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庭の収納ボックスは防水と撥水どちらがいい?設置環境別

「防水」と書かれた樹脂製の収納ボックスを庭に置いたのに、梅雨の長雨のあとフタを開けると底に水が溜まっていました。

水が入ったのは本体の板ではありません。

たいていはフタの合わせ目か、組み立てパネルの継ぎ目からです。

庭の収納ボックスを防水にするか撥水にするかは、置き場所に雨が直接当たるかどうかで決めます。

屋根のない場所なら、雨の入る隙間を塞いだ防水構造のものが必要です。

軒下やカーポートの下なら、撥水の布製でも用途によっては足ります。

樹脂やスチールの板そのものは水を通さないため、製品ごとの差はつなぎ目の作りに出ます。

本記事では、フタのかぶせ方と底の浮かせ方で庭の収納ボックスを見分ける方法を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

庭の収納ボックスが「防水」なのに濡れる理由

樹脂の板は水を通しません。

それでも中が濡れるのは、雨が板を抜けるのではなく、隙間から入り込むためです。

入り口になりやすいのはフタと本体の合わせ目、組み立て式のパネル同士の継ぎ目、鍵や取っ手を留めるネジ穴で、どれも新品のうちは目立ちません。

横から吹き付ける雨は、フタの合わせ目に下から入り込みます。

フタの上に溜まった水も、傾きに沿って継ぎ目へ流れていきます。

商品説明の「防水」が本体の素材を指すのか、雨水の侵入を防ぐ構造まで指すのかは製品によって異なるので、パッキンや水返し(水を外へ逃がす段差)の記載があるかを確かめてください。

もうひとつの入り口は結露です。

密閉性が高い箱ほど中の湿気が逃げず、昼と夜の温度差で内側の壁に水滴が付きます。

雨は防げているのに中身だけが湿っているなら、隙間よりも結露を疑ったほうが実態に近いです。

収納ボックスの防水と撥水はどう違うのか

防水は水の侵入そのものを防ぐ性質です。撥水は表面で水を玉にしてはじく性質で、小雨なら水を転がしますが、雨に打たれ続けたり水たまりに接したりすると、繊維のすき間から水が染みてきます。

この違いが庭ではっきり出るのは、布やターポリン(樹脂を塗った厚手の布)で作られた折りたたみ型の収納です。

布製は撥水加工で水をはじく作りが中心で、その撥水加工は紫外線や摩擦で少しずつ落ちていきます。

一方で樹脂やスチールのボックスは素材自体が水を通さないので、防水かどうかは構造で決まります。

雨が直接当たる場所に撥水どまりの収納を置けば、いずれ中まで濡れます。反対に、吹き込みがときどきある程度の軒下なら、撥水の布製でも園芸用品やホースのように濡れても困らない物の置き場にはなります。

庭の収納ボックスを選ぶときに見る4つの構造

同じ樹脂製でも、雨の入りやすさは作りで大きく変わります。商品写真と説明で確かめられる範囲で、次の4つを見てください。

フタのかぶせ方とパッキン

フタが本体の外側にかぶさる形なら、雨は合わせ目の外側を伝って下へ落ちます。

フタが本体の内側に落とし込まれる形だと、フタの上の水が合わせ目へ流れ込みやすくなります。

ゴムのパッキンが付いているかも商品説明で確かめ、付いているなら年数とともに硬くなる点も頭に入れておいてください。

本体の継ぎ目の数

一体成形の樹脂ボックスは継ぎ目がほとんどなく、雨の入り口が少なくて済みます。物置に近い大型サイズは組み立て式が多く、パネルの継ぎ目が増えるぶん、組み立ての精度で防水の度合いが左右されます。

底の形と地面との距離

底が地面にべったり付いていると、周りに溜まった雨水が底の継ぎ目から上がってきます。脚や底上げの形があるか、なければすのこやブロックで浮かせられる寸法かを見てください。

素材の紫外線への強さ

樹脂は直射日光で少しずつもろくなり、スチールは傷から錆が広がり、木は塗装が切れると水を吸います。屋外向けに紫外線対策をうたっているかを確認し、木製なら塗り直しを前提に選んでください。

素材タイプ別に見る収納ボックスの防水性

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
一体成形の樹脂タイプ継ぎ目の少ない本体と、かぶせ式のフタ屋根のない庭やベランダ大容量のものが少なく、紫外線で劣化する
組み立て式の樹脂タイプパネルの組み合わせと継ぎ目の処理園芸用品やアウトドア用品などかさばる物継ぎ目から浸水しやすく、組み立て精度で差が出る
スチール製金属板と表面の塗装工具や長さのある道具傷から錆び、内側に結露が出やすい
木製塗装で水の吸い込みを防ぐ庭の見た目を重視する場所、軒下定期的な塗り直しが必要
布・ターポリン製撥水加工や表面のコーティング軒下での一時的な置き場長時間の雨で染み、撥水加工が落ちる

雨への強さで並べると、一体成形の樹脂タイプがいちばん隙間が少なく、布製がいちばん雨に弱くなります。

ただし容量が必要なら組み立て式やスチール製を選ぶことになるので、その場合は継ぎ目と結露への対策を後から足してください。

木製を選ぶなら、塗装が切れた段階で屋外用の塗料を塗り直します。

塗料の違いは屋外と屋内で変わるペンキ防水の塗料で解説しています。

設置場所別に考える庭の収納ボックスの防水

屋根のない場所

雨が上から直接当たるので、一体成形の樹脂タイプか、フタが外側にかぶさる構造を優先してください。撥水の布製は避けます。

軒下・カーポートの下

直接の雨は少ないものの、風のある日は横から吹き込み、壁際は湿気がこもります。

防水性よりも、結露を逃がす通気口や、壁から少し離して置ける奥行きがあるかを見てください。

布製を置けるのもこの場所です。

芝生や土の上

地面からの湿気と、雨のあとに溜まる水が底を濡らします。脚付きのものを選ぶか、平らなブロックの上に載せて、底と地面の間に空気を通してください。

直射日光が長時間当たる場所

樹脂の劣化が早まり、フタの反りやパッキンの硬化で隙間ができやすくなります。日よけを付けるか、日の当たる時間が短い場所へ移すと、防水構造が長持ちします。

防水シートで収納ボックスの弱点を補う

撥水どまりの布製や、継ぎ目の多い組み立て式は、上から防水シートをかけると雨の当たる面積を減らせます。ただし全体をぴったり包むと中の湿気が逃げず、結露が増えてしまうので、上面と雨の当たる側面だけを覆い、下側は開けて空気を通してください。

シートは風であおられると角が擦れて穴が開き、ハトメ(縁に付いた金属の輪)から裂けることもあります。

ロープで何か所留められるかと、シートの厚みを先に確かめてください。

厚みとハトメの数の見方は防水ブルーシートの耐久性の見分け方で解説しています。

底側に防水シートを敷くと、土からの湿気が上がりにくくなります。そのうえで、シートの上に雨水が溜まると底が水に浸かるため、すのこを重ねてボックスを浮かせておくと安全です。

庭の収納ボックスで後悔しやすい点

多いのは中身の湿気です。

防水構造のボックスでも結露は起こるので、段ボールや紙袋に入った物、布製品をそのまま入れるとカビの原因になります。

乾燥剤を入れるか、中身を密閉できる袋や樹脂ケースに分けて入れてください。

パッキンも見落としやすい部分です。

ゴムは紫外線と寒暖差で硬くなり、隙間ができると防水構造が働かなくなります。

フタを閉めたときの手応えが軽くなったら、交換部品があるか販売元に問い合わせてください。

鍵や取っ手を後から取り付けるときは、本体に開けた穴が新しい雨の入り口になります。穴を開けるならフタの側面や下向きの面を選び、雨が直接当たる上面は避けてください。

置き場所の寸法も先に測っておきます。フタを開けるための上の余白や、扉を手前に開くための前の余白が足りないと、出し入れのたびにボックスを動かすことになり、底上げのブロックがずれる原因にもなります。

よくある質問

撥水の収納ボックスを屋根のない庭に置いても大丈夫ですか

雨が直接当たる場所には向きません。

撥水は表面で水をはじくだけで、雨に打たれ続けると中まで染みてきます。

どうしても置くなら上から防水シートをかけ、底を地面から浮かせてください。

防水の収納ボックスなら中身は濡れませんか

雨の侵入を防げても、結露で中身が湿ることがあります。湿気に弱い物は袋やケースに分けて入れ、乾燥剤を併用してください。

収納ボックスにIPXの防水等級が書かれていないのは防水ではないからですか

そうとは限りません。

IPの防水等級は主に電気機器の外装に使う規格で、庭の収納ボックスには表記がないことも珍しくありません。

等級の代わりに、フタの構造やパッキンの有無を商品説明で確かめてください。

防水シートはボックス全体を包んだほうがいいですか

全体を包むと湿気がこもり、結露が増えます。上面と雨の当たる側面だけを覆い、下は開けて空気を通してください。

まとめ

庭の収納ボックスは、本体の素材よりもフタのかぶせ方、継ぎ目の数、底の浮かせ方で濡れ方が変わります。防水と撥水のどちらを選ぶかは、置き場所に雨が直接当たるかどうかで決まります。

屋根のない場所なら一体成形の樹脂タイプかかぶせ式のフタを選び、軒下なら結露を逃がす通気を優先してください。

芝生や土の上では底上げを、直射日光の当たる場所では日よけを足します。

撥水の布製や組み立て式は、防水シートで上面だけを覆うと弱点を補えます。

ぜひ本記事の構造の見方を参考に、置き場所に合った庭の収納ボックスを選んでください。

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