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防寒防水手袋の選び方|指先の冷えと蒸れを防ぐ素材条件

雪かきを30分ほど続けて手袋を外すと、指先だけが冷たく湿っていました。

外から雪が入ったのか、内側の汗が抜けなかったのかは、手袋の中では見分けがつきません。

防寒防水手袋は、水を止めているのが表地の撥水加工なのか、内側に挟んだ防水フィルムなのかで性格がほぼ決まります。

そこに保温材の量と透湿性(とうしつせい)、つまり汗の湿気を外へ逃がす性質が重なって、指先の冷え方が変わります。

表地が水をはじいていても、縫い目や手首から水が回れば中は濡れます。

逆に防水フィルムが入っていても、湿気がこもれば指先は汗で冷えていきます。

本記事では、防水フィルムが入っているかの見分け方と、指先の保温材の厚みの考え方を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防寒防水手袋が「防水なのに濡れる」のはなぜか

原因の多くは、撥水と防水の取り違えです。

撥水は生地の繊維表面に加工をして水を玉にし、転がり落とす仕組みで、水の通り道そのものはふさいでいません。

そのため雪玉を握る、濡れた自転車のハンドルを握り込むといった圧力がかかる場面では、水が繊維のすき間から押し込まれます。

防水をうたう手袋の多くは、表地と裏地のあいだに防水フィルムを袋状に挟んでいます。

この袋が手全体を包んでいれば、表地の縫い目に針穴があっても水は中まで届きません。

一方で防水フィルムの無い手袋は、縫い目の針穴がそのまま浸水口になります。

商品説明に「撥水」とだけ書かれているなら、それは水をはじく加工までで、浸水を防ぐ構造ではありません。

「防水」と書かれている場合も、内側に防水フィルムが入っているのか、表面の樹脂コーティングで止めているのかを説明文で確かめてください。

どちらとも書かれていない製品は、雪に手を突く使い方には向きません。

防寒防水手袋を選ぶときに見る4つの条件

表地の撥水加工か、内側の防水フィルムか

最初に見るのは、水を止めている層がどこにあるかです。

表地の撥水加工だけなら、小雨や乾いた雪を短時間しのぐ程度にとどまり、握る動作が続くと染みてきます。

内側に防水フィルムがある手袋は、表地が濡れても手までは水が届かないので、雪かきや雪遊びのように濡れた物に触り続ける場面で差が出ます。

透湿性の有無

防水フィルムには、水滴は通さず湿気だけを通す透湿タイプと、湿気も通さないタイプがあります。歩く・漕ぐ・雪をかくといった体を動かす使い方では、手のひらの汗が逃げないと内側から濡れて冷えるため、透湿タイプのほうが指先が乾いた状態を保ちやすくなります。

指先の保温材の厚みと操作性

中綿などの保温材が厚いほど、空気の層が増えて冷えにくくなります。

ただし指先まで厚いと、鍵を回す、ファスナーをつまむといった細かい動作がしにくく、そのたびに手袋を外せば濡れた手が冷気にさらされます。

手の甲側を厚く、指の腹側を薄くした作りかどうかも見ておくといいでしょう。

手首の長さと絞りの有無

手袋本体が防水でも、手首の開口部から雪が入れば意味がありません。

手首が長いロングカフで、ドローコードや面ファスナーで絞れる作りなら、雪に腕を突っ込んでもすき間から入りにくくなります。

通勤のように袖の中へ収めて使うなら、短めで薄い手首のほうが袖口がもたつきません。

タイプ別に見る防水手袋の仕組みと弱点

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
撥水加工のニット・フリース手袋繊維表面の撥水加工で水をはじく小雨の通勤、乾いた雪の中の短時間の外出握る・浸すと染みる。撥水加工は摩擦や洗濯で落ちる
防水フィルム内蔵の5本指手袋表地と裏地のあいだの防水フィルムで止める雪かき、自転車、スキー・スノーボード保温材の分だけ厚く、細かい操作がしにくい
防水フィルム内蔵のミトン5本指と同じ仕組みで、指をまとめて覆う長時間の屋外待機、子どもの雪遊び物をつまむ・握る動作がしにくい
ゴム・樹脂コーティングの防寒作業手袋表面の樹脂層そのものが水を通さない冬の水仕事、洗い場、屋外の荷扱い湿気が抜けにくく、汗で内側が濡れやすい

ミトンは指どうしが温め合うので、同じ保温材なら5本指より冷えにくい形です。

ただ自転車のブレーキ操作には向かず、通勤用には5本指を選んでください。

樹脂コーティングの作業手袋は水そのものには最も強い一方で、長時間はめていると汗が内側にたまります。

インナー手袋を替えながら使うと、乾いた状態を保ちやすくなります。

用途別に防寒防水手袋を絞り込む

通勤・自転車

漕いでいると手のひらに汗をかくので、透湿タイプの防水フィルムを優先してください。

ブレーキに指をかけるため、指先は薄めの5本指が扱いやすいです。

手首は袖の中に収まる短めのものなら、袖口が膨らみません。

雪かき・子どもの雪遊び

雪に手を突き、濡れた雪を握り続けるので、防水フィルム内蔵でロングカフの手袋を選びます。子どもは自分で着け外しすることが多く、手首の面ファスナーで開け閉めできるミトンが向いています。

屋外作業・冬の水仕事

水に直接触れるなら、樹脂コーティングの防寒作業手袋が第一候補です。全身の装備をそろえる場合は、作業内容に合わせた防水防寒つなぎの選び方で解説しています。

パーカーやジャケットと防水手袋を重ねるときの袖口

手袋単体の性能が足りていても、袖との重ね方を誤ると手首から濡れます。

雪に腕を突っ込む、腕を上げて作業するといった動きでは、手袋のカフを袖の外側にかぶせてください。

袖の中に手袋を入れていると、上から落ちた雪が袖と手袋のすき間にたまり、溶けて手首を伝います。

歩くだけで腕が下がっている時間が長い場合は、袖を手袋の上にかぶせても水は外側を流れ落ちます。

注意したいのは撥水パーカーと組み合わせるときです。

撥水加工の袖は濡れが続くと水を含み、その袖口が手首に触れたままになるので、手袋のカフが短いと湿りが内側へ移ります。

袖の生地の違いは撥水パーカの素材と加工の差で、袖口を絞れる上着は断熱α防水防寒ジャケットの素材と保温の違いで解説しています。

メンズとレディースで防寒防水手袋のサイズはどう違う?

メンズとレディースでは、手のひらの周囲と指の長さの基準が違い、同じ「M」でも寸法は一致しません。

さらにブランドごとに、手のひら周りで分けるか中指の長さで分けるかといったサイズ表の基準が異なります。

表記の文字だけで選ばず、手のひら周り(親指を除いた付け根あたりの周囲)と中指の長さを測ってから、各ブランドのサイズ表と照らし合わせてください。

防寒防水手袋は保温材が入っている分、普段の手袋の感覚では窮屈になることがあります。

きつすぎると保温材がつぶれて空気の層が減り、かえって冷えます。

反対に指先が余ると、ハンドルや雪かきの柄を握るときに先端がつぶれて力が入りません。

指先に数ミリのゆとりがあり、握っても手のひらが突っ張らない手袋のサイズが目安です。

女性向けの寸法の選び方は防水手袋レディースのサイズと素材の選び方で解説しています。

防水手袋を買ってから後悔しやすい点

洗えるかどうかは購入前に洗濯表示を見てください。

防水フィルム内蔵の手袋は洗い方の指定が製品によって異なり、洗濯機に入れられないものもあります。

中綿入りは乾きにくく、ストーブの前など高温の場所で急いで乾かすと、表面の樹脂や縫い目の接着部を傷めるおそれがあります。

表地の撥水加工は、摩擦と洗濯で少しずつ落ちていきます。

防水フィルムが内側にあれば浸水はしませんが、表地が水を吸うと重くなり、冷たさが手に伝わりやすくなるため、撥水スプレーで表面を補うと長持ちします。

裏地が表地に固定されていない手袋では、濡れた手を引き抜くときに裏地ごと裏返り、戻すのに手間取ることがあります。

指先の裏地が縫い留められているかを、商品説明や写真で確かめておくといいでしょう。

よくある質問

撥水手袋と防水手袋はどちらを選べばいいですか?

雪や濡れた物を握るなら防水手袋です。

撥水手袋は水をはじくだけで、圧力がかかると染みてきます。

小雨の中を歩くだけなら撥水でも足ります。

防寒防水手袋をはめたままスマートフォンを操作できますか?

指先にタッチ操作対応の加工をした製品があります。ただし保温材が厚い手袋では反応しにくい場合があり、操作のしやすさは製品によって異なります。

防水手袋の中が濡れるのは浸水ですか、汗ですか?

表地の一部が濡れていて、その位置だけ中が湿っているなら浸水の可能性が高いです。手のひら全体がしっとりしていて表地は乾いているなら、汗が抜けていないと考えてください。

防水手袋に防水スプレーを使ってもいいですか?

表地の撥水を補う目的で使えます。革や樹脂コーティングの手袋は、スプレーの対応素材に含まれているかを缶の表示で確認してください。

まとめ

防寒防水手袋は、水を止めている層が表地の撥水加工か内側の防水フィルムかで、耐えられる場面が分かれます。そのうえで透湿性、指先の保温材の厚み、手首の長さを見れば、候補はかなり絞れます。

通勤や自転車には透湿タイプの薄めの5本指、雪かきや雪遊びには防水フィルム内蔵のロングカフかミトン、冬の水仕事には樹脂コーティングの作業手袋が合います。ぜひ本記事の条件を参考に、自分の使う場面で指先が冷えない一双を選んでください。

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