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水中撮影向け防水スマホケースはどれを選ぶ?深度と密閉性

IPX8と書かれたスマホ防水ケースに入れて海に入ったのに、水中で画面をタップしてもシャッターが反応せず、上がってみたら袋の角に水滴が付いていました。水中撮影の失敗は、ほとんどがこの2つのどちらかです。

水中撮影向けのスマホ防水ケースは、耐えられる水深がメートルで明記されているかと、口の封をどう閉じる構造かでほぼ決まります。

IPX8という表記だけでは、何メートルまで沈めてよいかは分かりません。

撮影の操作も、タッチではなく本体の音量ボタンやケース側の物理ボタンで行う前提で考えてください。

本記事では、潜る深さに合わせたソフトタイプとハードタイプの選び分けと、入水前に袋を沈めて確かめる手順を解説します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

スマホ防水ケースが水中撮影で浸水する原因

浸水の多くは、袋の口が水圧で押されてすき間ができるところから始まります。

水中では深さ10mごとにおよそ1気圧ずつ圧力が増え、水深10mでは水面の約2倍の力でケース全体が押されます。

ソフトタイプの袋はその力で口のジッパーやスライドロックがたわみ、閉じた線のどこか一点が浮くと、そこから水が入り込みます。

泳ぐ動きも加わります。

IPの防水等級の試験は静かな水に沈めた状態で行うのが基本なので、足ひれで水をける勢いや飛び込んだ瞬間の衝撃は試験条件に含まれていません。

机の上で閉じたときに問題がなくても、水中で腕を振るたびに口の部分がねじれれば、試験より厳しい条件にさらされます。

スマホの大きさも関係します。

端末がケースの内寸ぎりぎりだと、角が封の近くまで来て口を折り返す余白が足りなくなり、封が甘くなります。

砂粒が1つ噛んでいるだけでもジッパーは閉じきりません。

水中撮影では、ケースの等級表記より先に、閉じた口がどこまで圧力に耐える構造なのかを見てください。

水中撮影向けスマホ防水ケースを選ぶ4つの軸

対応水深がメートルで書かれているか

IPX7は水深1mに30分沈めても内部に水が入らないことを示す等級で、潜って撮る用途には足りません。IPX8は継続的な水没に耐える等級ですが、何メートル・何分までかはメーカーが定めるため、同じIPX8でも中身は製品ごとに違います。

水中撮影に使うなら、対応する水深が数字で書かれた製品を選んでください。

深さの記載がなく等級だけの製品は、水面近くでの使用を想定していると考えたほうが安全です。

浅いプールと数メートル潜るシュノーケリングとでは、ケースにかかる力がまったく変わります。

口の封が何重になっているか

ソフトタイプの封はジッパー、スライドロック、口を巻いて留める折り返し式が中心で、これらを組み合わせて二重・三重にした製品もあります。

封が一重だと、その1本の線がたわんだ時点で浸水します。

ハードタイプは、ふたと本体の間にOリング(ゴム製の輪状のパッキン)を挟み、ラッチで締め付けて密閉する構造です。

Oリングは押しつぶされることで水を止めるため、ふたが均等に閉まるかどうかが密閉性を左右します。

シャッターを物理ボタンで押せるか

水中ではタッチ操作がほとんど通じません。

スマホの画面は指の電気を感じ取って位置を判定する仕組みで、画面に水が触れると水と指を区別できなくなるからです。

そのため水中では、本体の音量ボタンをシャッターとして使い、ケースの上から押す方法が基本になります。

ソフトタイプなら、フィルム越しに側面のボタンを押し込める余裕があるかを確かめてください。ハードタイプには専用のシャッターボタンを備えた製品があり、内部のスマホと短い距離で通信して操作する方式もありますが、仕組みは製品によって異なります。

レンズ窓が平らで、カメラの位置に合うか

ソフトタイプのフィルムは柔らかいので、水圧でしわが寄ると写真がゆがみ、逆光ではフィルムの反射が写り込みます。

ハードタイプは平らな窓をレンズの前に置く構造のため、映りが安定しやすいです。

複数のレンズを並べた機種では、窓がすべてのレンズを覆うかも見てください。

窓からはみ出したレンズに切り替えると、ケースの縁が写ります。

雨の日や水回りでの普段使いを想定するなら、耐水性能で比べるスマホ防水ケースの選び方で解説しています。

ソフトタイプとハードタイプの水中撮影ケース比較

ソフトタイプは同じ袋型でも、封の方式によって弱点が分かれます。

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
ソフトタイプ(ジッパー・スライドロック式)樹脂の袋の口を密閉具で閉じるプール、水遊び、水辺での撮影水圧で口がたわみやすい/フィルムのしわで映りがゆがむ
ソフトタイプ(折り返し・多重封)口を巻いて留め、封を重ねる水面近くのシュノーケリング、波しぶき開け閉めに手間がかかる/側面ボタンが押しにくい製品がある
ハードタイプ(Oリング・ラッチ式)樹脂の殻とOリングで密閉する深さのある潜水、長時間の水中撮影機種専用の製品が多く、買い替え時に流用しにくい/かさばる

ソフトタイプは対応する機種の幅が広い反面、深さに対する余裕は小さめです。

ハードタイプは対応機種が限られますが、窓が平らで封が圧力に強く、潜る撮影に向いています。

密閉の構造と操作性の違いは防水スマホカバーの密閉構造と操作性の比較で解説しています。

プール・シュノーケリング・ダイビング別に見る水中撮影ケース

プールや子どもの水遊び

水深1m前後で、水面のすぐ下を撮る程度ならソフトタイプで足ります。

対応水深が書かれていて、首や手首に掛けるストラップが付いた製品を優先してください。

プールの水は塩素を含むため、使ったあとは真水で流します。

海でのシュノーケリング

水面に浮いて撮るだけのつもりでも、魚を追って数メートル潜ることがあります。

封を重ねたソフトタイプか、ハードタイプを選んでください。

海では砂が封に入りやすく、波で何度も押されるので、口が一重の袋は避けたほうが無難です。

スキューバダイビング

ダイビングでの使用と対応水深をメーカーが明記したハードタイプに絞ってください。ソフトタイプは深さに比例して袋が画面に張り付き、ボタン操作も封の維持も難しくなります。

スマホ本体のIP68防水・防塵性能とケースの役割

本体だけでIP68をうたうスマホもあります。IP68の「6」は粉じんが内部に入らない防塵性能、「8」は継続的な水没に耐える防水性能を表し、水深と時間の条件は機種ごとにメーカーが定めています。

ただし、これは試験条件での値です。

海水や塩素を含む水、泳ぐ動きによる水圧の変化までは試験に含まれていません。

本体のパッキンは年数とともに劣化し、落下で目に見えないすき間ができることもあるうえ、水濡れによる故障を保証の対象にするかどうかも機種ごとの規定によります。

本体がIP68でも、水中撮影ではケースを外側の防水層として重ねてください。

砂浜では、ケースが細かい砂の侵入も防ぎます。

Bluetoothのワイヤレスイヤホンは水中撮影中に使える?

水中に入ったスマホとワイヤレスイヤホンの接続は、ほとんど維持できません。

Bluetoothが使う2.4GHz帯の電波は水に吸収されやすく、スマホと耳の間に水が入るだけで音楽の再生が途切れます。

イヤホン自体の防水性能が十分でも、電波が届かなければ使えません。

同じ理由で、ケースの外に置いたBluetoothリモコンでシャッターを切る方法も、水中では当てにできません。ケースに内蔵されたボタンのようにスマホと数cmの距離で通信する仕組みとは、条件が別です。

泳ぎながら音を聞きたいなら、イヤホン本体に音楽を保存して再生できるモデルかどうかを確かめてください。等級表示の読み違いはIPX表示だけで防水イヤホンを選ぶ盲点で、水没後に壊れる理由は水没に耐えるはずのイヤホンが故障する仕組みで解説しています。

水中撮影用の防水ケースで後悔しやすい点

密閉したケースの中では充電できません。

入水前に満充電にしておいても、動画を回し続けると本体は熱を持ち、ケースの中は熱が逃げにくいため、連続して撮影できる時間は機種と条件によって短くなります。

撮らないときは画面を消し、日なたの水面に浮かべたままにしないでください。

レンズ窓の曇りもよく起きます。暖かく湿った空気を閉じ込めたまま冷たい水に入ると、内側で結露するので、スマホは涼しく乾いた場所でケースに入れます。

入水前には、スマホの代わりにティッシュを入れて封を閉じ、水を張った容器に沈めて濡れないかを確かめてください。

使ったあとは閉じたまま真水で塩と砂を流し、外側を乾かしてから開けます。

ハードタイプはOリングの傷や砂を毎回見て、ソフトタイプはフィルムが白く濁ったり硬くなったりしたら交換してください。

水中で手を離すと沈む製品もあるため、ストラップは必ず手首に通します。

よくある質問

IPX8のスマホ防水ケースならダイビングで使えますか?

IPX8だけでは判断できません。メーカーが対応水深とダイビングでの使用を明記している製品を選んでください。

水中でタッチ操作ができないのはなぜですか?

スマホの画面は指の電気で位置を判定するため、水に触れると水と指を区別できなくなります。音量ボタンやケースの物理ボタンでシャッターを切ってください。

ケースに入れたまま充電できますか?

できません。密閉中は充電端子に触れられないので、入水前に満充電にしてください。

スマホ本体がIP68なら防水ケースはいりませんか?

必要です。本体のIP68は試験条件での値で、海水や泳ぐ動きによる水圧までは含まれていません。

まとめ

水中撮影向けのスマホ防水ケースは、対応水深がメートルで書かれているか、封が何重か、物理ボタンでシャッターを切れるか、レンズ窓が平らかの4点で選びます。

プールや水遊びならソフトタイプ、シュノーケリングなら多重封のソフトタイプかハードタイプ、ダイビングなら対応水深が明記されたハードタイプが基準です。ぜひ本記事の内容を参考に、潜る深さに合ったケースを選び、入水前の沈めるテストまで済ませてから撮影に出てください。

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