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防水隙間テープの選び方|設置場所と厚みで変わる密閉力の違い

サッシの下に貼った厚さ5mmのスポンジテープが、雨の翌朝には水を吸って黒ずんでいました。

貼る位置は合っていても、テープ自体が水を通していればすき間はふさがりません。

防水隙間テープは、閉めたときにどれだけつぶれるかという厚みの合わせ方と、スポンジが水を通さない独立気泡かどうかでほぼ決まります。

パッケージの「すきま風防止」と「防水」は同じ意味ではありません。

風を止める目的のテープには、水を含む素材や毛足の長い起毛タイプも多く並んでいます。

水を止めたいなら、防水をうたう表記と素材名の両方を確かめてください。

本記事では、閉めた状態のすき間の測り方と、独立気泡スポンジと起毛タイプの見分け方を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

防水隙間テープを貼ったのに水が入るのはなぜか

多くの場合、テープが相手側の面にしっかり押し付けられていないことが原因です。

防水隙間テープは、ドアや窓を閉めたときにつぶれて、反発する力で面に密着することで水の通り道をふさぎます。

押し付ける力がなければ、ただのすき間に置かれた素材にすぎません。

薄すぎるテープを選ぶと、閉めても相手側の面に届かないか、触れる程度で終わります。

雨が吹き付けると、テープと面のあいだの細い線を伝って水が入り込みます。

反対に厚すぎると、ドアが閉まりきらなかったり、閉めるたびに強くこすれて端から剥がれたりします。

剥がれた端は水の入り口になり、そこから粘着面の裏まで水が回ります。

もう一つの原因は素材です。

スポンジには、気泡がつながっていて水を吸う連続気泡のものと、気泡が一つずつ独立していて水を通しにくい独立気泡のものがあります。

連続気泡のスポンジは押すとクッション性が高く、すきま風には役立ちますが、水を含むとそこから先へ水を渡してしまいます。

冒頭の黒ずみは、この吸水が繰り返されたときに起きやすい状態です。

厚みが合わない、素材が水を通す。浸水のほとんどはこのどちらかで説明できるので、選ぶときもこの2点から確かめると失敗が減ります。

防水隙間テープの選び方で確かめる4つの点

閉めた状態のすき間に合う厚み

すき間は、開けた状態ではなく閉めた状態で測ってください。

薄い紙を挟んで閉め、引き抜けるかどうかを辺ごとに確かめると、どこにすき間があるかが分かります。

窓やドアは上と下、蝶番側と取っ手側で幅が違うことが多く、1か所だけ測って選ぶと別の辺で届きません。

厚みは、いちばん広いすき間より少し厚く、閉めたときに軽くつぶれるものを選びます。幅の差が大きい場合は、場所ごとに厚みの違うテープを使い分けたほうが、閉まりの悪さと浸水を同時に避けられます。

独立気泡か連続気泡か

水を止める目的なら、独立気泡と表記されたスポンジやゴム系の素材を選んでください。

商品説明に気泡の種類が書かれていない場合は、「防水」「水回り用」といった用途表記を確認します。

「すきま風防止」「防音」だけが書かれた製品は、水への対策を前提にしていないことがあります。

粘着面と貼る場所の相性

アルミサッシ、塗装された木部、樹脂のドア枠では、粘着がなじむ度合いが違います。

凹凸の大きい面や、表面に古い塗膜が浮いている面では、強い粘着でも端から浮いてきます。

貼る面の素材に対応しているかどうかは製品によって異なるため、対応素材の記載を見て選ぶと安全です。

屋内用か屋外用か

外に面した側に貼るなら、屋外対応の表記があるものを選びます。

直射日光と寒暖差にさらされると、屋内向けの素材は硬くなったりひび割れたりしやすく、つぶれたあとに元へ戻る力が弱まります。

戻らなくなったテープは、見た目が残っていても密着していません。

防水隙間テープのタイプ別比較

同じ「隙間テープ」の売り場でも、水への強さは素材によって大きく変わります。代表的なタイプを、水をどう止めるかで比べると次のようになります。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
独立気泡スポンジつぶれて面に密着し、気泡が水を通さない窓サッシ、勝手口など開け閉めする場所つぶれ癖がつくと密着が弱まる
ゴム系(中空・板状)弾力のあるゴムが面に押し付けられて水を止める屋外に面したドア、物置の扉厚みの選択を誤ると閉まりが重くなる
連続気泡スポンジ主にすきま風・ほこりを止める(水は吸いやすい)屋内側のすきま風対策水を含み、浸水対策には向かない
起毛(モヘア)タイプ毛足で風やほこりを遮る(水は通る)引き戸や網戸の滑る部分防水を目的にしたものではない

水を止めたいなら、候補は上の2行に絞られます。下の2タイプは同じ棚に並んでいても役割が違うので、防水目的で選ばないでください。

用途別に見る防水隙間テープの絞り込み

窓サッシ・ベランダ側の窓

開け閉めの回数が多く、すき間の幅が辺ごとに変わりやすい場所です。

独立気泡スポンジで、閉めたときに軽くつぶれる厚みを優先してください。

引き違い窓の重なり部分は滑らせて動くため、こすれに弱いスポンジを貼るとめくれやすく、もともと付いている部材との干渉も確かめる必要があります。

玄関ドア・勝手口

雨が直接当たり、ドアを強く閉める場所なので、ゴム系や屋外対応の独立気泡スポンジが向いています。

閉めたときに押し付けられる戸当たりの面に貼ると、つぶれる力が均一にかかります。

下端のすき間はほかの辺より広いことが多いため、厚みを分けて考えてください。

浴室・洗面所まわりの屋内の水場

常に湿気がある場所では、水を吸わない素材であることが最優先です。

連続気泡のスポンジは乾きにくく、カビの原因になります。

開け閉めしない継ぎ目をふさぎたいだけなら、隙間テープではなく、面を覆って密閉するタイプのテープのほうが合っています。

防水隙間テープで後悔しやすい点

貼る前の下準備を省くと、どれだけ合ったテープでも数日で端が浮きます。

ほこりや油分、結露の水分が残った面では粘着が十分になじまないので、乾いた布で汚れを拭き取り、乾いてから貼ってください。

気温が低い時期は粘着が固くなりやすいため、貼った直後に指でしっかり押さえておくと浮きを減らせます。

剥がすときのことも考えておきたい点です。

賃貸住宅や塗装面に強い粘着のテープを長期間貼ると、剥がしたときに粘着剤が残ったり、塗膜ごと持っていかれたりします。

剥がしやすさの表記は製品によって異なるので、原状回復が必要な場所では先に確認してください。

見落とされやすいのが、つぶれたまま戻らなくなる劣化です。

毎日閉めていると、スポンジは少しずつ薄くなり、反発する力が落ちます。

見た目に破れがなくても、紙を挟んで抜けるようになったら交換の目安です。

消耗品として、季節の変わり目に一度確かめる習慣をつけておくと浸水に気づくのが早くなります。

防水隙間テープ以外を選んだほうがよい場面

開け閉めしない継ぎ目や、ひび割れのような動かないすき間には、つぶれて密着する隙間テープは向いていません。

面に貼って水の通り道を覆うタイプを選ぶほうが、すき間全体をふさげます。

耐水性と貼りやすさの違いは防水シーリングテープの選び方で解説しています。

雨の日だけ一時的にふさぎたい、屋外の資材をまとめたいといった用途なら、屋内外で使い分けるガムテープの防水タイプで足りることもあります。見た目を目立たせたくない場所では、防水透明テープの厚みと粘着の違いも比べてみてください。

よくある質問

すきま風用の隙間テープで雨漏りは防げますか

素材によります。

独立気泡のスポンジやゴム系なら水を止められますが、連続気泡のスポンジや起毛タイプは水を通すため、浸水対策には向きません。

素材名と用途表記の両方を確かめてください。

厚いテープほど水を止められますか

止められません。

厚すぎると扉が閉まりきらず、こすれて端から剥がれ、そこが新しい水の入り口になります。

閉めた状態のすき間より少し厚い程度が合っています。

すき間の幅が場所によって違うときはどうしますか

辺ごとに厚みの違うテープを使い分けてください。1種類で済ませると、狭い辺では閉まりが重くなり、広い辺では届かないことがあります。

防水等級の表記は確認したほうがよいですか

隙間テープにIPのような防水等級が記載されている製品は限られ、表記の有無は製品によって異なります。等級がない場合は、独立気泡かどうかと、屋外・水回り対応の表記で判断してください。

まとめ

防水隙間テープは、閉めた状態のすき間に合う厚みと、水を通さない独立気泡やゴム系の素材を選べば、ほとんどの浸水を防げます。そのうえで、貼る面との相性と屋外対応かどうかを確かめると、剥がれや早い劣化を避けられます。

窓サッシなら厚みを辺ごとに合わせた独立気泡スポンジ、玄関ドアや勝手口なら屋外対応のゴム系、湿気の多い水場なら吸水しない素材を選んでください。開け閉めしない継ぎ目は、隙間テープではなく面を覆うテープのほうが向いています。

ぜひ本記事のすき間の測り方を参考に、紙1枚を挟むところから貼る場所を確かめてください。

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