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スノボ撥水パーカーの選び方|防水性と動きやすさの違い

リフトの座面に積もった雪に座り、30分ほど滑って戻ったら、パーカーの背中とお尻のあたりだけが冷たく湿っていた。

スノボ撥水パーカーで起きやすいのは、こうした「押し付けられた部分からの浸水」です。

生地の表面に撥水加工がしてあるだけなのか、裏に防水層を持っているのかで、雪の上でどこまで耐えられるかが変わります。

見た目が同じフード付きのパーカーでも、表面で水をはじくだけのものと、膜で水を止めるものは別物です。座る、転ぶ、手をつくといった動作が多いスノーボードでは、この違いがそのまま着心地の差になります。

本記事では、生地の裏側と縫い目を見て撥水か防水かを見分ける方法と、転ぶ回数に合わせた重ね着の組み方を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

スノボ撥水パーカーが濡れるのは「撥水」と「防水」が別物だから

撥水は、生地の表面で水を玉にして転がす加工です。降ってくる雪や、軽く払える程度の雪なら表面で落ちますが、水が生地を通り抜けるのを止める仕組みではありません。

スノーボードでは、雪がただ降りかかるだけでは済まない場面がほとんどです。

ゲレンデに座ってバインディングを締めるとき、お尻と太ももの裏には体重がかかったまま雪が押し付けられ、体温で溶けた水が生地に入り込もうとします。

転んで手をついた袖口や、雪面に擦れた肘も同じ状態になり、撥水加工だけの生地ではこの圧力に負けて少しずつ染みてきます。

一方、防水パーカーは生地の裏に水を通さない層を持ち、圧力がかかっても水が抜けにくい作りです。撥水パーカーと防水パーカーは店頭では似た見た目で並びますが、「雪に触れている時間」が長いほど差が開きます。

もう一つの浸水経路が縫い目です。

生地そのものが水を止めても、針穴が開いたままの縫い目からは水が入ります。

肩や袖の縫い目に裏からテープが貼ってあるかどうかで、雪が溶けて溜まりやすい肩まわりの湿り方が変わります。

撥水か防水かという素材の話と、縫い目の処理の話は、分けて確認してください。

スノボ撥水パーカーを選ぶ4つの見方

スノボ用のパーカーは、タグの「撥水」「防水」の一語だけでは選べません。生地・縫い目・開口部・サイズの4つを見ると、雪の上でどう振る舞うかが具体的に分かります。

撥水加工だけか、防水層があるか

商品説明に「撥水」としか書かれていなければ、表面加工のみと考えて選んでください。

「防水」と書かれている場合は、耐水圧の表記や防水層の有無が仕様欄に書かれているかを確かめます。

表記がなく「防水仕様」とだけある製品は、どこまで耐えるのかを販売元の説明で確認してから決めるほうが確実です。

撥水パーカーの素材と加工の違いは、撥水パーカの素材と加工による着心地の差で解説しています。

縫い目にシームテープがあるか

シームテープは、縫い目の裏側に貼って針穴をふさぐテープです。

全部の縫い目に貼ってあるものと、肩など一部だけのものがあり、仕様欄に「全面シームシーリング」「一部シーム」のように書き分けられていることもあります。

座る時間が長い初心者ほど、裾まわりの縫い目まで処理されているかを見てください。

袖口・裾・フードの閉じ方

スノーボードで雪が入る経路は、生地よりも開口部のほうが多いくらいです。

袖口がリブ編みなら手袋の中に入れやすく、手首からの雪の侵入を減らせます。

裾にドローコードがあれば、転んだときに背中へ雪が入るのを抑えられますし、フードはヘルメットの上からかぶれるかどうかで使い勝手が分かれます。

手首まわりは手袋との相性も関係するので、指先の冷えと蒸れを防ぐ防寒防水手袋もあわせて確認しておくといいでしょう。

メンズ・レディースとブランドごとのサイズ感

スノボ用のパーカーは、中にインナーやミドルレイヤーを重ねる前提で、ゆったりしたシルエットに作られることが多いです。

ただし、どこまで大きめに作るかはブランドごとに違い、同じMサイズでも身幅や袖丈が揃っているとは限りません。

メンズとレディースでは肩幅と着丈の設計が異なるため、性別表記よりも実寸の数字で比べてください。

腕を前に伸ばしたときに袖口が手首から離れない長さがあるかも、雪の侵入に関わります。

撥水パーカーと防水ウェアのタイプ別比較

スノボで着るパーカーは、単体で外に着るか、防水ジャケットの中に着るかで求められる性能が変わります。代表的な3タイプを並べると、次の表のようになります。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
表面撥水タイプのパーカー生地表面の撥水加工で水をはじく晴れた日、春の雪、転ぶ回数が少ない滑り座る・転ぶなど圧力がかかると染みる
防水層入りタイプのパーカー生地の裏の防水層で水を止める降雪日、座る時間が長い初心者透湿性が低い製品は内側が蒸れやすい
撥水パーカーを防水ジャケットの下に重ねる外側の防水ジャケットで水を止め、パーカーは保温を担う天候が変わりやすい日、一日中滑る日重ね着で動きが重くなり、着脱の手間が増える

防水層入りのタイプを選ぶときは、透湿性の表記も見てください。

防水層は外からの水を止めますが、汗の水蒸気まで閉じ込めると、内側から湿ります。

透湿性の考え方は透湿性で変わる防水ウインドブレーカーの快適さで解説しています。

滑り方に合わせたスノボパーカーの選び分け

同じゲレンデでも、雪面に触れる時間は滑り方によって大きく違います。自分がどの場面に当てはまるかで、優先する特徴を決めてください。

始めたばかりで転ぶ回数が多いとき

座ってバインディングを締め、転ぶたびに手をつくので、撥水だけのパーカー単体では足りません。

防水層入りのタイプを選ぶか、撥水パーカーの上に防水ジャケットを重ねてください。

お尻まわりは下半身のウェアでも守る必要があり、パンツ側の生地選びは雨の日の生地と丈で選ぶ撥水レディースパンツでも解説しています。

パークやグラトリで動きを優先するとき

体をひねる動きが多いため、肩まわりに余裕があり、伸縮性のある生地を選ぶと動きやすくなります。転ぶ回数がある程度減っているなら、撥水パーカーを単体で着て、雪が強い日だけ防水ジャケットを重ねる使い方が向いています。

春の雪や晴れた日に滑るとき

気温が上がると雪は水分を多く含み、パーカーに付いた雪もすぐに溶けます。

撥水加工の生地でも水をはじく力が残っているうちは表面で落ちますが、湿った雪に座ると染みる速さは上がります。

暑さで汗をかきやすい時期なので、防水性よりも通気性と脱ぎ着のしやすさを重視するといいでしょう。

雪が降り続く日に一日滑るとき

肩とフードに雪が積もり続けるので、縫い目にシームテープがある防水タイプか、防水ジャケットとの重ね着を選んでください。生地の撥水加工だけでは、積もった雪が溶けて縫い目から入るのを止められません。

スノボ撥水パーカーで買ったあとに後悔しやすい点

撥水加工は、洗濯や摩擦で少しずつ弱まります。購入直後は水を玉にしてはじいていても、シーズンを重ねるうちに水が生地に広がって染みるようになり、同じパーカーでも濡れ方が変わったと感じやすくなります。

洗うときは洗濯表示に従い、柔軟剤の可否が書かれていればそれに合わせてください。

撥水を戻す方法として乾燥機やアイロンの熱を使う手入れがありますが、熱をかけてよいかどうかは製品によって異なります。

洗濯表示で確認できない場合は、撥水スプレーで補う方法もあります。

ウインドブレーカーなど近い素材の撥水生地の扱いは、ウィンドブレーカーの撥水生地と加工の違いで解説しています。

サイズでの後悔も起きやすいです。

店頭で薄着のまま合わせると、インナーとミドルレイヤーを重ねた状態で窮屈になります。

反対に大きすぎると、袖が手の甲まで落ちて手袋との隙間から雪が入ります。

試着できるなら当日着る予定の重ね着で合わせ、通販なら手持ちのアウターの実寸と比べてから選んでください。

もう一つは、街着として着るつもりで選んだパーカーをゲレンデでも使う場合です。

街用の撥水パーカーは雨をしのぐ想定の作りが多く、袖口や裾が雪対策になっていない製品もあります。

兼用するなら、開口部の作りを優先して確認してください。

よくある質問

撥水パーカーだけでスノーボードはできますか

晴れた日で転ぶ回数が少なければ着られます。

ただし撥水は水をはじくだけで浸水は防げないため、雪に座ったり転んだりする時間が長いと染みてきます。

初心者や降雪日は、防水ジャケットを上に重ねてください。

撥水パーカーの撥水が落ちたら買い替えが必要ですか

すぐに買い替える必要はありません。

洗濯表示で熱をかけてよいと確認できれば熱で戻す手入れが、確認できなければ撥水スプレーでの補修が使えます。

生地が破れている、縫い目がほつれているといった傷みがあれば、スプレーでは補えません。

メンズのパーカーを女性が着てもかまいませんか

着られますが、メンズは肩幅と着丈が大きめに設計されていることが多く、袖や裾が余りやすくなります。性別表記ではなく、身幅・着丈・袖丈の実寸で合うかを確かめてください。

パーカーの下には何を着ればいいですか

汗を吸って乾きやすいインナーと、保温用のミドルレイヤーを重ねるのが基本です。綿のインナーは汗で湿ったまま冷えやすいので、化繊やウールなど乾きやすい素材を選んでください。

まとめ

スノボ撥水パーカーは、表面の撥水加工だけか防水層があるかを最初に確かめ、そのうえで縫い目のシームテープ、袖口・裾・フードの閉じ方、重ね着を前提にした実寸を見て選びます。撥水と防水を混同しなければ、雪の上で濡れる理由の多くは事前に避けられます。

転ぶ回数が多いなら防水層入りか防水ジャケットとの重ね着を、パークやグラトリなら動きやすい撥水パーカー単体を、春の雪なら通気性と脱ぎ着のしやすさを、雪が降り続く日はシームテープのある防水タイプを優先してください。ぜひ本記事の見分け方を参考に、自分の滑り方に合うパーカーを選んでください。

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