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レディース防水ウィンドブレーカーの選び方|素材で変わる着心地

タグに「撥水」とあるウィンドブレーカーで駅まで10分歩いたら、肩口から中のニットまで湿っていました。表面では水が玉になって転がっていたのに、肩の縫い目とファスナーの脇から水が回っていたのです。

レディースの防水ウィンドブレーカーは、表地が撥水どまりか防水か、縫い目をシームテープでふさいでいるかの2点でほぼ決まります。生地が水圧にどこまで耐えるかを示す耐水圧(JIS L 1092の試験で測る値)が表示されていれば、防水をうたう根拠がタグに書かれていると読めます。

本記事では、商品タグで防水と撥水を見分ける読み方と、通勤・ウォーキング・山歩きでの着分けを解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防水ウィンドブレーカーなのに濡れるのは縫い目から

生地そのものより先に、水は縫い目から入ります。

ミシンで縫えば布には針穴が並び、雨はそこへ吸い込まれるように染みていきます。

表地が防水生地でも、縫い目の裏にシームテープ(縫い目を内側からふさぐ防水テープ)が貼られていなければ、肩や袖の付け根から浸水します。

撥水と防水の違いも、ここで結果を分けます。

撥水は生地の表面で水をはじく加工で、生地の中を水が通り抜けるのを止める層は持っていません。

小雨や短時間なら水滴が転がり落ちますが、雨に打たれ続けて表面が水を含むと、生地を通して内側まで湿ります。

防水は、生地の裏にコーティングやメンブレン(水は通さず水蒸気だけを逃がす膜)を持ち、水が生地を通り抜けない構造です。

そのため「防水生地を使用」とだけ書かれた製品でも、縫い目とファスナーの処理が伴っていなければ、雨の中では撥水の製品と大差なく濡れます。

前立てのファスナーは、止水ファスナーか、上から布をかぶせるフラップ付きかを確かめてください。

むき出しのファスナーは、歯と歯のすき間から水が通ります。

レディース防水ウィンドブレーカーを選ぶ4つの軸

防水か撥水か:タグの表記と耐水圧

最初にタグか商品説明で「防水」「撥水」のどちらと書かれているかを見ます。

防水をうたう製品は、耐水圧の数値や防水透湿素材の名称を併記していることが多く、撥水の製品はそこが空欄です。

風よけと小雨しのぎで足りるなら撥水で十分ですが、傘なしで雨の中を歩く予定があるなら防水表記の製品に絞ってください。

縫い目の処理:シームテープの範囲

シームテープには、すべての縫い目に貼る全面処理と、肩やフードなど雨が当たりやすい箇所だけに貼る部分処理があります。説明に「シームシーリング」「シームテープ加工」とあっても範囲までは書かれていないことがあり、裏返して縫い目を見るか、販売ページの写真で確かめるのが確実です。

蒸れにくさ:透湿性と裏地の構造

水を通さない生地は、何も工夫がなければ汗の湿気も逃がしません。

コーティングだけの防水生地は早歩きで内側が結露しやすく、透湿(とうしつ)性のあるメンブレンを使った生地は、蒸気を外へ逃がすぶん内側が湿りにくくなります。

メッシュの裏地が付いた製品は肌に生地が張り付きにくい反面、乾くのに時間がかかります。

フードの形:パーカー型かスタンドカラーか

フードが付いたパーカー型は、傘を差せない場面で頭と首まわりを守れます。

ただしフードに調整ひもがないと、風であおられて顔に雨が吹き込みます。

襟だけのスタンドカラー型は通勤着に合わせやすいものの、雨の日は帽子を別に用意してください。

帽子側の素材の違いは撥水帽子レディースの素材と形の違いで解説しています。

防水の仕組みで分ける防水ウィンドブレーカーの4タイプ

同じウィンドブレーカーでも、表地の裏に何を持っているかで雨への強さと着心地が変わります。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
撥水加工タイプ表面加工で水をはじく。生地を通り抜ける水は止めない風よけ、小雨の散歩、ジムへの移動本降りでは生地が水を含んで染みる。洗濯で撥水が落ちる
コーティング防水タイプ生地の裏に樹脂を塗って水を止める短時間の雨の通勤、子どもの送迎汗の湿気が抜けにくい。年数がたつと裏の樹脂がはがれることがある
防水透湿メンブレン(2層・2.5層)表地に膜を貼り、裏をメッシュや保護層で覆う通勤、雨の日のウォーキング2.5層は汗をかくと裏地が肌に張り付きやすい
防水透湿メンブレン(3層)表地・膜・裏地を一体に貼り合わせる山歩き、長時間の雨生地に張りがあり、着ると音が出やすい。上位モデル寄り

表の下の行ほど雨に長く耐えますが、そのぶん生地は厚く硬くなる傾向があります。街で羽織るだけなら、3層の堅牢さより薄さと畳みやすさを取ったほうが出番は増えるでしょう。

通勤・ウォーキング・山歩きで変わる防水ウィンドブレーカーの条件

通勤・通学

駅までの徒歩と電車の乗り降りが中心なら、2層か2.5層の防水透湿タイプで足ります。

オフィスの服に重ねるため、着丈は腰が隠れる程度、色は無地を選ぶと浮きません。

自転車通勤で太ももが濡れる場合は上着だけでは防げず、撥水レディースパンツの生地と丈の違いで解説している下の対策も合わせて考えてください。

冬場にもう一枚厚手のアウターが欲しいなら、防風撥水ストレッチキルティングコートの選び方で解説しています。

ウォーキング・ランニング

体を動かし続けると汗の量が増え、透湿性の差がそのまま着心地に出ます。

撥水加工の薄手タイプか、軽い2.5層を選び、脇や背中にベンチレーション(換気用の開口部)がある製品なら熱を逃がしやすくなります。

腕を振っても袖口がずり上がらないよう、袖丈は手首が隠れる長さを優先してください。

山歩き・キャンプ

天気が急に崩れても逃げ場がないため、防水表記・全面シームテープ・調整できるフードの3つがそろった3層タイプを選びます。風で体が冷えるので、手先の対策は防水手袋レディースのサイズと素材で解説しています。

メンズ・ユニセックスとレディースの防水ウィンドブレーカーの違い

同じブランドでも、メンズとレディースでは型紙が別に引かれていることがあります。

レディースは肩幅が狭く、袖丈が短く、ウエストに向けて身幅を絞った設計が多く見られます。

メンズのSサイズを選ぶと、肩が落ちて袖が余り、雨が袖口から入り込む原因になります。

ユニセックス表記の製品は、メンズの型紙を基準に小さいサイズを足していることが多いものの、ブランドによって設計は異なります。身幅に余裕があるため厚手のニットや撥水ダウンや防水ダウンの上に重ねやすい一方、袖丈と着丈は合わせにくくなります。

サイズ表を見るときは、身長の目安より「裄丈(ゆきたけ。

首の付け根から肩を通って手首までの長さ)」と「着丈」の実寸を確かめてください。

手持ちの上着を平置きで測って比べると、外れにくくなります。

防水ウィンドブレーカーで買ってから後悔しやすいこと

洗わずに着続けると撥水が落ちます。

皮脂や泥が表地に付くと水をはじかなくなり、表面に水の膜が張って透湿性まで下がるため、内側が湿ったように感じます。

洗濯表示に従って洗い、表示で認められていれば低温の乾燥機やあて布アイロンで撥水が戻る製品もあります。

コーティング防水タイプは、長く保管しているうちに裏の樹脂がべたついたり、はがれたりすることがあります。濡れたまま丸めてしまい込まず、乾かしてから吊るして保管してください。

見落としやすいのは重ね着のサイズです。

秋に薄手の服でちょうどよく選ぶと、冬にフリースを着込んだとき腕が上がらなくなります。

どの季節まで着るかを決めてから試着の服装を合わせると、着られる期間を広げやすいでしょう。

よくある質問

撥水のウィンドブレーカーは雨の日に着られますか

小雨や数分の移動なら着られます。本降りの中を長く歩くと生地が水を含んで内側まで染みるので、傘と併用してください。

防水スプレーをかければ防水になりますか

なりません。

防水スプレーで足せるのは表面の撥水で、縫い目の針穴や生地を通り抜ける水は止められません。

落ちた撥水を補う手入れとして使うのに向いています。

メンズのウィンドブレーカーを女性が着ても問題ありませんか

着られますが、肩と袖丈が合うかを確かめてください。袖が余ると袖口から雨が入りやすく、レディースのほうが合う場合が多いです。

上着と一緒にパンツも撥水にしたほうがいいですか

自転車や長時間の徒歩なら必要です。上着の裾から流れた雨は太ももに落ちるため、撥水加工パンツレディースの素材と着心地で解説しているような下の対策も合わせてください。

まとめ

レディースの防水ウィンドブレーカーは、タグの「防水」「撥水」の表記、縫い目のシームテープ、透湿性、フードの形の4つで選び分けられます。濡れる原因の多くは生地より縫い目とファスナーにあり、ここを見れば失敗は減らせます。

通勤なら2層か2.5層の防水透湿タイプ、ウォーキングなら薄手で換気できるもの、山歩きなら全面シームテープの3層タイプを選んでください。メンズやユニセックスを検討するときは、裄丈と着丈の実寸で比べます。

ぜひ本記事のタグの読み方と場面ごとの条件を参考に、雨の日も肩を濡らさずに歩ける一着を選んでください。

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