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車用防水シートの選び方|海帰りで濡れたまま乗る対策

海帰りの車で座面が濡れるかどうかは、生地の防水性より「水がどこへ逃げるか」で決まります。

表面が水をはじいても、シートの縁から水が落ちて座面の下に溜まれば結果は同じ。

防水シートを選ぶときに最初に見るべきなのは、防水層の位置と、シートの周囲がどこまで覆われているかです。

水着のまま乗る、濡れたウェットスーツを助手席に置く、子どもが砂と海水をつけて後席に飛び込む。どれも「濡れた面がシートに触れる」だけの話ではありません。

水は必ず低いほうへ動きます。

座面のくぼみ、背もたれと座面の隙間、シート脇のレバーの根元。

防水シートが効くかどうかは、その動きを想定して形を選べたかで分かれます。

そしてもう一つ、意外に効くのが着脱の手間です。海に行く日だけ敷くなら、畳んで積める薄いタイプのほうが結局よく使われます。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

「防水」と書かれた車用シートで濡れるのはなぜか

原因のほとんどは、生地の性能ではなく水の逃げ場です。

車用の防水シートは、上から落ちた水を生地の上で受け止めます。ところが受け止めた水は生地の上を滑って、いちばん低いところへ集まります。

座面の中央がくぼんでいる車なら中央に、シートが前傾しているなら前端に。

ここで生地の端が座面の端より内側で終わっていると、集まった水はそのまま純正シートの上へ落ちていきます。

表面は完全に水をはじいていたのに、下だけびしょ濡れという状態です。

もう一つは撥水と防水の混同。

表面加工で水をはじくタイプは、玉になった水を弾き飛ばすのは得意ですが、上から体重がかかった状態で水が押しつけられると生地を通します。

濡れた水着で座るのは、まさにその状況です。

撥水どまりの生地は、砂やホコリで加工が痩せるほど通しやすくなります。

防水層が生地の裏に貼られているタイプなら、押しつけられても水は下へ抜けません。

ただし縫い目の穴は別問題で、針穴を通る水は生地の性能とは無関係に漏れます。

全体の作り、特に縁と縫い目を見るのが先です。

車の防水シートを選ぶ4つの軸

防水層が表面加工か、裏面ラミネートか

水滴を落とす程度なら表面加工でも足ります。

濡れた体で座る、濡れたウェアを置くなら、裏面に防水層があるタイプを選びます。

判断材料は「撥水」と書いてあるか「防水」と書いてあるか。

撥水表記の製品は、しぶきや泥はねまでが想定範囲です。

座面から縁がどこまで立ち上がるか

いちばん差が出るのがここです。座面と背もたれをフラットに覆うだけの一枚布か、座面の左右と前端が立ち上がって水を溜める形か。

海帰りで水が滴る量を想定するなら、周囲に立ち上がりがある、もしくは座面全体を包み込んで端が座面の下に回り込む形が有利です。フラットな一枚布は、拭き取りやすさと畳みやすさで選ぶ形と考えてください。

固定方法がヘッドレスト式か、差し込み式か

ずれると防水層の位置が変わり、隙間から水が入ります。ヘッドレストに通すループや、背もたれと座面の隙間に差し込むフラップがあるものは位置が安定します。

逆に置くだけのタイプは、乗り降りのたびに前へずれていきます。日常的に着けたままなら固定点の多いもの、海の日だけ敷くならセットが速いものです。

表面が砂を落とせるか

海の車内で厄介なのは水より砂です。

起毛やパイル地は水を吸って重くなり、砂粒を抱え込みます。

ツルリとした表面のほうが、車外で振って砂を落とせます。

洗えるかどうかも先に確認しておきたい点で、洗濯機可の表記がなければ拭き取り前提の運用になります。

タイプ別に見る車用防水シートの違い

タイプ防水の仕組み向いている場面弱点
一枚布タイプ(座面に敷くだけ)生地の防水層で受ける海の日だけ、レンタカー、たまの汚れ物ずれる。端から水がこぼれる
座面カバータイプ(座面を包む)防水層+端が座面下に回り込む濡れた水着のまま座る、日常使い車種によりフィットしにくい
ハイバックタイプ(背もたれまで一体)座面と背面を連続して覆う背中まで濡れている、子どもの後席着脱に時間がかかる
バケット型・立ち上がり付き周囲の立ち上がりで水を溜めるサーフィン、川遊び、ペットかさばる。畳みにくい
後席全面タイプ(ハンモック状)座面から前席背面まで一続きに覆う大型犬、荷物、後席まるごと保護3人乗車には向かない

どのタイプでも、縫い目の処理と縁の高さが実際の防水性を決めます。表の「仕組み」だけで選ばないのがコツです。

海・サーフィン帰りに濡れたまま乗るなら

水着やウェットスーツから水が滴る前提なら、優先するのは立ち上がりです。

座面の水が座面下へ抜けない形、つまり周囲がバケット状に立ち上がるタイプか、背もたれまで一体で覆うタイプ。

背中まで濡れているならハイバック側です。

加えて、砂を落とせる表面を選びます。

海帰りは水と砂がセットで、砂を抱えたシートを車内に置いたままにすると、乾いた後に砂だけが座面に残ります。

車外で振って落とせる素材なら、帰宅後の掃除がぐっと短くなります。

着替え用のポンチョやタオルとの併用も前提に入れてください。防水シートは車を守る道具で、体を乾かす道具ではありません。

子ども・ペットを乗せる車の防水対策

子どもの場合、水よりも飲み物と食べこぼしのほうが頻度が高くなります。この用途では、拭き取りやすさと洗える表記の有無を優先します。

座面だけでなく背もたれの下部まで覆う形なら、こぼれた飲み物が隙間に落ちるのを防げます。チャイルドシートを使っている場合は、シート本体の下に敷く専用の保護マットという選択肢もあり、チャイルドシート下の防水シートが必要かどうかの判断は使用年齢とこぼす頻度で変わります。

ペット、特に大型犬なら後席全面タイプが選択肢に入ります。

座面から前席背面まで一続きに覆う形で、爪と抜け毛と泥水をまとめて受け止めます。

ただし人が同乗できなくなるので、家族と犬を同時に乗せる車には向きません。

座面全体をきちんと覆いたい場合は、シートの形に合わせたカバー型が向きます。車の防水シートカバーの選び方では固定方法とフィットの考え方を細かく扱っているので、日常的に着けたままにするならそちらも合わせて確認してください。

敷くだけのシートで足りる場面

すべての用途にハイバックが必要なわけではありません。

荷物を置くだけ、濡れた傘やクーラーボックスを一時的に載せるだけなら、一枚布タイプで十分です。

畳んでドアポケットやトランクに入れておけるので、必要なときだけ広げられます。

汎用の防水シート、いわゆるターポリンやブルーシート系を車内に使う人もいます。水は確実に止まりますが、硬さと滑りやすさで座り心地が犠牲になるため、座る面より荷室向きです。

厚みの選び方は用途で大きく変わるので、屋外と車で必要な厚みが違う防水シートの基準を先に押さえておくと無駄な買い物を避けられます。

迷ったら、まず一枚布を1枚。海に何度も行くと分かったら、立ち上がりのあるタイプを買い足す順番が現実的です。

買ってから後悔しやすいポイント

最も多いのがサイズの読み違いです。

車用シートは「軽自動車〜ミニバン対応」のような幅を持たせた表記が一般的で、実際に敷くと座面の左右が余ったり、逆に前端が届かなかったりします。

購入前に座面の幅と奥行きを測っておくだけで、かなり防げます。

次に、シートベルトとレバーの逃げ穴。

カバー型はベルトのバックルを通すスリットがある製品が多いのですが、位置が合わないと無理に押し込むことになり、そこが浸水の入り口になります。

電動シートのスイッチやレバーを覆ってしまう問題も、実際に敷くまで気づきにくいところです。

経年では、折りたたんだ癖の部分から防水層が割れることがあります。同じ場所で折り続けない、濡れたまま畳んで放置しないのが基本です。

エアバッグが座席側面に内蔵されている車では、側面を覆うカバーの使用可否が車種の取扱説明書に書かれているので、そこは必ず確認してください。

洗濯についても先に決めておきます。

洗濯機可の表記がないものを回すと、防水層が剥離することがあります。

拭き取りとシャワーで流す運用に切り替えるほうが長持ちします。

よくある質問

防水シートを敷けば純正シートは完全に守れますか

覆っている範囲の中だけです。

縁の外に流れた水、隙間から入った砂は防げません。

「完全防水」と断定できるのは、メーカーがそう表記している製品に限られます。

撥水加工のシートで濡れた水着のまま座れますか

おすすめしません。

撥水は水をはじく加工で、体重で押しつけられた水は通ります。

座る用途なら裏面に防水層があるものを選んでください。

ブルーシートを敷くのでは駄目ですか

水は止まりますが、滑る・硬い・ずれるという問題が出ます。荷室や足元なら現実的な選択で、座面には車用に作られた形のものが向きます。

後席全面タイプは3人乗車でも使えますか

基本的に向きません。

座面から前席背面まで一続きに張る構造で、足元が覆われます。

人を乗せる頻度が高いなら座面ごとのカバー型に分けたほうが実用的です。

洗えないタイプはどう手入れしますか

車外に出して砂を振り落とし、水で流して陰干しします。濡れたまま畳んでトランクに入れると、においとカビの原因になります。

まとめ

車の防水シート選びは、防水層が裏にあるか表面加工だけかで大枠が決まり、次に縁の立ち上がりと固定方法で実際の効き方が変わります。

生地のスペックだけを見比べても、水が縁から落ちる形なら結果は同じです。砂を落とせる表面かどうかも、海に行く車では効きます。

濡れた水着やウェットスーツで座るなら立ち上がりのあるタイプ、背中まで濡れるならハイバック。

子どもの飲みこぼし対策なら洗える表記と背もたれ下部までのカバー。

犬と荷物中心なら後席全面。

荷物を一時的に置くだけなら、畳める一枚布で十分です。

買う前に座面の幅と奥行きを測る。

これだけでサイズ違いの後悔は大きく減ります。

車内以外の防水も気になるなら、生地で選ぶ防水ソファカバーの考え方用途別に厚みを変える防水マットの選び方が同じ考え方の延長になります。

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