは、防水メンブレンを使った構造かどうかです。

仕様欄に防水透湿素材の名前や「防水構造」の記載があれば膜入り、「撥水」「はっ水加工」とだけあれば表面処理だと考えてください。

雨のラウンドに出る前提なら膜入り、晴れの日中心で朝露だけ防げればよいなら撥水でも用は足ります。

ソール:スパイクかスパイクレスか

濡れた傾斜でスイングすると、足元が滑ればそのままミスショットにつながります。

鋲(びょう)を付けたスパイクタイプは芝に食い込むので、雨で緩んだ斜面でも踏ん張りやすいのが特徴です。

一方でスパイクレスはゴムの突起で地面をとらえる作りで、クラブハウスや移動中もそのまま歩けます。

ゴルフ場によっては使えるソールの種類を指定している場合があるため、ホームコースのルールも合わせて確認してください。

履き口とタン(ベロ)の作り

甲を覆うタンが左右の生地と一体になった作りなら、紐の隙間から水が入りにくくなります。

タンが独立していると、膜入りでもタンの付け根から水が回ることがあります。

履き口が高めのモデルはラフでの浸水を抑えられますが、足首の動きは少し制限されます。

透湿性と18ホールの蒸れ

18ホールを歩くと、距離は数キロ単位になります。

防水性が高くても湿気を外へ逃がせない靴は、後半になると汗で中が湿り、雨で濡れたのと同じ不快さが出ます。

防水透湿をうたう膜入りの靴は、この蒸れを抑える方向の作りです。

夏場のラウンドが多いなら、通気の良さもあわせて見てください。

スパイクとスパイクレス、ゴルフ防水シューズのタイプ比較

防水の仕組みとソールの組み合わせで、ゴルフ防水シューズは4つのタイプに分けられます。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
防水メンブレン入りスパイクシューズ内側の膜で浸水を防ぎ、鋲で芝をとらえる雨天ラウンド、傾斜の多いコースコース外では歩きにくく、鋲の交換が必要になる
防水メンブレン入りスパイクレス内側の膜で浸水を防ぎ、ゴムの突起でグリップする朝露・小雨のラウンド、移動もこなしたい日ぬかるんだ急斜面では鋲より滑りやすい
撥水加工のスパイクレス表面で水をはじく加工のみ晴れの日中心、練習場長時間濡れた芝を歩くと縫い目から染みる
一般の防水スニーカーで代用製品により膜入りまたは撥水練習場、ゴルフ場以外の雨の日ゴルフ用のグリップ設計ではなく、コースで使えない場合がある

雨のラウンドに対応できるのは、上の2つの膜入りタイプです。そこから先はスイングの安定を取るか、歩きやすさを取るかで選ぶことになります。

アディダス・ニューバランスなどスニーカー型ゴルフシューズの見方

アディダスやニューバランスのように、スニーカーで知られるスポーツブランドもゴルフシューズを出しています。見た目がスニーカーに近いモデルが多く、スパイクレスのものはコースの外でも違和感なく履けます。

見た目が近い分、普段のスニーカーと同じ感覚で選ぶと防水の仕組みを確認し忘れます。

同じブランドでも、膜入りのモデルと撥水加工のモデル、通気を優先したメッシュアッパーのモデルが並んでいることがあり、ブランド名だけで防水性は判断できません。

モデルごとに仕様欄の防水表記を確かめてください。

アディダスの防水スニーカーをモデルごとに見分ける方法はadidasの防水スニーカーのモデル別の違いで解説しています。

ゴルフ用ではない防水スニーカーを練習場や通勤に流用するなら、防水スニーカーのブランドごとの違いも参考になります。白いアッパーは芝の汁や泥の跡が目立つため、白を選ぶ場合は白スニーカーの汚れと浸水を同時に防ぐ条件で解説している手入れの考え方も役に立ちます。

雨天ラウンド・朝露・練習場で変わるゴルフ防水シューズの優先順

雨予報のラウンド

防水メンブレン入りのスパイクタイプを優先してください。

雨で緩んだ芝の上では、浸水よりも足元が滑ることのほうがスコアに直結します。

タンが一体型で、履き口がやや高めのものなら、ラフに入ったときの浸水も抑えられます。

朝露が残る早朝スタート

膜入りのスパイクレスで十分です。朝露はつま先と側面を数ホール濡らし続けるので撥水だけでは心もとない一方、日が昇れば芝は乾くため、移動もしやすいスパイクレスのほうが1日を通して扱いやすくなります。

練習場や晴れの日のラウンド

撥水加工のスパイクレスや、通気を優先したモデルが向いています。膜入りの靴は夏場に蒸れやすいので、雨の心配が少ない日は通気を取ったほうが足は楽です。

ゴルフ防水シューズで買ってから後悔しやすい点

サイズは厚手の靴下を履いた状態で考えてください。

雨の日は替えの靴下や厚手の靴下を使うことが多く、普段の靴と同じサイズだと甲が圧迫されることがあります。

膜入りの靴は内側に層が1枚増えるぶん、同じサイズ表記でも中が少し狭く感じる場合があります。

乾かし方でも寿命は変わります。

濡れた靴をストーブやドライヤーの熱で一気に乾かすと、接着部分や膜を傷めるおそれがあり、中敷きを外して新聞紙を詰め、風通しのよい日陰で乾かすのが基本です。

表面の撥水加工は使ううちに落ちていくので、水がはじかなくなってきたら防水スプレーで補ってください。

膜入りでも、履き口から入る水は防げません。

深いぬかるみや大雨の日は、靴の上から被せるシューズ防水カバーの選び方で解説しているカバーを移動中に併用する方法もあります。

コースでのプレー中に使えるかはゴルフ場の判断になるため、使う場面は移動中に限るのが無難です。

よくある質問

撥水加工のゴルフシューズでも雨の日に使えますか?

小雨が短時間降る程度なら使えますが、雨が続くラウンドでは縫い目から水が染みてきます。雨の日を想定するなら、防水メンブレン入りのモデルを選んでください。

普通の防水スニーカーでゴルフ場を回ってもよいですか?

ゴルフ場によっては、ゴルフ用のソール以外での入場やプレーを認めていない場合があります。

また、一般のスニーカーは傾斜でのスイングを前提にしたグリップ設計ではありません。

コースではゴルフシューズを使い、防水スニーカーは練習場や移動に回すのが安全です。

防水メンブレン入りの靴は夏でも蒸れませんか?

防水透湿をうたう膜は湿気を外へ逃がす作りですが、通気用のメッシュ靴と比べれば蒸れやすくなります。夏場の晴れの日が中心なら、膜入りにこだわらず通気を優先したモデルを選ぶ選択肢もあります。

濡れたゴルフ防水シューズはどう乾かせばよいですか?

中敷きを外し、新聞紙を詰めて風通しのよい日陰に置いてください。熱を直接当てると接着部分や膜を傷めることがあるため、ストーブやドライヤーは使わないほうが安全です。

まとめ

ゴルフ防水シューズは、防水メンブレン入りか撥水加工だけかで雨への強さが決まり、そのうえでソールの種類、タンと履き口の作り、透湿性を見ていくと候補が絞れます。アディダスやニューバランスのスニーカー型モデルも、ブランドではなくモデルごとの防水表記で判断してください。

雨予報のラウンドなら膜入りのスパイクタイプ、朝露の早朝スタートなら膜入りのスパイクレス、練習場や晴れの日なら撥水や通気優先のモデルが向いています。ぜひ本記事の4つの軸を参考に、次のラウンドの天気とコースに合った一足を選んでください。

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