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防水メンズ時計のデメリットは?日常使いで見る注意点とは

裏蓋に「10BAR」と刻まれた時計をしてプールで泳いだら、数日後に文字盤の内側が白く曇っていた。

防水メンズ時計で起きる浸水の多くは、この流れで起きています。

裏蓋や文字盤の気圧表記は新品時、静止した状態で試験した値です。

竜頭(りゅうず)の閉め忘れやお湯、パッキンの劣化があると、表記より少ない水圧でも水が入ります。

防水時計のデメリットは、性能そのものより「表記を見て安心してしまうこと」から生まれます。同じ防水メンズ時計でも、アナログの日常生活用防水とダイバーズウォッチ、防水スマートウォッチでは、水を止める仕組みも苦手な場面も違います。

本記事では、竜頭をねじ込んでから水に触れる習慣と、電池交換のときに防水検査まで頼むべき理由を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防水メンズ時計なのに水が入るのはなぜか

浸水の入口はほぼ決まっていて、ケースのつなぎ目にあるゴムのパッキンです。

腕時計は裏蓋・ガラス・竜頭の3か所でケースに隙間があり、そこをパッキンで押さえて水を止めています。

パッキンはゴムなので、汗や皮脂、紫外線、温度変化で少しずつ硬くなり、押さえる力が弱まります。

新品のときに表記どおりの防水性能があっても、数年使えば同じ性能が残っているとは限りません。

次に多いのが竜頭です。

時刻合わせのために引き出す部品なので、引いたままや半端に戻した状態では、パッキンが正しい位置に収まりません。

ねじ込み式の竜頭なら、ねじ込みきって初めて表記の防水性能が出ます。

また、水中で竜頭やボタンを操作すると、その瞬間に水が押し込まれます。

気圧表記の読み違いも原因になります。

「10気圧防水」は水深100mまで潜れるという意味ではなく、静止状態で10気圧相当の水圧に耐える試験をした、という意味です。

腕を振る、飛び込む、シャワーを当てるといった動きが加わると、瞬間的にかかる水圧は静止時より大きくなります。

表記の数字と、実際に水の中で起きることは別物と考えてください。

防水メンズ時計を選ぶときに確かめたい4つの点

防水メンズ時計はデザインから選ばれがちですが、水まわりで失敗しないかどうかは次の4点で決まります。どれも仕様表か取扱説明書に書かれているので、買う前に確認できます。

防水表記が気圧かIPか

アナログ時計は「◯気圧防水」「◯BAR」、スマートウォッチは「IP68」のようなIP表記で防水性能を示すことが多いです。

気圧表記は水圧への強さ、IP表記は1桁目が防塵、2桁目が防水の等級を表します。

IP表記の2桁目が8なら継続的な水没に耐える等級ですが、水深や時間の条件はメーカーごとに決めているため、数字だけで泳げるかは判断できません。

取扱説明書の使用範囲表で、水泳が可か不可かを見てください。

竜頭がねじ込み式かどうか

ねじ込み式の竜頭は、閉めれば浸水しにくい一方、閉め忘れると性能が大きく落ちます。

押し込むだけの竜頭は操作が手軽ですが、水泳や水仕事には向きません。

水に触れる時間が長い人ほど、ねじ込み式を選んで「時刻を合わせたら必ず閉める」習慣をつけるのが確実です。

ベルトの素材

本体が防水でも、革ベルトは水に弱く、濡れると型崩れやにおいの原因になります。

水まわりで使うならステンレス、ウレタン、ナイロンのベルトが扱いやすいです。

革ベルトの時計を雨の日に使うなら、帰宅後に乾いた布で拭き、日陰で乾かしてください。

スマートウォッチなら充電端子と防塵性能

スマートウォッチは裏面の充電端子が濡れたままだと、充電不良やさびにつながります。汗や砂ぼこりの多い場面で使うなら、防水だけでなく防塵性能の等級も見ておくと安心です。

防水メンズ時計のタイプ別比較

防水メンズ時計は大きく4タイプに分かれ、防水性能が上がるほど重さや厚みが増える傾向があります。仕事中もつけるのか、休日の水辺だけなのかで、許容できる弱点が変わります。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
日常生活用防水のアナログ時計裏蓋・ガラス・竜頭のパッキンで水しぶきを止める通勤、雨の日、手洗い水泳や水仕事は対象外とするメーカーが多い
日常生活用強化防水のアナログ時計パッキンに加え、竜頭や裏蓋の構造を強めている水仕事、メーカーが認める範囲の水泳竜頭を閉め忘れると表記の性能が出ない
ダイバーズウォッチ(潜水用防水)ねじ込み式竜頭と厚いケースで水圧に耐える海、マリンスポーツ重く厚みがあり、シャツの袖口に収まりにくい
防水スマートウォッチ本体を密閉し、IP表記や気圧表記で性能を示すジム、ランニング、通知の確認充電の手間があり、お湯や水中での通信に弱い

ダイバーズウォッチは防水性能の面では安心感がありますが、オフィスで毎日つけるには重さが負担になる人もいます。反対に日常生活用防水は軽くて薄いものの、水に入る予定があるなら最初から候補から外してください。

防水スマートウォッチのデメリットと注意点

スマートウォッチは防水でも、水の中ではスマートフォンとのBluetooth接続がほぼ途切れます。水は無線の電波を通しにくいため、泳ぎながら通知を受けたり、スマートフォンから音楽を再生したりする使い方は想定しないほうが現実的です。

ワイヤレスイヤホンと組み合わせて音楽を再生する場合も同じで、水中では時計とイヤホンの間の通信が安定しません。

プールで音楽を聴きたいなら、曲をイヤホン本体に保存できるモデルを選ぶ必要があります。

イヤホン側の防水等級の読み方はワイヤレスイヤホンの防水等級と使用シーンの違いで解説しています。

充電の手間もアナログ時計にはない弱点です。

連続使用時間は機種や使い方で大きく変わり、GPSでの記録や音楽再生を多用すると減りが早くなります。

運動のあとに汗で濡れたまま充電器に載せると端子を傷めるので、真水で軽く流し、水気を拭き取ってから充電してください。

また、IP表記で防水をうたっていても、お湯や水流の強いシャワー、サウナでの使用を避けるよう案内しているメーカーは少なくありません。防水等級と使ってよい場面は別に書かれているので、取扱説明書の両方を確認してから水に入れるのが安全です。

用途別に防水メンズ時計を絞り込む

通勤・オフィス中心なら

雨や手洗いの水しぶきに耐えれば足りるので、日常生活用防水の薄いアナログ時計で十分です。

袖口に収まる厚みと、汗に強いベルトを優先してください。

革ベルトを選ぶなら、雨の日だけ金属ベルトの時計に替えると長持ちします。

ジム・プールで使うなら

水泳が使用範囲に入っている日常生活用強化防水か、防水スマートウォッチを選びます。

運動記録を取りたいならスマートウォッチ、充電を気にしたくないならアナログ時計が向いています。

どちらでも、水中ではボタンや竜頭に触れないでください。

海やアウトドアで使うなら

波や飛び込みで瞬間的に水圧がかかるため、ダイバーズウォッチか、メーカーがマリンスポーツへの使用を認めた時計を選びます。

海水は塩分でパッキンや金属を傷めるので、使ったあとは竜頭を閉めたまま真水で洗い流してください。

砂の多い場所では防塵性能も確認しておくと、ボタンの隙間に砂が噛みにくくなります。

防水メンズ時計を買ってから後悔しやすい点

いちばん多いのがお風呂での使用です。

湯気やお湯の熱でパッキンが膨らんだり縮んだりすると、隙間から水蒸気が入り込みます。

冷えたときに内部で結露し、文字盤の内側が曇るのはこのためで、曇りが出たらすぐに使用をやめ、修理店に点検を頼んでください。

入浴中に音を楽しみたいなら、時計ではなくお風呂で使う防水スピーカーのように浴室向けに作られた機器を使うほうが安心です。

電池交換のときにも後悔が起きます。

裏蓋を開けるとパッキンの位置がずれたり、劣化したパッキンがそのまま戻されたりして、交換後に防水性能が落ちることがあります。

水まわりで使う時計なら、パッキン交換と防水検査まで対応できる店に電池交換を依頼してください。

石けんやシャンプー、温泉の成分もパッキンを傷めます。

手洗いの水しぶき程度なら問題ありませんが、泡がついたまま放置せず、真水で流して拭いておくと劣化を遅らせられます。

スマートフォンも一緒に水辺へ持ち出すなら、スマホ用防水ケースを耐水性能で選ぶ方法もあわせて確認しておくと安心です。

よくある質問

10気圧防水の時計で水深100mまで潜れますか

潜れません。

10気圧防水は静止状態で10気圧相当の水圧に耐える試験をした表記で、潜水を想定したものではありません。

潜水に使えるのは、潜水用防水として作られたダイバーズウォッチです。

防水メンズ時計をつけたままシャワーを浴びてもいいですか

避けてください。

お湯の熱でパッキンが変形しやすく、シャワーの水流は静止時より強い水圧をかけます。

石けんの成分もパッキンを傷めます。

文字盤の内側が曇ったときはどうすればいいですか

内部に水分が入っているので、すぐに使用をやめて修理店に持ち込んでください。放置すると針や文字盤、ムーブメントがさびる原因になります。

防水スマートウォッチでプール中に音楽は聴けますか

スマートフォンや時計からBluetoothで飛ばす方法では、水中で接続が途切れます。

音楽を聴くなら、曲をイヤホン本体に保存できるタイプが必要です。

防水イヤホンの等級の見方はIPX表示の盲点を扱った防水イヤホンの記事で解説しています。

まとめ

防水メンズ時計の表記は新品時の静止状態での値で、竜頭の閉め忘れやお湯、パッキンの劣化があれば、それより少ない水圧でも水が入ります。選ぶときは、防水表記の種類、竜頭の構造、ベルトの素材、スマートウォッチなら充電端子と防塵性能を確認してください。

通勤中心なら日常生活用防水の薄いアナログ時計、ジムやプールなら水泳が使用範囲に入った強化防水かスマートウォッチ、海ならダイバーズウォッチが合います。どのタイプでも、お風呂とサウナには持ち込まず、電池交換時に防水検査まで頼む習慣をつけると長く使えます。

ぜひ本記事のタイプ別比較を参考に、自分が水に触れる場面に合った防水メンズ時計を選んでください。

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