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ノースフェイスの防水リュックはどれ?防水と撥水の型

「多少の雨で中身が濡れなければいい」という条件なら、ノースフェイスのBCヒューズボックスは候補に入ります。ただし、水没や長時間の豪雨で中身を確実に守りたいなら、このモデルは想定外です。

理由は単純で、公式の説明が「防水」と言っていないからです。

ノースフェイスの人気モデルを「防水リュック」として紹介する記事は多いのですが、メーカー側の表現をたどると出てくるのは別の言葉でした。

まずそこを確認します。

なんでも防水したい編集部

「なんでも防水したい」は、身の回りのアイテムを 水濡れトラブルから守るアイデアを発信するメディアです。 防水スマホケース、防水バッグ、防水ガジェット、防水スプレーまで、 シーン別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ノースフェイスの防水リュックを探すと最初にぶつかる「撥水」の壁

「ノースフェイス 防水リュック」で検索したとき、まず名前が挙がるのがBCヒューズボックスです。四角い箱型のシルエットで、通勤や通学でよく見かけるモデルですね。

ところが、日本の公式販売元であるゴールドウインの商品説明を読むと、書かれているのは「濡れや汚れに強い」「多少の雨にも対応可能」という表現です。

「防水」「完全防水」とは書かれていません。

スポーツ量販店の商品分類でも、このモデルは撥水として扱われています。

つまり、ノースフェイスというブランドイメージと、BCヒューズボックスというモデルの実際の位置づけの間にはズレがあります。

アウトドアブランドの高強度素材だから雨に強い、というのは事実です。

しかし「雨に強い」と「水を通さない」は別の話。

ここを混同したまま買うと、想定より早く中身が湿ります。

雨でも中が濡れない防水リュックの構造を基準に考えると、BCヒューズボックスは別カテゴリの製品だと分かります。

BCヒューズボックスの仕様をノースフェイス公式の表記で整理

公式で確認できる範囲の仕様をまとめます。耐水圧の数値は公式で確認できていないため、表には入れていません。

項目内容
モデルBCヒューズボックス(NM82250 / NM82255 系)
ブランドTHE NORTH FACE(日本の公式販売はゴールドウイン)
素材1000デニール リサイクルポリエステル+TPEファブリックラミネート
容量30L(BC ヒューズボックス 2)
防水の位置づけ撥水・耐水。完全防水ではない
形状型崩れしにくいボックス形状/大きな開口部
内部取り外し可能なインナーオーガナイザー
PC収納15インチまで対応のパッド付きスリーブ

注目したいのは1000デニールという生地の太さです。デニールは糸の太さを示す単位で、数字が大きいほど厚く丈夫になります。

一般的なデイパックの生地より明確に厚手で、そこにTPEファブリックラミネートを施しています。

ラミネートとは生地の表面や裏面にフィルム状の層を貼る加工のこと。

これによって水が生地に染み込みにくくなります。

撥水と防水はどこが違うのか

撥水は、生地の表面で水を玉状にしてはじく性質です。かかった水がそのまま滑り落ちるので、短時間なら中身に届きません。

一方で防水は、水圧がかかった状態でも水を通さないことを指します。

ここに決定的な差があります。

撥水加工された生地でも、雨が長時間当たり続けて表面が水を保持しはじめると、水は生地の織り目を通り抜けていきます。

加工は摩擦や汚れで少しずつ落ちるため、使い込むほどはじく力は弱まる。

これは素材の性質上どうしても起きることです。

さらに、生地がどれだけ優秀でも浸水経路は残ります。BCヒューズボックスの大きな特徴である大開口部のジッパーは、防水ジッパーではありません。

縫い目も同じで、糸を通した穴はそのまま水の通り道になります。

本格的な防水バッグが口をロールして巻き込む構造や溶着シームを採用しているのは、この2か所を潰すためです。

完全防水と撥水の違いから選ぶ防水バッグの考え方を押さえておくと、カタログの言葉づかいの差に気づけるようになります。

ノースフェイスのリュックが向く場面、向かない場面

仕様から向き不向きを整理します。

まず向いているのは、通勤・通学のような「屋外にいる時間が数十分単位」の使い方です。

1000デニールの生地とラミネート加工があれば、駅までの雨や急な通り雨でPCや書類が濡れる心配はかなり減ります。

15インチまでのパッド付きスリーブと型崩れしにくいボックス形状も、この用途と相性がいい組み合わせです。

向かないのは、水が長く当たり続ける場面と、水没する可能性がある場面。

具体的には、豪雨の中を1時間以上歩く、ゲリラ豪雨のなか自転車で移動する、川や海のアクティビティで使う、といったケースです。

公式の表現が「多少の雨にも対応可能」で止まっているのは、そこまでを保証していないという意味に読むのが正確でしょう。

もうひとつ注意したいのが、リュックの背面と底面です。

地面に置けば底から水を吸い、雨の日は背中側にも水が流れ込みます。

生地の撥水性だけでカバーできる範囲は限られています。

ノースフェイスのリュックで水没対策まで求めるなら

いま持っているBCヒューズボックスを雨の日にもっと安心して使いたい、という場合は外側と内側の二段構えが現実的です。

外側は風で飛ばない固定方法を備えた防水リュックカバーを被せる方法。

ジッパーや縫い目に雨が直接当たらなくなるので、浸水経路をまとめて塞げます。

30Lという容量に合うサイズを選ぶこと、そして風で外れない固定方式かどうかを確認するのがポイントです。

内側は、濡らしたくないものだけを個別に守る考え方です。

PCや財布、スマホを防水性のあるインナーケースに入れておけば、多少水が回っても中身は無事。

プールと海で必要な等級が違う防水ポーチの選び方を参考に、用途に見合ったものを選んでください。

最初から水没前提の道具が欲しいなら、リュック自体を変えるほうが確実です。

ロールトップ式のモンベルのドライバッグの容量選びのように、口の閉じ方から防水を設計している製品が別に存在します。

ノースフェイスのリュックを普段用に使い、水辺のときだけ専用バッグに切り替える、という使い分けが素直な答えになります。

よくある質問

BCヒューズボックスは雨の日に使えますか

公式の表現は「多少の雨にも対応可能」です。

短時間の雨や通り雨であれば中身を守れる想定ですが、長時間の降雨や豪雨は対象外と考えてください。

ジッパーは防水仕様ではないため、水が当たり続ける状況ではその部分から染みてきます。

防水スプレーをかければ防水リュックになりますか

なりません。

防水スプレーは表面の撥水性を回復・強化するものであり、縫い目やジッパーからの浸水は防げません。

使い込んで水をはじきにくくなった生地の性能を戻す用途としては有効です。

ただし「撥水を足す」だけで、防水に格上げされるわけではないと理解しておいてください。

ノースフェイスに完全防水のリュックはありますか

この記事では公式サイトで防水を明記したモデルを確認できていないため、断定を避けます。

カタログや商品ページで「撥水」「濡れや汚れに強い」となっているモデルは、完全防水ではないと読むのが安全です。

取扱いや展開は店舗によって異なりますので、購入前に商品ページの素材と防水表記を確認してください。

まとめ

ノースフェイスの代表的なリュックであるBCヒューズボックスは、1000デニールのリサイクルポリエステルにTPEファブリックラミネートを施した高強度素材を使っています。

ただし公式の位置づけは撥水・耐水で、完全防水ではありません。通勤通学の雨には十分な備えですが、水没や長時間の豪雨は想定されていない、という線引きになります。

指名検索でここまで来た人が本当に知りたかったのは、たぶん「自分の雨の使い方でこれが足りるか」だったはずです。屋外にいるのが数十分で、PCと書類を守りたいだけなら足ります。

それ以上を求めるなら、レインカバーと防水インナーを足すか、口の構造から防水設計されたバッグを別に用意する。この判断を先にしておくと、雨の日に慌てずに済みます。

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