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防水レッスンバッグの選び方|撥水素材との違いは濡れ方にある

A4の楽譜をレッスンバッグに入れて雨の中を歩き、教室で取り出したら上の端だけが波打っていた。

生地の表面は水をはじいていたのに、紙は濡れています。

防水レッスンバッグ選びは、生地が「撥水」か「防水」かと、バッグの口がふさがる作りかどうかでほぼ決まります。

撥水は水滴をはじくだけで、雨に長く当たったり濡れた面に置いたりすると生地を通して水が染みてきます。防水は樹脂の膜などで水の通り道そのものをふさぐ作りですが、口が開いたままのトートタイプなら、上から入る雨は防げません。

本記事では、ラミネート生地と撥水ナイロンの濡れ方の違いと、上からの雨を防ぐ口の閉じ方を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防水レッスンバッグなのに中身が濡れるのは口と縫い目から

生地が水を通さなくても、中身は濡れます。

レッスンバッグの多くは持ち手が2本ついた平たいトート型で、口に留め具がないか、中央に小さなスナップが1つあるだけの作りです。

傘をさしていても、肩にかけたバッグの口は斜めに降る雨を受けやすく、入った水は底にたまるので、底に寝かせた楽譜や教本から濡れていきます。

次に水が入りやすいのが縫い目です。

ミシンで縫うと針の穴が一列に並び、生地にどれだけ防水性があっても、その穴には膜がありません。

縫い目の裏にテープを貼る処理(シームテープ)や、縫わずに熱で生地同士をくっつける溶着がされていれば穴はふさがりますが、布製のレッスンバッグでは縫い目の処理まで書かれていない製品が少なくありません。

「防水と書いてあるのに濡れた」というときは、生地の性能より先に、口と縫い目のどちらから水が入ったのかを考えると原因が絞れます。底の角や側面の縫い目だけが濡れているなら縫い目から、上の端から濡れているなら口から水が入っています。

防水レッスンバッグを選ぶときに見る4つの軸

ブランドや柄で選ぶ前に、表示から読み取れる構造を確かめておくと失敗が減ります。見るのは次の4つで、どれも商品説明や洗濯表示に書かれていることが多い項目です。

生地の表示が「撥水」か「防水」か

「撥水加工」は生地の繊維に水をはじく加工をしたもので、小雨や水しぶきには対応できますが、浸水は防げません。

「防水」「ラミネート加工」「PVCコーティング」と書かれていれば、生地の表や裏に樹脂の膜があり、水を通さない作りです。

習い事の行き帰りが徒歩で数分なら撥水でも足りますが、自転車送迎で雨に当たる時間が長いなら、防水の表示があるものを選んでください。

レッスンバッグの口の閉じ方

口がファスナーで端から端まで閉じられるか、かぶせのフタがついているタイプなら、上からの雨はかなり入りにくくなります。

中央のスナップやマジックテープ1か所だけの留め方は、両端にすき間が残ります。

紙ものを運ぶなら、口が全幅でふさがる作りを優先してください。

縫い目の処理と内側の生地

シームテープや溶着の記載があれば、縫い目からの浸水にも対策されています。

また内側が防水の裏地になっているかどうかで、濡れた水着やタオルを入れたときに水が外へ染み出すかが変わります。

外からの雨を防ぎたいのか、中の濡れ物を外に出したくないのかで、見る場所が表か裏かに分かれます。

マチの有無と荷物の量

マチのない平たい型は楽譜やファイルを平らに入れやすい反面、教本を何冊も重ねると口が閉じきらなくなります。

口が浮くと、ファスナーがあってもすき間から雨が入ります。

入れる荷物の厚みを先に測り、口を閉じた状態で余裕のあるサイズを選ぶと、防水の作りが生きます。

撥水素材と防水素材のレッスンバッグの違い

同じ「水に強い」と書かれたレッスンバッグでも、素材のタイプによって濡れ方が変わります。手提げに使われることが多い素材を、水の防ぎ方で並べました。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
撥水加工のナイロン・ポリエステル繊維の表面で水滴をはじく(撥水)短い徒歩移動、小雨長く雨に当たると染みる。洗濯や摩擦で撥水が落ちる
ラミネート加工の綿・布地生地の表面を樹脂の膜でおおう柄を選びたい通園・通学用、紙ものの持ち運び折り目に膜のひびが出やすい。洗濯方法に制限があることが多い
PVC・ターポリン樹脂そのもの、または樹脂で包んだ生地で水を通さない自転車送迎、プール用重く硬めで、畳んでしまいにくい
布地+防水裏地外側は布、内側の裏地で水を止める濡れた水着・タオルを入れる習い事外側の布は濡れて色や柄がにじむことがある

表のうち、浸水まで防ぐのは撥水加工以外の3タイプです。

ただし生地が防水でも、口と縫い目の処理が伴わなければ中身は濡れるので、表の素材と前のセクションの4つの軸はあわせて確認してください。

デザインの選択肢は布地を使うラミネート加工や防水裏地のタイプに多く、PVCは無地や透明に近いものが中心です。

習い事のシーン別に選ぶ防水レッスンバッグ

ピアノ・習字・塾など紙ものが中心のとき

楽譜や半紙は一度濡れると元に戻りません。

生地は防水表示のあるラミネート加工かPVCを選び、口はファスナーかかぶせのフタで全幅がふさがるものにしてください。

マチなしの型なら教本が平らに収まり、角が折れにくくなります。

スイミングなど濡れた物を持ち帰るとき

ここでは外からの雨より、中の水が外へ出ることのほうが困ります。

内側が防水裏地かPVCで、縫い目に処理がされているものを優先してください。

水着を直接入れるより、口を巻いて閉じる防水袋に入れてからバッグに収めると、縫い目からの染み出しも抑えられます。

袋の生地と気密の違いはスタッフバッグの防水性と生地の選び方で解説しています。

雨の日の自転車送迎や徒歩通学が長いとき

手提げは前かごや腕にかかったまま雨を受け続けます。PVC・ターポリンのように生地そのものが水を通さないタイプに、かぶせのフタがついたものを選ぶと、上からも横からも水が入りにくくなります。

防水レッスンバッグとリュック・ナップサックの使い分け

荷物が増えてくると、手提げのレッスンバッグでは両手がふさがり、傘を持ちながらの移動が不安定になります。教本と道具を合わせて持つ日が多いなら、背負うタイプを候補に入れてもかまいません。

ナップサックは口をひもで絞る作りが多く、口のすき間はトート型より小さくなりますが、絞り口の中心に小さな穴が残ります。

素材と縫い目による浸水の違いは防水ナップサックの生地と縫い目の選び方で解説しています。

容量に余裕が欲しい場合は、防水リュックの容量と耐水圧の目安も参考になります。

一方で、楽譜やファイルを曲げずに運ぶ点では、平たいレッスンバッグのほうが向いています。紙ものは平たい防水レッスンバッグ、それ以外の荷物はリュックと分けて持つ方法もあります。

防水レッスンバッグで買ってから後悔しやすい点

ラミネート加工やPVCの製品は、洗濯機で洗えない、またはアイロンをかけられないものが多くあります。

名前つけにアイロン接着のネームテープを使う予定なら、買う前に洗濯表示を確かめてください。

汚れは固く絞った布で拭く手入れが中心になります。

ラミネートの膜は、同じ場所で何度も折り畳むと折り目に細いひびが入り、そこから水が通るようになります。

使わない時期は畳まず、平らにしてしまうほうが長持ちします。

撥水加工のタイプは使ううちに水をはじかなくなっていきますが、撥水スプレーで表面の撥水は戻せても、防水になるわけではありません。

サイズでは、外寸だけを見て選び、内寸が足りずにファイルが斜めにしか入らなかったという失敗が起きやすいです。

持ち手の長さも、子どもが持つと底が地面に近づき、水たまりで底から濡れることがあります。

持ち手の長さは、持つ人の身長に合わせて確かめておきましょう。

よくある質問

撥水スプレーをかければ布のレッスンバッグも防水になりますか

なりません。

撥水スプレーは生地の表面で水をはじくようにするもので、長く雨に当たれば水は生地を通ります。

縫い目や口から入る水も防げないので、紙ものを守りたいなら防水表示のあるバッグを選んでください。

防水レッスンバッグは洗濯機で洗えますか

製品によって異なります。

ラミネート加工やPVCは手洗いや拭き取りに限られることが多く、洗濯機にかけると膜がはがれる原因になります。

洗濯表示に従ってください。

濡れた水着をそのまま入れてもかまいませんか

内側が防水になっていれば入れられますが、縫い目に処理がないと外側へ染み出します。防水袋に入れてから収めると、バッグの内側も乾かしやすくなります。

防水と書いてあれば大雨でも中身は濡れませんか

口が開いている作りなら、上から雨が入ります。生地の防水性とは別に、口が全幅でふさがるかを確認してください。

まとめ

防水レッスンバッグは、生地が撥水か防水か、口がふさがるか、縫い目と内側がどう処理されているか、荷物を入れても口が閉じきるかの4点で選びます。ブランドやデザインは、この4点を満たした中から選べば失敗が減ります。

紙もの中心ならラミネート加工かPVCに全幅のファスナー、スイミングなら内側防水と防水袋の併用、自転車送迎ならPVC・ターポリンにかぶせフタ、が目安です。通勤用のバッグも雨対策を考えているなら、雨の日の通勤リュックの防水の選び方で解説しています。

ぜひ本記事の4つの軸を参考に、習い事の荷物と移動の仕方に合った防水レッスンバッグを選んでください。

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