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カッパ防水スプレーで撥水は戻る?かけ直す手順と選び方

雨がしみるようになったカッパに防水スプレーを吹いたのに、水玉ができない。

原因の多くは、スプレーの銘柄ではありません。

生地に残った汚れと皮脂の上から吹いているせいです。

撥水剤は表面に薄く並んで初めて働くので、間に汚れがあると定着しない。

つまり、吹く前に洗う。

ここを飛ばすと、何本使っても結果は変わりません。

もう一点、先に押さえておくことがあります。

防水スプレーで戻せるのは「撥水」であって「防水」ではない、ということ。

カッパの防水性能は裏側のコーティングや防水膜が担っていて、そこが劣化していればスプレーでは回復しません。

逆に、表地が水を吸って重くなる、生地がべたっと肌に張り付く、といった段階なら、撥水の回復で使い心地はかなり変わります。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

カッパに防水スプレーをかける前の準備

用意するものは多くありません。

防水スプレー、洗ったカッパ、吊るすためのハンガー、そして屋外か十分に換気できる場所。

この4つです。

最初にやるのは洗濯です。

泥はねや花粉、襟や袖口の皮脂は、そのまま撥水剤の邪魔になります。

洗い方はカッパの洗濯表示に従ってください。

手洗い指定のものを洗濯機に放り込むと、防水層のほうが先に傷みます。

すすぎ残った洗剤も撥水を妨げる要因になるので、すすぎは丁寧に。

柔軟剤は使わないのが基本です。

繊維表面に油分の膜を残す働きがあり、撥水剤が乗りにくくなります。

洗ったら、完全に乾かします。

半乾きの状態で吹くと、水分に押されて撥水剤が均一に並びません。

生地の内側、縫い目のあたりまで乾いているかを触って確認してください。

場所は屋外が理想です。

ベランダや庭のように、風の抜ける場所を選びます。

室内でしか作業できない場合は、窓を開け、換気扇を回し、狭い浴室や締め切った部屋は避けてください。

床や壁に飛沫が付くと滑りやすくなるため、新聞紙などを敷いておくと後始末が楽になります。

カッパへの防水スプレーのかけ方

工程は4つ。順番を入れ替えないことが、そのまま仕上がりに出ます。

1. 吊るして、生地をまっすぐにする

ハンガーにかけ、シワを手で伸ばしてから始めます。畳んだまま吹くと、折り目の内側だけスプレーが届かず、雨の日にそこから染みます。

フードは立ち上げ、袖は自然に垂らして、隠れる面を作らないこと。裏地付きのカッパなら、前を開けておくと表地だけに集中できます。

2. 目立たない場所で試す

裾の内側など、見えない部分に少量だけ吹いて、色が変わらないか確かめます。

カッパの表地はコーティングや顔料染めのものが多く、溶剤で風合いが変わる場合があります。

ここを省いて全体に吹いてしまうと、やり直しがききません。

数分置いて変化がなければ本番へ進みます。

3. 一定の距離から、全体に均一に吹く

缶をよく振ってから、生地から離して、動かしながら吹きます。距離と噴射時間は製品によって指定が異なるので、缶の表示に従ってください。

一箇所に留めると液だれし、乾いたあとに白い筋が残ります。

上から下へ、面ごとに区切って進めるとムラが出にくい。

肩、フードの上面、背中の上部は雨を最も受ける場所なので、抜けがないか最後に見直します。

前面が終わったら裏返さず、ハンガーごと回して背面へ。

4. 乾かす。急がない

吹いた直後は撥水剤がまだ生地に固定されていません。

この状態で畳むと表面が擦れ、せっかくの膜が崩れます。

風通しのよい場所で吊るしたまま乾燥させてください。

乾燥時間も製品表示に従います。

熱を加えると撥水が戻りやすくなる製品もありますが、アイロンや乾燥機が使えるかはカッパ側の洗濯表示とスプレー側の指示の両方を確認してから。

防水素材は熱に弱いものもあります。

カッパの防水スプレーが効かないときの原因

症状ごとに原因はほぼ決まっています。

水玉ができず、生地がすぐ濡れ色になる場合。

これは下準備の失敗がいちばん疑わしい。

汚れか洗剤残り、あるいは乾燥不足です。

もう一度きちんと洗って完全に乾かし、かけ直してください。

それでも変わらないなら、表地ではなく裏の防水層が寿命を迎えている可能性があります。裏地のコーティングが粉を吹いたようにベタついていたり、剥がれていたりしたら、スプレーでは回復しません。

白い粉やムラが浮いた場合。

近距離で吹きすぎたか、一箇所に噴射が集中しています。

乾いた布で軽く拭き、落ちなければ洗濯からやり直すのが確実です。

次は距離をとって、薄く二度に分けるほうがきれいに仕上がります。

部分的にだけ染みる場合。

肩や背中など、リュックやベルトで擦れる場所は撥水が先に落ちます。

全体をかけ直すのが面倒なら、擦れる部分だけ追加で吹く運用でも構いません。

ただし境目が目立つことがあるので、広めにぼかして。

カッパの撥水はどのくらい持つ?かけ直す頻度

持続期間は製品によって差が大きく、一律の日数は示せません。

判断は日数ではなく、生地の様子で行うほうが確実です。

目安は、雨粒が丸くならず平たく広がってきたとき。

そして、生地の色が濡れて濃く見える面積が増えてきたとき。

この2つが出たら、かけ直しの時期です。

頻度を左右するのは主に3つ。

着用回数、洗濯回数、そして擦れです。

洗濯すると撥水剤は少しずつ落ちるため、洗ったらかけ直す、と決めてしまうと管理が単純になります。

洗濯で撥水がどれくらい落ちるかとかけ直しの目安は衣類全般に共通する考え方なので、レインウェア以外を持っている人はあわせて確認しておくと迷いません。

逆に、シーズンオフに長期保管する前は無理にかけなくて構いません。

汚れを落として乾かし、畳まずに吊るしておく。

この保管のほうが、防水層の寿命には効きます。

素材で変わるカッパ用防水スプレーの選び方

防水スプレーは大きくフッ素系とシリコン系に分かれます。違いは通気性の扱いです。

フッ素系は繊維の一本一本を覆う形で撥水させるため、生地の目を塞ぎにくい。透湿防水素材のカッパ、つまり内側の蒸れを外へ逃がす構造のレインウェアには、こちらが向きます。

シリコン系は膜を張るタイプで撥水力は出しやすい反面、透湿性を損なう恐れがあります。

蒸れやすいカッパで使うと、雨は弾いても内側が結露して「濡れた」と感じることに。

透湿素材のウェアにスプレーをかけるタイミングと手順は、レインウェアの考え方とほぼ重なります。

ビニールやPVCのシンプルなカッパは、そもそも生地が水を通しません。

この場合、防水スプレーの出番は汚れ防止が中心になります。

撥水が落ちて困る、という悩みは起きにくいタイプです。

素材別の選び分けをもう少し広く知りたいなら、衣類用防水スプレーの種類と生地を傷めない使い方を先に読んでおくと、缶の表示の読み方が分かります。レインハットや折りたたみ傘を一緒にケアするなら、帽子を型崩れさせずにスプレーする手順傘の撥水がどこまで復活するかも判断材料になります。

防水スプレーを使うときの安全上の注意

ここは省略できません。

多くの防水スプレーは可燃性のガスと溶剤を含みます。

火気のそばで使わない。

これは缶の表示に必ず書かれている項目です。

ストーブ、コンロ、タバコの近くでは絶対に噴射しないでください。

吸い込みも避けます。

細かいミストを大量に吸うと、呼吸器に影響が出る事故が実際に報告されているため、屋外か、しっかり換気した場所で作業する。

マスクを着けると安心です。

乳幼児やペットのいる部屋で吹くのも避けてください。

缶の保管にも注意が必要です。

高温になる車内や直射日光の当たる場所に置かない。

使い切っていない缶を捨てる際は、自治体の指示に従ってください。

詳しい注意事項は製品ごとに違うので、最終的には缶に書かれた表示が優先です。

よくある質問

カッパの内側にも防水スプレーをかけるべきですか

基本は表側だけで十分です。

撥水は雨が当たる面で機能します。

内側に吹くと、透湿性を持つカッパでは蒸れの原因になり、肌に触れる面に溶剤が残ることにもなります。

裏に付いてしまった場合は乾かしてから着用してください。

防水スプレーをかければ雨漏りは止まりますか

縫い目や生地の破れから漏れているなら、止まりません。防水スプレーが働くのは表面の撥水までで、穴を塞ぐものではないからです。

縫い目のシームテープが剥がれている場合は補修テープの領域になります。同じ考え方はテントの雨漏りにスプレーが効くかどうかでも整理しているので、判断に迷うときの参考になります。

使い古したカッパでも撥水は戻りますか

表地の撥水だけが落ちている状態なら、洗って乾かしてかけ直すことで改善する見込みがあります。

ただし裏のコーティングが剥がれている、生地が硬化して割れている、といった劣化はスプレーでは戻せません。

裏側を明るい場所で見て、ベタつきや粉吹きが出ていれば買い替えを検討する段階です。

まとめ

カッパの防水スプレーで結果を左右するのは、吹き方より前の工程です。

洗って、完全に乾かして、シワを伸ばして吊るす。

ここまでやってから、距離をとって均一に。

距離も乾燥時間も製品ごとに違うので、缶の表示を読んでから始めてください。

火気厳禁と換気は、どの製品でも共通です。

そして、戻せる範囲を見誤らないこと。表地が水を吸うだけならスプレーで改善しますが、裏の防水層が寿命なら別の手当てが要ります。

素材ごとにスプレーを選び分ける考え方を押さえておくと、レインウェア以外のケアでも判断が早くなります。

かけ直しのサインは、雨粒が丸くならなくなったとき。

日数ではなく、生地を見て決めましょう。

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